2018年5月9日

庭のカタツムリとマグカップ

こんにちは。石田工務店の重村です。

皆様、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたでしょうか。

私は、家でのんびりゆっくりと過ごしました。
気持ちの良い季節になり、庭で過ごすことが楽しくて仕方ありません。
家族と団らんの時間を持ち、有意義な家生活を送れました。

一昨日の朝、うちの庭にカタツムリがいました。

今週末に完成見学会を行うモデルハウス
『マザーハウス紫野の家』の野菜も大きくなってきたようです。
まだご覧いただいていない…という方は、是非お立ち寄りください。

マザーハウス紫野をご見学いただいた皆様は、
モデルハウスの間口が狭いことより、
開放感がありとても広々感じることに驚かれます!!

また、たくさんの食器が並んでいますが、
そのほとんどが、石田社長が直々に買い付けたものだったりします。

事務所で私が使っているこのマグカップ

実は同じものがモデルハウスにもあります。

見どころがたくさんな『マザーハウス紫野の家』ですが、
こんなところにも着目してみてくださいね。

ちなみに、このマグカップは、
石田社長からのホワイトデーのプレゼントでした。

2018年4月23日

マグネット式 キッチン整理器具

モデルハウス『マザーハウス紫野』のキッチンまわりには
磁石が付く金属パネルが貼られている。

壁の白いところがそのパネル。
そこに、マグネット式キッチン整理器具が10個取り付けられている。


ちなみに磁石の力はすこぶる強い。
使い勝手を考えて取り付け位置を調整していき、
現在の場所に落ち着いた。

マグネット式なので今後も移動が可能だ。
キッチンをつくる上で収納計画は大変重要である。
このマグネット収納はオープン収納として
その役割をしっかりとはたしている。

ちなみに木の食器棚、流しの上のステンレス棚2枚、
手元照明器具は固定しているので動かせません。
もちろんレンジフード(換気扇)も動かせません(笑)

2018年3月31日

春爛漫

春爛漫とても気持ちのよい季節がやってきましたね。
先日家族と滋賀県高島市マキノ高原のメタセコイア並木を見に行ってきました。

マキノピックランドを縦貫する県道には、延長約2.4kmにわたりメタセコイアが約500本植えられ、マキノ高原へのアプローチ道として高原らしい景観を形成しています。
この並木は、昭和56年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりだそうです。
メタセコイアは、中国原産、スギ科メタセコイア属の落葉高木で、和名はアケボノスギ。
最大樹高が115mにも及ぶといわれるセコイアにその姿が似ていることから、メタ(変形した)セコイアと名づけられています。
春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と四季折々に見せる美しい景観は、遠景となる野坂山地の山々とも調和し訪れる人々を魅了するとのこと。
雪が積もった時の様子が韓国ドラマの冬のソナタの一場面に出てくる冬の景色に似ていることから一気に人気が出たとも聞きました。

ここから奥琵琶湖を回り近江八幡のラ・コリーナにも寄って帰ってきました。
遠方まで出かけてたくさん感動して帰ってきましたが・・・
一夜明けてわが家の近くの賀茂川に散歩に出かけると、こちらも桜が咲き誇り素晴らしい景色となっていました。

ほとんど満開でした。ひとつひとつの花たちが精一杯咲いているのを観ていると優しい気持ちになります。
咲いてくれてありがとう・・・とつぶやきました。

hiroko.hiura

2018年3月22日

ほどほどの暮らし

何年か前にTV放送で俵屋旅館の特集をしていた。
その時の感動が忘れられず、その後すぐにインターネットで俵屋さんのことをいろいろ調べた。
そのときにこの本を知った。
残念ながらそのときも売られているものは既になく、売っていたとしても2倍から3倍の値段に。
そこですぐさま京都市の図書館で蔵書を調べた。あった!! 早速インターネットで予約して借りた。

分厚く重い本をワクワクしながら開いたのを覚えている。
泊まってみたいなと思い宿泊料金も調べみた・・・・いつかはきっとと思った。
今回、工務店勉強会で取り上げられると聞いて再度図書館で・・・


何度この本を手によっても目とこころの深いところで惹きつけられる・・・。
佐藤年さんという女将の思いの全てがこめられている。
語られる文章にも共感することが多かった。


四季のある日本。
四季があるからこそ、この宿に泊まる人々にその時々の一瞬を最高に楽しんでいただくためのおもてなしがある
部屋からの景色や調度品など設えひとつひとつからもその気持ちが伝わってくる。
また、宿泊客に出される食事の食材や盛り付けにも心が配られている。そしてその場所を美しくここちよく過ごしていただくための行き届いた手入れと掃除。
「多くの人々に長く深く愛されて当然」そう思う。

本のなかに・・「ほどほど」と題したエッセーがある。
「夕暮れ時、低い日差しの陽光が少々もの憂げにたゆたっていたと思うのも束の間で・・・」という書き出しで始まる。「少しこじつけがましい話になるが、最近食するものが妙に美味で濃厚なものが多いと、食材そのものを含めて思うことが多い。果物や野菜等も、より濃密なものへと変身していく。勿論それはそれで結構楽しませて貰っているのだが・・・」~中略~「毎日飽きずに頂けるものは自然で淡白なものだと思う。食物に限らず何事も過ぎることは如何なものなのだろう。もてなしも家の造り様も過ぎれば暑苦しい。人への心遣いも見えてしまえば野暮だし、少し足りないと見えるものの方が、見え過ぎるよりは程よい具合でゆったりと心地良いように思える。秋の夜には灯りも明る過ぎるより、やわらかく包み込むような光が玄妙な趣を殊更にする。何事もほどほどが坐り心地がよい気がする。」

11代目当主女将の佐藤年さんの言葉です。
何という説得力のある粋な深みのある洞察だろう・・・。
「ほどほど」心に染み入りました・・・・。
住む人が、わが家に訪れる人へのおもてなしを喜べるような住まいづくりを続けていきたいものです。

hiroko.hiura

2018年3月10日

マザーハウスモデル紫野の家OB施主様見学会

本日は快晴なり!今日はマザーハウスモデル紫野の家でOB施主様ご招待の見学会でした。

そら窓から青い空。

ご来場いただきました皆様ありがとうございました。
長岡京市からS様もおいでくださいました。
今思えば12年前にお建てした夫婦ふたり暮らしの家第1号。
こんな暮らしができます!とプレゼンした日が昨日のようです。
今もその暮らし方がお気に入りで別々の趣味を持ちつつ仲良く暮らしているとお話くださいました。‥嬉しい。
パッチワークの先生をされている奥様から素敵なプレゼントをいただきました。

額は菜の花とつくしんぼで春らしくモデルハウスの雰囲気にぴったりです。
早速、杉板の造作収納棚に飾らせていただきました。

家づくりは住まい方の提案。住む方の関係性にも深く関わること。
これからもこんな家づくり続けていきます。ありがとうございました。

2018年2月19日

はるばる京都へ

こんにちは、日浦です。
あっという間に2月も半ば過ぎ・・・寒さはまだ続いていますが陽ざしには少し春を感じている京都です。
そんな京都に先日、工務店勉強会らしさネクストの皆様がマザーハウスを視察においでくださいました。私たちも今までたくさんのモデルハウスや建築現場などを見せていただく機会を多くいただいています。今回はマザーハウスをプロの目で見ていただきご意見ご感想をいただけるという、またとないチャンスをいただきました。

皆さんことのほかくつろがれ2時間近くもおられました。
工務店のありかたからお客様目線の話など尽きぬ話となりました。これからのマザーハウスモデルの考え方にはとても共感くださり嬉しく思いました。

その後は京都散策にお供しました。
マザーハウスモデルのすぐ近く大徳寺の中を散策しバスで銀閣寺へ
哲学の道を南禅寺あたりまで歩きました。

途中法然院により、社長の住まい講座の話のなかで登場する谷崎潤一郎のお墓に全員でお参りしました。その著書である陰影礼賛は、私たち建築に係るものたちには一度は手にとって読みたい本かもしれません。

若王子では有名な建築家横内敏人先生の事務所にお邪魔させていただきました。素敵なアトリエでお茶をいただいたことは今回のこの会のスペシャルサプライズとなりました。下の写真は横内先生がお建てになった若王子のゲストハウスの写真です。静かな佇まいに引き込まれそうでした。


詳しくはこちら→ http://www.yokouchi-t.com/portfolio_details.php?id=122

代表の佐藤先生そして関西関東の素敵な工務店仲間の方々には感謝感謝です。

hiroko.hiura

2018年1月19日

mother house モデルハウス 東舟岡町の家~暮らし設計(9)~

外観について

円熟夫婦のための住まいですので、落ち着いた外観になっています。
外壁はお寺の壁をイメージした横縞模様。
玄関の床タイルは石目の灰茶色。
畑を囲む木の塀は黒塗り仕上の黒灰色。
鮮やかな色は一切使っていません。
地味な感じにしたのは玄関横に植えられた花と南庭の畑の緑が彩りを添え、お互いに引き立て合うと思ったからです。
京都の住まいらしくなればという思いもあります。
木の塀の隙間から見えるのは、檜の濡れ縁と鞍馬石の靴脱ぎです。
ここに越し掛け、畑で育っていく野菜たちをぼーっと眺める。
そんな時間の使い方もそろそろいいんじゃないでしょうか。
夏には濡れ縁の外に吊るしたすだれが建物に影を付けます。
夜には障子を通して漏れる照明の光がほのかに畑を照らします。
その柔らかな明かりの中で南の空に浮かぶ満月をゆっくりと眺める。
そんな楽しみ方ができる住まいになりました。

2018年1月12日

mother house モデルハウス 東舟岡町の家~暮らし設計(8)~

フルオーダーキッチンについて

狭い意味でキッチンは料理をつくるところです。
料理をつくる上で一番大事なことは料理をつくりやすいことかどうかではないでしょうか。
料理をつくりやすいかどうかは、キッチンが料理をつくりやすい状態になっているかどうかで決まります。
具体的に言うと流れるように料理が作れること。
食材を取り出し、洗い、切り分け、調味料を加え、混ぜ合わせたり、加熱して皿に盛る。
おいしく食べた後は、洗い物をして皿や調理器具を元に戻しゴミを捨てる。
この一連の流れがよどみなく出来るキッチンがベストなキッチンではないでしょうか。
すなわち、余計な手間や動きが必要ないキッチンであること。
すぐに物が取れる。かがんだり背伸びしなくてよい。少ない歩数で作業ができる。共同作業がしやすい。掃除が楽、などなど。そんなキッチンならおいしい料理をつくれるし、おいしい料理をつくろうという気持ちにもなります。

より広くとらえるとキッチンは最も大事な交流の場です。
キッチンはダイニングと一体となって会話にあふれ、笑顔の花が咲くところです。みんなが一つになるところ。
住まいの中で一番大切なキッチンとダイニングを私たちは大事に大事に作り上げていきたいと思っています。
フルオーダーキッチンを組み込むだけでは、完成されたキッチンにはなりません。キッチンダイニング、そしてその隣のリビング、そのひとつひとつに命を吹き込むことで、住まいがなくてはならない家族のような存在になるのだと思います。

2018年1月10日

戌年に思う

あけましておめでとうございます。 日浦です。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

年賀のご挨拶をスマートフォンで作成してみました。

実は昨年の年末にスマホの状態が悪くなりiphoneXに機種を変更しました。
こんなことも簡単にできちゃいます。写真は愛犬たちです。
写真の鮮明さには驚かされています。
あんまり技術がなくても遠近がくっきり分かる素晴らしい写真も撮れます。
普通に楽しむならカメラも必要性が薄くなってくるような気がします・・・。

様々なものが進化し私たちの置かれた環境も変わっていきます。
「温故知新」私の好きな言葉です。
前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。
新しくなっていくものを楽しみ取り入れながらも、古くから大切にしてきた日本そして京都の文化にもこころと目を向けながら、
今年もお仕事をさせていただきたいと思っています。

今年は、社長渾身の力を注いだモデルハウスが完成お披露目するのと、
昨年からお話を進めていた大型のリノベーション現場はじまります。
スタッフ一同力を合わせて今年もがんばっていきます。
何卒よろしくお願いいたします。

2018年1月9日

mother house モデルハウス 東舟岡町の家~暮らし設計(7)~

交通事故死より多い家庭内の事故死

日本で、交通事故で亡くなった人の数は、1995年には約1万5千人だったのが、年々減少し、2012年には、半分以下の約6千人となりました。それに対して、火災や転倒など家庭内での何らかの事故で亡くなった人は1995年には1万人強だったのが、2012年には約1万5千人に達しています。交通事故で亡くなる人の数より、家庭内の事故で亡くなる人の数の方がはるかに多くなっています。

最も死亡リスクの大きい季節は「冬」

「家のつくりやうは夏をむねとすべし」。「徒然草」でそう書き残した兼好法師の教えは今も通用するのでしょうか。
昨今、日本の夏は過酷で、夏になると「熱中症で搬送された」という報道が目立ちます。総務省消防庁の「平成29年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」によると、熱中症で救急搬送された人は全国で5万2984人で、救急搬送された人のうち熱中症が原因で亡くなった人は48人でした。
明治時代までは、新鮮な食材が調達しにくく、食が原因で命を落とす人が多いことから、1年のうちで最も死亡者数が多いのは夏でしたが、現在、最も死亡者数が多いのは冬。
平成28年では12月が最多、ついで1月で、最も少ない月は6月でした(厚生労働省人口動態統計より)。

さらに、住宅内での死亡者数を疾患別で見てみると、心疾患や脳血管疾患など循環器疾患で亡くなる方が、悪性新生物(ガン)よりも多いことが分かります。循環器疾患が発生する主な要因となるのは、高血圧。特に被害が集中しているのが65歳以上の高齢者です。
これからますます高齢化が進み、2025年には65歳以上の人口が総人口の3割以上となると言われます。
イギリスの住宅の健康・安全性評価システム(HHSRS)の報告では「室温が16℃以下では高齢者に関しては呼吸器疾患や血管疾患などの大きな健康リスクがあり、10℃以下では心臓発作、脳卒中などの心血管疾患による冬季の死亡率が50%上昇する。年齢別に室温と血圧の関係を調べたところ、高齢者ほど室温低下によって血圧上昇を起こしやすいことがわかってきた」としています。

住宅内の「温度差」こそ要注意

大きな「温度差」を急激な血圧変動をもたらし、血管へのダメージを大きくするのが「ヒートショック」です。
冬の寒い晩、暖かい寝具の中から起き出し、冷えた室内や廊下を歩き、トイレで用を足す間の温度差は、20℃近くになることがあります。トイレで立ちくらみを覚えたり、ひどい時には意識を失ってしまうこともあります。暖かいリビングから移動し、洗面室で洋服を脱ぎ、浴室に入って冷たいタイルに触れると、温度差は10℃以上になることもあります。その結果、ヒートショックなどにより意識を失い、溺死など風呂場で起きる事故が後を絶ちません。

平成29年1月に消費者庁が発表した「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください」によると、家庭の浴槽での溺死者数は11年間で約1.7倍になり、平成27年に4804人となりました。このうち約9割を65歳以上の高齢者が占めています。
これらは、救急車の到着時点で風呂場で亡くなった人の数字なので、風呂場で倒れて搬送された後に亡くなった人を含めるとさらに増えると思われます。死亡を免れたとしても、脳血管疾患等による後遺症で介護が必要となる場合もあります。
寒冷地では、寒冷地仕様の建築工法や建材で住宅が作られていますが、比較的温暖な地域の方が住宅の寒さ対策が遅れていることが多く、実は健康面でのリスクが高くなります。今は「冬の家のつくりよう」が問われているのです。

住宅の断熱性と気密性の向上が鍵

低温や温度差の観点から健康面へのリスクがある住宅は、断熱と気密に問題があります。
住まいの断熱性が低いと、寒い季節には結露が起きやすくなります。結露が原因で木が腐る、鉄がさびるなど家が傷み、弱くなりますし、カビが発生したりダニが増えたりして、アレルギー疾患を持つ人には酷な環境になります。
住まいの断熱化は重要なのですが、日本ではなかなか進んでいません。しかし、ここまで冬に健康を害するアクシデントが多いことを考えれば、寒さを解消し、健康的な住空間にすることは必ずすべきなのです。
住宅の断熱性を上げると、外気の影響を受けにくくなり、暖房している部屋としていない部屋の温度ムラが小さくなります。さらに、暖房をつけた後に早く暖房効果が現れるだけでなく、暖房を消した後の温度低下を小さくする効果もあるので、光熱費を節約できます。また、断熱施工と適切な換気システムを活用すると結露しにくく、カビやダニの発生も抑えることができます。
また、断熱性能と同じくらい住宅の気密性能は大切です。気密性能が高まると、すき間風が入りにくくなり、冬場足元が寒いなどの現象がなくなります。

住まいの温度の観点から住み替えを

まずは、住まい選びの時に、間取りやデザイン、収納だけでなく、冬の低温や温度差をどう防ぐ家かという観点を忘れてはいけません。QOL(生活の質)の向上のために、新築の際には断熱や気密のことを一度考えてみてください。
マザーハウスでは25年間ずっと高気密・高断熱住宅をつくり続けてきました。
最新の東舟岡町の家ももうすぐ完成。2月に完成見学会を開きます。

※参考文献「あたらしい家づくりの教科書」(新建新聞社)/「HEAT20設計ガイドブック」(建築技術)/すこやかに住まう すこやかに生きる(慶応義塾大学出版会)/岩前篤(近畿大学建築学部長 教授)住まいのガイドブックあんじゅ