感動の音楽
こんにちは、日浦弘子です。
先日、コンサートに出かけてきました。
ルツェルン祝祭管弦楽団がやってくるということで。
まあ、素晴らしかったです。
私はクラシックは好きですが、薀蓄を語るほど精通しておるわけではありません。
家でもBGMにCDを流しながら過ごすこともありますが、気に入ったコンサートをたまに聴きに行くという程度です。
そんなワタクシ・・猫に小判。豚に真珠的にありがたみの深さがそれほど理解できない者にとっても、演奏後は掌が真っ赤になるほど拍手しました。
ルツェルン祝祭管弦楽団は今は亡きイタリアの名指揮者のクラウディオ・アバドの提唱によって優秀な音楽家たちが集まり2003年に誕生したそうです。
アバド亡き後、今回演奏の音楽監督指揮者リッカルド・シャイーが引き継いだそうです。
そのリッカルドがパンフレットに寄せた記事から
「ルツエルン祝祭管弦楽団のメンバーたちは、毎年、数週間しか終結しません。しかしおそらく、共に奏でる時間が極めて限られていることへの意識が、楽団のサウンドに類まれな個性をもたらしているのだと思います。ルツエルン祝祭管弦楽団は、ただ演奏するのみならず、音楽的に思考することができるオーケストラです。音楽的な思考とは、互いの演奏を熱心に聴き合い、自分たちの演奏がどこに向かっているのかを直感的に把握し、それについて議論することも意味します。全演奏者たちが、音楽的な意思疎通と楽団の特色はごく短時間のうちに確立されなければならないと考えています。それは、私たちの芸術家としての人生を成す濃密な「時」となるべきなのです。」
建築、家づくりという仕事にも通じるものがあるな・・と思いました。
オールスターズの演奏は圧巻でした。
いつまでも鳴り止まぬ拍手に私も共感の思いがこみ上げました。
素晴らしい演奏を聴きとても豊かな気持ちになりました。