2017年11月4日

出会いに感謝

こんにちは、日浦弘子です。
先日、映像と音楽を楽しみ行ってきました。
秋津州〔アキツシマ〕という京都上賀茂に8年の歳月をかけて作られたクラブハウスを有する会員制倶楽部の建物です。
実はこちら、わが家から徒歩圏内にあり、愛犬の散歩中に通る道にあります。
長い間工事をしていたのと、以前から日本的な石組みや大きな樹木や端正な庭造りのアプローチにとても興味がありました。
竹の塀の向こうから清流の落水が響いているのが外周の歩道にも聞こえていました。
当日、一歩踏み入れたその世界では、その水の音と四季折々の草花が楽しめました。
博物館のような建物の内部はというと、多様なデザインの各部屋に高級感のある調度品が所狭しと配置されており堪能できました。

私がこちらにご縁を頂いたのは、パリで好評を得たという映像コンサート「神々の色いろ」報告会でした。
日本の四季折々をピアニストArikoさんの即興音楽とともに楽しむという催しでした。
娘と一緒に参加したのですが、世界的に活躍しておられるギタリストの山下和仁さんの奥様、藤家渓子さんとテーブルを共にさせていただくことになったのです。「私の夫は山下和仁と申しましてギターを弾くんですよ・・」と気さくにお話くださった一瞬、山下和仁さんを存じ上げなかった私は、失礼ながら中途半端なお返事しかできませんでした。
音楽のさまざまな世界観や、ご家族みなさんのご活躍のお話など、私にはびっくりするくらいことばかりでした。
ご夫妻は現在長崎在住で、私の好きな映画「人生フルーツ」さながらのような自給自足に近い生活をされておられるとのこと。
人生フルーツの映画の話をしながらの食事はとても和やかな優しい時間でした。

後でお調べさせていただくと、夫、山下和仁さんは超一流のギタリストで、妻の藤家渓子さんは作曲家。
藤家さんはあの日の数日後にはシアトルで開催される催しに旅立たれたようです。日本からはお二人しか招待されていないとう催しのご招待を受けたのは、坂本龍一さんとその藤家渓子さんでした。
同じく同席させていただいた西陣織りの社長様は、西陣織でドレスを作っておられ、イタリアで40分で売れたというお話をされてました。
フェラーリと同じ赤のドレスのお話を楽しそうにしておられました。
私たち親子が同席させていただいたのは、サウスルーム トゥルケーゼという部屋の4人掛けのガラステーブルでした。

なんと・・・人生にはびっくりするくらいの出会いがあるものだと思った出来事でした。
素敵だなと思うことに少し勇気をもって踏み込んでいくと、そこには自分の知らない素晴らしい出会いがあると私は思っています。
これからもこころ動かされるようなことには、興味を持って突き進んでみようと思う私なのでした。
出会いに感謝いたします。

秋津州HP
http://aic-akitsushima.com/facility/

Webからお問い合わせ 0120-296-481