2011年4月12日

舞妓さん(其ノ二)


こんにちは。受付の石田です女性
先日、京都御苑の中にある「拾翆亭」という茶室で、お茶会がありました。

お茶会といっても、親子がメインでお花見も兼ねたアットホームな会です。
今回、裏方のお手伝いとして参加させていただきました。
でも場所はなんとも風流・・・。
ここは五摂家の一つ、九条家が使用していた茶室で、
いわゆる「お公家さん」の邸宅(離れ)。九条家で現存する唯一の建物です。
(一般公開されています。予約制で利用も可。)
建物は数寄屋風書院造り

広間前面には池。

一句詠みたくなるような空間でした・・・。
さらにこの空間に華をそえてくださったのが舞妓さん。

先斗町の朋ゆき(ともゆき)さんです。
この季節なので、かんざしはきっと「桜」だわ、と予想していたら、
大きな「蝶」でした。すてき。
1月に上七軒の「市桃さん」をご紹介いただきましたが、
その時とはまた雰囲気の異なる方で、
「The 舞妓」
という感じの現代風舞妓さんでした。きれいな方です。
朋ゆきさんの丸卓点前

京舞(祇園小唄)

↑「さすが・・・」と酔ってしまいそうな帯の柄。
今回、我が家の娘はお運びさんとしてお手伝い・・・

朋ゆきさん、3年目とはいえお茶の先生の前でのお点前に
「緊張した」とおっしゃっていました。
お茶会が終わって外に出ると、桜が満開・・・
緊張がほぐれたのか、普通の女の子の表情に戻って、笑顔がはじけてました☆

かわいいです。

↑桜の前だと、本当に頭に大きな蝶がとまっているように見えました。
最近街中ですれ違う人に、
「どうせニセモノよ」と
「よくニセ舞妓に間違われます」と苦笑いされてました。
現在、祇園甲部や宮川町の花街では、
それぞれ「都をどり」「京おどり」が開催されています。
芸舞妓さん総出の舞踊会です。
上七軒の「北野をどり」は先日終了しました。
朋ゆきさんの先斗町「鴨川をどり」は一番開催が遅く、5月です。
「鴨川をどり」 5月1〜24日 京都三条大橋畔「先斗町歌舞練場」

↑5月なのでかんざしは桜ではなく「藤」。前列中央が朋ゆきさん。
・・・今回、一緒に来られていた先斗町の芸妓さんが
こんなことをおっしゃっていました。
「京都は観光の街。それを盛り立てるために、うちらを応援してくれはる方が
昔は大勢いはりました。そやけど、景気の低迷や自粛ムードでは
すぐに見離されます・・・」
現在、花街の舞妓さんはほとんどが他府県出身の方なのだそうです。
(朋ゆきさんも関東ご出身)
先斗町では、岩手や宮城ご出身の舞妓さんもいて、
今回の震災後もインタビューを受けたそうです。
(幸いにも全員ご実家は無事)
京都の観光について、もっと京都の人間が真剣に考えなければいけないのかな・・・
ということも少し考えさせられたのでした・・・。
by yumiko