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祇園祭
こんにちは。受付の石田です
祇園祭、いよいよクライマックスですね。
週明けの通勤帰り、四条通りに降り立ったら、すっかり鉾建てが終わっていて、
各町内で提灯等の飾り付け真っ最中でした。(←LED電球だそうです)
明日から宵々々山ですね。
↑これから提灯をつける月鉾。高いです・・・ (12日夕方撮影)
全山鉾32基が一斉に市街地を練り歩く
祇園祭のハイライト「山鉾巡行」は毎年7月17日。
「動く美術館」とも称される貴重な装飾の山鉾を一堂に鑑賞できるのは
見ごたえがあります。
・・でも巡行を最初から最後まで鑑賞するのは実は意外と忍耐がいります。
曳く方、練り歩く方も暑い中、長時間大変です。
実は先日、「祇園祭山鉾連合会」の方にお話を聞く機会がありました。
そこで初めて知ったのですが、
少し前までは、山鉾巡行は2回に分けて行っていたのだそうです。
「前祭(さきのまつり)」と一週間ずらして「後祭(あとのまつり)」。(←昭和41年まで)
それが現在は7月17日にまとめられています。
一日にまとめた方が観光客にとっては見やすい、という意見もあるそうなのですが、
実際のところ、巡行当日、午後の観覧席は空席が目立ったりします。
午前中だけ鑑賞して、午後は別の予定をたてておられる観光客が多いそうです。
現在、連合会ではこの山鉾巡行の日程を昔に戻して2回に分けようという案が出ているそうです。
3年後を目標にしておられるそうですが、クリアしなければならない難題も多々あるそうで
どうなるでしょう・・・。
日本三大祭の一つで、ユネスコの無形文化遺産にも登録されている京都の「祇園祭」。
ずっと変わらない行事と思っていても、
受け継いでいる方たちは、常に時代にあわせて模索しつつなのですね・・・
by yumiko