2016年7月21日

植物の神秘とものづくり

先日ぶらり東京に行ってきました。
お昼は春に嫁いだ横浜の娘とデートし、夜は娘の婿殿も合流し食事をともにしてきました。
親を幸せにするためには「子ども自身が幸せになること」といつも思っていますが、幸せそうな顔を見てほんとうに嬉しかったです。
東京の街も散策してきました。
ミッドタウンを訪れてた際、たまたまサントリー美術館でエミール・ガレ展が開催されていたので観てきました。

エミール・ガレは1846年5月4日、ファイアンス焼きと家具の工場の息子としてフランスロレーヌ地方ナンシーで誕生。1858年にナンシー帝立高等中学校(リセ)に入学。修辞学、文学、哲学、植物学、に優れた成績を修め、ドイツのヴァイマルに留学し、ドイツ語の研修とデザインを修めマイゼンタールのブルグン・シュヴェーラー社 (Burgun, Schwerer & Cie.) のガラス工場でガラス製造の技術を習得したそうです。
その後父に代わって工場管理責任者となり、1878年、パリ万国博覧会に独自に開発した’月光色’ガラス(酸化コバルトによって淡青色に発色させた素地)や陶器を出品し、銅賞を受賞。また庭園装飾のための陶器で銀賞を受賞。 日本の文物や植物などの知識も多く得たといわれます。
白血病により58歳(若すぎる・・)で死去するまで数々の作品を世に出したそうです。
ところで美術鑑賞といえば、少し前には京都で世界遺産 キュー王立植物園所蔵 イングリッシュ・ガーデン ー英国に集う花々ーという展覧会を観たのですが、その時も植物や生物はほんとうに素晴らしいと感動しました。
自然界の植物や生物は存在そのものが神秘的で、またその姿を描く人たちのその描写力には感動と感銘でいっぱいになったのでしたlove
そうそう、この写真は私の毎朝の散歩道で出会った蓮の花です。

綺麗に咲いた花を写真に納めた数日後にまた通りかかると・・・・・
美しい花の真ん中が、蓮そのもに変身していました。なんということでしょうぎょ凄いでしょう・・・!!(まるでET)
「絵を描くときにはそのもを良く見ることが重要だ」と遠い昔美術の時間に先生に教わりました。
見る力は表現する力になると今とても実感します。
「家」を造るということも、細かい細かいモノたちをひとつひとつ作り上げるという集大成なんです。
私たちには、家だけではなくいろんな物を見てデザインやバランス感覚、色彩感覚を磨くのも必要です。
オマケ・・石田社長は美術館など展覧会に行くことを社員に推奨しており、入場券は会社で負担してくれるのです。
社員のものづくりの目を養う「社員教育」と、ありがたく恩恵を受けさせていただいております。
ありがたいことです。感謝してますlove
hiroko.hiura

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