2018年10月11日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.2

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.2- キッチンはI型か、2列型か、L型か・・どれが良いのか

これもよく受ける質問です。
キッチンスペースは4帖から6帖で設計することが多いのですが
その中に冷蔵庫や食器棚等を置くとなると(シリーズNo.1参照)
限られた空間内での設計になってきます。

結論を言うと、
私がおすすめするのはI型もしくは2列型です。

L型はどうしても角の部分が使いにくいスペースとなり
空間を有効利用しているとは言えません。
ただ、I型にしても2列型にしても
おすすめする前提条件があります。
I型は長さが3Mを越えると横移動が長くなり
使い勝手が悪くなります。
長さは3Mまでにすると良いでしょう。

2列型は近年好まれる型ですが
2列にシンクと調理器が分かれているタイプは
おすすめしません。
なぜなら、
洗った食材を調理器に運ぶ時に
通路部分を通過し、通路に水分が落ちるからです。

シンク、調理器が横一列タイプならば
食材は横移動し、通路に水分が落ちることはありません。

2列型で私がおすすめするのは、
1列に配膳スペースと
エレクトリックタワー(電気調理器設置スペース)を
設けるキッチンデザインです。

シンクが
ダイニングに向いているのか壁に向いているのかは
家族構成や使う人の好みで決めていいと思います。
ただただ流行りだからということで
大切なキッチンの配置を決めるべきではありません。

2018年9月27日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.1

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.1- 冷蔵庫の位置と食器棚の位置

食や料理を楽しむにはまず使いやすいキッチンづくりが大切になります。
最初に、キッチンには欠かせない
冷蔵庫と食器棚について考えてみたいと思います。

よく話題にのぼるのが
冷蔵庫の位置と食器棚の位置について。
どこに置いたら使いやすいかという質問です。

冷蔵庫はシンク(流し)にできるだけ近いところが
望ましいでしょう。
冷蔵庫から取り出した食材は
シンクやシンク周辺に置きます。

調味料や粉ものはシンクと調理器の間のスペースで使うので
冷蔵庫がシンクの横または向かいにあると
調味料などは置きやすく、作業効率が良くなります。

この冷蔵庫の位置はキッチンの端になりますので
飲み物を取りたい家族にとっても
良い位置になります。

一方、食器棚について。
器を使う場所は冷蔵庫に比べ、より分散します。
一番使うのは調理器の周辺で、
調理器とシンクの間のスペースでも使用するので
食器棚を置く場所は
調理器の横か、その向かいが良いということになります。

ただコップを置く場所は冷蔵庫近くが良いでしょう。
コップやよく使う食器はシンクに向かって正面の壁にあると
便利でしょう。

日頃どこで何を使っているかを考えていくと
最良の位置が分かり、
それに合わせて収納をデザインしていくことができます。

2018年7月4日

夏真っ盛り

茅の輪をくぐりぬけ、夏も真っ盛りとなってきました。


3月の家庭菜園

マザーハウス紫野(モデルハウス)にはすだれもつるされました。

南庭の菜園を始めた3月から3ヵ月経ち、今は写真の通りゴーヤとミニトマトですごいことになっています。まるでジャングルのよう。


7月の家庭菜園

植物は日毎に成長していきます。菜園はその実験場、実体感場のようです。これからどんどんと生っていくであろうミニトマトやゴーヤやきゅうりたち。しっかりと実をつけてくださいね。

マザーハウス2Fのキッチンで料理して、どんな味になるのか楽しみです。

2018年6月26日

地震

先日の高槻を震源とする地震の後すぐに
3年半前に新築をした向日市のG様からメールを頂きました。
以下の内容でした。名前はイニシャルに変えています。

石田様 皆さま

前略
先日の地震には驚きました。
家は少し振動しましたが、傷一つ残らず完全に元のままです。
雨漏りもしていません。外壁のクラック等も見当たりません。
揺れの時には、きしみ音が全くなく、以前住んでいた木造家屋の大揺れもありませんでした。
鉄筋家屋の揺れのように静かに揺れていました。基礎の強さとモノコックの壁構造が効いていたように思います。
揺れの方向が西から東にかけてであったこともさいわいしたかもしれません。この方向には大壁が何枚もありますから。
加えて屋根の軽さも揺れに対しては有利な条件だと感じました。

以上ご報告まで

家内も基礎の強さが感じられると申しておりました。
強い家を建てていただきありがとうございました。

S.G

さまざまな分析からの感想であり、たいへん参考になるメールでした。
G様ありがとうございました。
いつ起こるともわからない地震、
それに備えて、耐久性・安全性ある木造住宅を創り続けていきます。

2018年6月13日

日本の原風景

先日、建築の勉強会の皆さんと美山に行ってきました。
会社から車で1時間ち少しで到着しました。

手前に写っているのが主催の先生です。

みんなで美山のかやぶきの里をそぞろ歩き。

屋根は茅葺です。

屋根の材料は川の対岸のこの茅場で育ちます。

道を歩く地元のおばあさん。

民家の2階内部の様子。

花が咲き乱れます。

お地蔵さんが家々を守っているかのようです。

近くのリゾート宿泊所に立ち寄りました。

そこにはこんな形の建物がありました。
屋根から木が伸びています。何の建物かというと…

それはにわとり小屋でした。街中にはないのどかさに包まれていました。

2018年5月30日

OB様交流会(食事会)

5月19日土曜日、夕方からOB様の交流会(食事会)を
新しいモデルハウス(マザーハウス紫野)で開催させていただきました。

前日から準備を始め、当日昼にマザー紫野の南庭の家庭菜園で
スナップエンドウと菊菜を摘み取ります。

食事に出す大半の野菜をこの食材でまかないました。

調理人は私、石田泰久。
住まいの中心「食」を最高に楽しめるようコーディネイト、設計した空間の中で
料理作りが進んでいきます。

お客様を迎える前のデモンストレーションで写真をパチリ。
本番もこんな感じでしょうか。

いよいよ仕上げ。作業に熱がこもります。

いっぱい取れた野菜を選り分けます。

ちなみに1階はこんな感じでお客様はここをご覧いただいてから2階のダイニングへ。

いらっしゃいませ。

3組のご家族がいらっしゃいました。

夜がふける迄、話に花が咲きました。皆様ありがとうございました。

今週末、6月2日、3日の土日、マザーハウス紫野の見学会を致します。
予約なしでご覧いただけますので、お待ちしております。

2018年4月23日

家庭菜園 ー小さなこどもー


スナップエンドウの花が咲いて1週間。
枝に絹さやのこどもができてきた。

小さくてかわいい。
少し美味しそうな気もするが
スナップエンドウになるまでもう少しがまんがまん。

気温が高くなってきたので
野菜の成長も早まってきている。

2018年4月9日

衣・食・住

この3文字は何故「衣」から始まるのか。
私は30歳くらいからこの順番に疑問を持っていた。
建築に携わる私の視点からは
どうしても食べることや住むことの方が
「衣」より重要なことなのではないかと。

最近になって「衣」は
着飾ることやファッションを指すことでなないということ知った。

それは生まれたばかりの赤ん坊を想像してみると分かるという。
当然のことながら、
生まれたばかりの赤ん坊は丸裸で生まれてくる。
すぐに体温調節のため体にまとう産着、つまり「衣」が必要になる。
その次にお腹がすくので口に入れる食べ物、
その後に自分を守る住の空間だということらしい。
なるほど・・という感じだ。

ところで先日、京都銀行の応接室に居る時に
たまたま目の前に広辞苑(最新版)があり、
「い」を引いてみた。
そこには「ねること、ねむり」という説明文が。
私は「衣」と「ねること」は関係があるのか、ないのか
まだ分かっていないが、
この「衣・食・住」全てを大切にしていきたいと思っている。
私がこのことに時間を費やしていることはまぎれもない事実だ。

写真:マザーハウス紫野(食をテーマにしたモデルハウス)

 

 

2018年4月6日

家庭菜園


マザーハウス紫野(モデル住宅)の南庭に植えた野菜が
ここのところの暖かさのおかげで目に見えて大きくなってきた。

2月に植えたのがスナップえんどう。
ツルを巻き付けて伸びている。

あっちこっちに行かないように支柱を立て、
囲いの縄も取り付けた。

3月に植えたのが菊菜。
京都以外では「春菊」と言われているものだ。
その名の通り、ギザギザの葉も出てきた。

何ともかわいい。

4月7日8日の両日、
マザーハウス紫野にて完成見学会を開催いたします。
来られる時はぜひ、
南庭の家庭菜園もご覧ください。

2018年4月2日

美味探求 part27 -かくし味(ぶりの照り焼き)-


天然のブリの切り身を買ったので
どう料理しようかと考えて
よく作る「照り焼き」に決めた。

いつものように塩洗いとお湯洗い(約60℃)、
水で締めてキッチンペーパーで水気を取り、
表裏に塩を振って15分置く。

次にタレ作りに取りかかる。
味の母(みりん系調味料)に少々の砂糖、めんつゆ、
薄口しょうゆ、最後に少々のバルサミコ酢を
茶こしで濾し入れ溶かす。

フライパンに菜種油少々を敷き
中火で1分焼き、
その後弱火にして5分焼きながら、
表面に浮いてきた血をキッチンペーパーで取り、

全体の7割程度火を通す。
裏返して同じように中火で1分焼き、
弱火に変えて焼く。

ほぼ火が通ったら
作っていたタレをフライパンに入れ、

中火で煮詰めながらタレをブリにかけながら焼く。

タレの量が減ってきたら
ブリを皿に盛り、
フライパンのタレをさらに煮詰める。
泡が出て焦げる少し前に火を止め、
タレをブリの上にかけて出来上がり。

この火の入れ方は「低温調理」になるので
ブリが小さくならず、ふっくら仕上がる。

バルサミコ酢がかくし味。
この酢を入れると味に奥行きが出る。
簡単なのでお試しください。