京都特有の間口よりも奥行きが長い敷地。以前は西陣の帯のデザイン工場として使われていた建物がありました。
左右の家に挟まれているため日中でも電気をつけなければ暗いというのがお悩みでした。「明るい家に住みたい」そこが設計のポイントでした。
大人ばかりの家族構成のためプライバシーを守りながらも仲良く寄り添って暮らす間取り。冬は家の中に暖差のないのびのびした暮らしができるように・・・。何度も弊社の見学会にお越しいただき住まい講座にもご参加くださったご主人様の決め手は「石田さんの暖かくて優しい木の家が好き」でした。たくさんの思いを傾聴させていただきながら完成させていただきました。
竣工年 | H28年8月 |
---|---|
竣工時の家族構成 | 夫婦+娘様1人 |
構造 | 土台,通柱,管柱 無垢檜 |
断熱材 | 壁,天井:ウレタン / 床:フェノールフォーム |
屋根 | ガルバリウム鋼板 |
仕上材 | 壁:ホタテ貝塗料 天井:ホタテ貝塗,杉板貼 床:杉板 |
C値 | 0.98㎠/㎡ |
玄関アプローチ 建て替える前の家の庭にあった鞍馬石と飛び石。アクセントに使って思い出を残します。
玄関からの優しく視線をさえぎるたて格子。床に無垢杉板。天井にも一面杉の板張りで木の家の印象が高まります。
リビングから南の小さな和空間を臨みます。
リビングに集まる家族の多くのモノを集合して収納するリビング収納。こちらも無垢の杉板づくり。
2箇所の吹き抜けを配したリビングには大量の光のシャワーがふりそそぎます。
小屋裏部屋窓から吹き抜けをのぞく。1階のリビングが見えます。
リビングからダイニングスペースとキッチンで働く家族の様子がうかがえます。
リビングの上の吹き抜け。2階のホールから下を見ると・・・。
セミクローズドキッチン。奥まったところで落ち着いて料理をしたいという奥様のお気に入りの場所。
天窓からの光のシャワーが1階の広いLDKを万遍に照らします。
ダイニングから、リビングそして和空間までの視線が届き家族の日常のつながりがうかがえます。
2階ホール。ワークスペースカウンターでは曇った日でも照明なしで雑誌を読むくつろぎのひとときを楽しめます。
2階ワークスペースカウンターは多目的に使えてとても便利です。
洗面所には家族の着替えやリネンがたっぷり収納できるスペースを。室内干ししたものはすぐに収納できます。
和室の隅に杉板を床の間のように張りお気に入りの小物を置いて楽しむ場所に。
2階ホールの手すりデザインカット部分から・・・。