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2014年7月16日

伝統の技体験No.2<京友禅>


こんにちは。受付の石田です女性
柔らかい色調で雅な雰囲気の京友禅。
染めの着物で絶大な人気を誇ります。
最近は大量生産用の友禅柄プリントもよく見られますが
本来の友禅染めは、作家さんや職人さんの手仕事によって
一点一点生み出されるもの。
熟練の技術が必要な守るべき伝統工芸です。
その伝統の技、京友禅染めに
先日娘と二人でチャレンジしました☆
もちろん初心者に「手描き」は無理なので
比較的簡単な「型染め」といわれる技法を体験させていただきました。
今回好きな生地に染められるということで
娘はピンク地の巾着袋に染付することに。

私はこちらの別の生地に染めます。

娘と同じ型紙を使い、お揃いの模様に仕上げることにしました☆
型紙は一色につき一枚。つまり一色ずつ仕上げていきます。
まず自分の生地の上に一枚目の型紙を置いて
最初の染料(今回は赤)をハケで刷り込んでいきます。

これで模様の赤色部分のみ完成↓

(これだけでは何の模様かさっぱり分かりません・・)
次に二枚目の型紙を置いて青の部分を刷り込んでいきます。

青がのりました↓

この要領で一色ずつ型紙を使い分け、
順番に色をのせていきます。
紫↓

黄↓

可愛い手毬の図柄完成☆
(自分の名前も入れさせていただきました)
最後に白い糊(防染剤)をのせて仕上げます。

これにより、
模様の輪郭に糸目状の白い線があらわれて
柄がくっきりと引き締まります。(この糸目こそ友禅染めの特徴)

娘の巾着にも同じ模様の染付が完成↓

色調が私とは微妙に違うところが一点もののオリジナリティ☆
職人さんは色のぼかし具合で模様に深みをもたせるのだそうです。
今回は使う色が少なくて形も小さいものでしたが、
模様や色が複雑で多彩になればなるほど
使う型紙も増え、根気のいる地道な作業になります。
その一端を体験することができました。
さて、娘の巾着とお揃いにした私の布地は
こちらにセットしました。
マイタンブラー☆

京都らしくていい感じです。
ちょうど浴衣が楽しみな季節。早速出番です☆

by yumiko

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