2014年7月30日

舞妓さん (其ノ十七)


こんにちは。受付の石田です女性
暑中お見舞い申し上げます。
京都の夏、本番ですね。
今年2月に上七軒で行われた節分の行事
偶然お見かけした仕込みさん(右の青い着物の方) 

(↑仮装している左の方は芸妓、市桃さんです)
この時の初々しい仕込みさん、
なんとすでに5月に舞妓デビューされたそうで、
幸運にも先日お会いする機会をいただきました。
市桃さんと同じ屋形、上七軒の新人舞妓さん、
市多佳(いちたか)さんです☆

愛称「たか」ちゃん。
ご出身の高山市(岐阜県)からとったお名前なのだそう。
素朴な可愛らしさと落ち着いた賢そうな雰囲気を合わせもつ
すでに魅力的な舞妓さんでした。
(市桃さんと雰囲気が似てらっしゃるような・・)
この日市多佳さんをご紹介してくださったのは
同じく上七軒の芸妓さん、梅智賀(うめちか)さん。

梅智賀さんは私のお茶の先生の御贔屓の芸妓さん。
とても素敵な方で、
厳しい花街で経験を積まれた方ならではの凛とした美しさや流れるような所作、
身にしみついていらっしゃるおもてなしの精神、
目の当たりにすると感動さえしてしまいます。さすがです。
今年「京・花街の文化」は京都市の無形文化財に選定されました。
舞妓さんは店出し(デビュー)するまでの仕込みさん時代に
芸事以外にもおもてなし精神に基づく様々な所作を厳しくしつけられます。
この厳しい躾は、なかなか現代家庭で真似できるものではありません。
でもこのおもてなしの心からにじみ出る美しさは日本が誇る美しさ。
伝統芸能も含め厳しくも美しい文化を厳粛に守っておられる芸妓さんと舞妓さん。
お二人を見ているとつくづく守られるべき文化だと思うのです。
梅智賀さんと市多佳さん、特別共演☆

地方、梅智賀さんの唄と三味線が見事でした。

市多佳さんは初々しく、梅智賀さんははんなり艶やかに。
この時期にしかみられない芸舞妓さんの浴衣姿での日舞が涼しげでした。
さて、7月の舞妓さんのかんざしは「うちわ」です。
市多佳さんのうちわには金魚☆

そしてやっぱり見てしまう新人舞妓さんの髪型
「割れしのぶ」

中央の鹿の子留めが豪華。
後ろ姿もかわいいです。
でもこの髪型、すべて地毛。
専門の髪結師さんに結っていただいておられますが
この形が長時間崩れないようきれいに保たせるため
日常生活ではかなり気を使っているそうです。

横になった時に髪が崩れないための専用高枕

そして常に持ち歩いている特別な形の櫛、
見せていただきました。

これからもさらに素敵なレディに成長していく姿を
ずっと見守っていきたい、とつい「親心」を芽生えさせる
素直で可愛らしい「たか」ちゃんでした☆
梅智賀さん、市多佳さん共に今後のご活躍を応援、期待しております。
そういえば周防監督の新作映画「舞妓はレディ」
いよいよ9月公開ですね。

かなりコメディタッチなので少々違和感ありますが・・
個人的な心境としてはタイムリーです。
by yumiko