掃除のしやすい家がよい
掃除のしやすい家がよい
この言葉は私の好きな建築家吉田桂二の著書
「納得の間取り 日本人の知恵袋・日本人らしい生活空間とは」の中で
語られていることです。
本当にそう思います・・・
私も家庭を持つ女性としてもう20年近く仕事をしています
そんな私は手抜き主婦(笑)とはいっても
仕事をを始めた時に夫から一言
「仕事をしているからといって家事がおろそかになるのは本末転倒」
その当時は何と厳しいお言葉・・・と途方にくれそうになった日々もなくはありませんでした
夫婦で仕事を持って互いに助け合っている方々からは想像もつかない時代のお話かもしれませんね(笑)
しかし・・・当時仕事が楽しかったワタクシは何とかめげまいと
限られた時間の中で家事をやりこなすためにその頃からいろいろと工夫を始めました
いかにすれば時間をかけずに手早くやることができるか・・・
そんなときに整理収納アドバイザーの勉強をしていれば
もっともっと家事に役にたっていたのではないかと思うのです
吉田桂二さんの文章の中には整理収納アドバイザーの基本的な考え方があります
「家族のコミュニケーションを、生活のコミュニケーションと、言い換えることもできると思いますが、物にたいしての要素もふくまれててくるのではないでしょうか。
物との対話が生活にとって大切だ、と考えるところからは、エコロジーの理念が生じてくるはずです。物が多すぎる生活には、物との対話の不足があります。それは飽食が、食べ物を味わい楽しむことから、かけ離れていくのと似ています。
現在の家庭生活には対話が不足している、と言われていますが、人と物があると考えたとき、掃除のしやすいという視点は、家の造りようと、そこでの物の量に及ぶ、意外な内容をもっていると思います。」
これを読んだときにやっぱりすごいなあ・・と思いました。
家が片づかない理由
お掃除がしやすくない理由
家族のコミュニケーションがしにくい理由
家の造りと物(モノ)の問題なんですよね・・・
家を持つ時、物(モノ)を持つ時
そのときにちゃんとこのようなことを深く考えることができたらきっと快適な暮らしかたができるのだと思えるのです
長々と書きましたが・・・・今日は私も早く帰ってお片付けしましょう♪
hiroko.hiura