2019年3月25日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.11 狭小間口が多い京都で明るいキッチンをつくる工夫

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.11- 狭小間口が多い京都で明るいキッチンをつくる工夫

狭小間口で敷地の小さい土地の
2階建ての1階にキッチンをつくると
暗いキッチンになりがちです。
その場合1階に大きな窓をつけたり
屋根面(北側屋根が望ましい)に
トップライトを設けて吹抜けをつくり
光をキッチンに落とします。
ただし明るいキッチンにはなりにくいです。

上記の条件で明るいキッチンがお望みならば
2階にキッチンをつくることを考えます。

キッチンの天井を無くして
梁が見える勾配天井にもトップライトを
取り付けると
広々感のある明るいキッチンになります。

床や壁をうすい色にすると
より晴れやかな開放的なキッチンが
出来上がります。

 

 

2019年3月22日

京都マザーハウスバスツアーを開催しました。

先日、京都マザーハウスバスツアーを開催しました。
バスツアーとは、OBお施主様宅を御案内する、
暮らしのありのままを見てもらう見学会です。

O邸
機能性を極めたキッチン。
マグネット式のキッチンパネルでつくられた壁なので、
思い通りに壁面収納がつくれます。

こちらは京都マザーハウス木工教室での手づくりのリビングテーブルです。

N邸


玄関入ってすぐの収納もかわいくなっています。


キッチン背面の収納は食器や調理器や食材がたっぷりと入ります。
3枚引戸を締めると実にすっきりします。


キッチンは可動式のカウンターが付いています。

今回見ていただいたのは、
お住まいになって2年以上のお宅です。

それぞれのお住まいの暮らしの様子が実感できると好評でした。

住まいはお引き渡しで完成ではありません。

住まいはその後、お施主様がつくり上げていくものであることがよくわかる見学会でした。

2019年3月11日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.10 キッチンとダイニングとの関係

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.10- キッチンとダイニングとの関係

料理をつくるキッチン。
料理を食べるダイニング。
この二つの距離は出来る限り近い方が良いでしょう。
近年、飲食店では割烹タイプの
料理人の手元が見える店が増えています。
住まいにおいてもオープンキッチンが
一般的デザインになってきました。

つくったものがすぐ食べられる。
料理が出来上がっていく過程が見られるのが
オープンキッチンの特徴です。

さらに、住宅においては
つくる人がすぐ食べる人にもなれなければなりませんし
(食べることができる席があることが望ましい)
食べている人がつくる側にまわりやすい
流動性があればより心が通う楽しい空間になるでしょう。

「食」はつくることと食べること。
「食」は住まいで一番大切なコミュニケーションの場です。
キッチンとダイニングが今日と明日を支える。
笑顔いっぱいの空間になることを
私は望んでいます。

2019年3月4日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.9 パントリーは必ず必要か

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.9- パントリー(食品庫)は必ず必要か

パントリーはキッチンから近ければ近いほど便利です。
最近建てたモデルハウスのパントリーは
調理器の向かい側ダイニングテーブルに組み込みました。
シンクから振り向けばそこがパントリーであり
これ以上近い設計は無いでしょう。

パントリーをつくる上で注意をすることがあります。
それは、奥行きと扉の有無です。
奥行は浅くつくること。
深いと取り出しにくく、
何が入っているのか分かりづらく取り出しにくくなります。
賞味期限切れの食材が残っていたということもなくなります。

パントリー自体の扉は無い方が便利です。
扉を開ける手間を無くすことが
快適でストレスの無い暮らしにつながります。

2019年2月21日

岡山での学び

私が参加している建築の勉強会が
岡山県でありました。
訪問させていただいたのは福富建設。
モデルハウス、作業場の見学会の後、
本社へ向かいました。


ここは後藤社長のお母様がされていた喫茶店を
リノベーションした建物です。
前面のテラススペースには薪ストーブが据えられており
建物中を暖めます。

会議の中では
後藤社長が熱き思いでつくり上げた
設計班と施工班の融合による結晶といえる
住宅づくりの話を聞きました。

一本でびしっと筋の通った内容に心が動かされます。
徹底した「木のいえ」づくり。
このような思いと行動がないとつくれないんですね。

帰り際に事務所である2Fを覗きました。

木の机の奥に
赤ちゃん用の木のベッドがありました。

これも福富建設の手づくり。
5台あり、お施主様に貸し出されているとのこと。
ここまでする優しい会社の姿に胸が熱くなりました。

本物といえるものがここにありました。

2019年2月7日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.8 ワークトップの材質は何が良いか

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.8- ワークトップの材質は何が良いか

キッチンのワークトップの材質には
人工大理石、ステンレス、タイル、木、天然石等があり、
最近は人工大理石のワークトップが増えています。
人工大理石は
酸に弱いものや熱に弱いものもあるため注意が必要です。

総合的には
私はステンレスが優れていると思っています。
ステンレスの特徴は
カウンターとシンクが継ぎ目なく造れるため
見た目がスッキリとして水垢などがたまりにくいこと、
また丈夫で手入れがしやすいことがあげられます。

ステンレス表面の代表的な仕上は4種類で、
鏡面仕上げ、エンボス加工、ヘアライン仕上げ、
バイブレーション仕上げになります。
仕上げにより風合いが異なるので
好みで選ばれると良いと思います。

ステンレスのキッチンを造る時に一番大事なことは、
ステンレスの厚みの寸法です。
最低でも1㎜以上、できるなら1.5㎜ほしいところです。
他の素材に比べステンレスは
望み通りの寸法のオーダーキッチンが造りやすいのも
優れたところです。

2019年1月23日

モデルハウスに黄色い水仙を植えました。

新春寒さ厳しき折、
モデルハウス京都マザーハウス紫野の南庭に
黄色い水仙を植えました。

この小庭には色とりどりの花は似合わないと思いましたので、単色の花、
白か黄色か迷いましたが、この色を置きました。
色が入ると庭の風景がころっと変わるから不思議です。

外と違って中は暖ったか。
1階の寝室には、移動式蓄熱暖房器(100ボルト)を置いています。
この少しの熱量で暖かくなる住まいをこの冬も実感しています。

2月3日(日)に、住まい見学バスツアーを開催します。ぜひ暖かい家見に来て下さい。
お申込お待ちしております。詳細

2019年1月7日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.7 鍋・フライパンなどの置き場所は

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.7- 鍋・フライパンなどの置き場所は

鍋やフライパンを使う場所は調理器に限られてきますので
収納場所は、調理器の下か調理器近くの壁(調理器とフードの間)に
吊り下げると便利です。
壁に吊るすものは厚みのないフライパンや卵焼き器が良いでしょう。
調理器の下の収納は
扉を付けないか引出し式の方が取り出しやすくなります。

取り出しにくい開き戸はおすすめしません。
もし現在開き戸(観音開き)の収納棚に
鍋類を収納しているのであれば、
右利きでしたらよく使う鍋は向かって左側の方が
取り出しやすくなります。
調理器の下にオーブンが仕込まれている場合、
調理器とシンクの間のカウンター下の棚になるでしょう。

鍋は大きいので収納場所に注意が必要です。
同じメーカーでサイズ違いを選んでおけば
スタッキングしやすいので
収納のかさは減らすことができます。
鍋の蓋は一ヵ所にまとめて
棚に縦に収納すると取り出しやすくて便利です。

調理の途中、
鍋が調理器スペースをふさいでしまうことはありませんか。
調理器の横、キッチンの端に20㎝程のスペースがあれば
鍋を一時ずらすことができるので調理効率が格段に良くなります。

2018年11月15日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.6 調味料はどこに置いていますか

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.6- 調味料はどこに置いていますか

調味料は調理器の近くに置かれていれば
作業効率が良くなります。
場所で言うと
シンクと調理器の間のカウンター上の棚、
もしくはカウンター下の収納になります。

調理器横、キッチン端部分は
使う場所から遠いことがあるためおすすめしません。

重いビンものはカウンター下に、
軽いプラスティック容器の小物は
カウンター上の棚がおすすめです。
砂糖や塩もカウンター上の棚に置くと便利です。

味噌、醤油は冷蔵庫ですが
醤油のベストポジションは
冷蔵庫の「扉」以外の棚です。
扉部分の収納は開閉時の揺れにより
醤油が空気と触れ合うことが増えるため
劣化が進んでしまいます。

味の決め手となる調味料。
入れるタイミングが重要になりますので
すばやく対応できる場所に置いてあると
テキパキと料理ができます。

2018年11月8日

シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.5 電気調理器具はどこに置く

食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・

食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。

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No.5- 電気調理器具はどこに置く
(炊飯器、電子レンジ、オーブン、コーヒーメーカー等)

近年キッチンで使う電気調理器具が多くなってきています。
炊飯器、電子レンジ、オーブン、トースター、
コーヒーメーカー、ジューサー、湯沸かし器等
様々な電気調理器具をキッチンで使っています。

湯沸かし器を除いて
キッチンのシンクや調理器まわりに
器具を常に置くことは好ましくありません。
なぜなら、それらは
実際の調理の邪魔になるからです。

これらの調理器具は
できるだけ使いやすい高さで1ヵ所にまとめ
その場所にコンセントを設けます。
位置は作業効率も考えて
シンクや調理器の向かいの近いところに
配置するのが望まれます。

振り向けばそこに器具がある、
飛行機のコックピットのような
凝縮した作業空間になっていれば
それが使いやすいキッチンです。