2018年1月12日

mother house モデルハウス 東舟岡町の家~暮らし設計(8)~

フルオーダーキッチンについて

狭い意味でキッチンは料理をつくるところです。
料理をつくる上で一番大事なことは料理をつくりやすいことかどうかではないでしょうか。
料理をつくりやすいかどうかは、キッチンが料理をつくりやすい状態になっているかどうかで決まります。
具体的に言うと流れるように料理が作れること。
食材を取り出し、洗い、切り分け、調味料を加え、混ぜ合わせたり、加熱して皿に盛る。
おいしく食べた後は、洗い物をして皿や調理器具を元に戻しゴミを捨てる。
この一連の流れがよどみなく出来るキッチンがベストなキッチンではないでしょうか。
すなわち、余計な手間や動きが必要ないキッチンであること。
すぐに物が取れる。かがんだり背伸びしなくてよい。少ない歩数で作業ができる。共同作業がしやすい。掃除が楽、などなど。そんなキッチンならおいしい料理をつくれるし、おいしい料理をつくろうという気持ちにもなります。

より広くとらえるとキッチンは最も大事な交流の場です。
キッチンはダイニングと一体となって会話にあふれ、笑顔の花が咲くところです。みんなが一つになるところ。
住まいの中で一番大切なキッチンとダイニングを私たちは大事に大事に作り上げていきたいと思っています。
フルオーダーキッチンを組み込むだけでは、完成されたキッチンにはなりません。キッチンダイニング、そしてその隣のリビング、そのひとつひとつに命を吹き込むことで、住まいがなくてはならない家族のような存在になるのだと思います。

2018年1月10日

戌年に思う

あけましておめでとうございます。 日浦です。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

年賀のご挨拶をスマートフォンで作成してみました。

実は昨年の年末にスマホの状態が悪くなりiphoneXに機種を変更しました。
こんなことも簡単にできちゃいます。写真は愛犬たちです。
写真の鮮明さには驚かされています。
あんまり技術がなくても遠近がくっきり分かる素晴らしい写真も撮れます。
普通に楽しむならカメラも必要性が薄くなってくるような気がします・・・。

様々なものが進化し私たちの置かれた環境も変わっていきます。
「温故知新」私の好きな言葉です。
前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。
新しくなっていくものを楽しみ取り入れながらも、古くから大切にしてきた日本そして京都の文化にもこころと目を向けながら、
今年もお仕事をさせていただきたいと思っています。

今年は、社長渾身の力を注いだモデルハウスが完成お披露目するのと、
昨年からお話を進めていた大型のリノベーション現場はじまります。
スタッフ一同力を合わせて今年もがんばっていきます。
何卒よろしくお願いいたします。

2018年1月9日

mother house モデルハウス 東舟岡町の家~暮らし設計(7)~

交通事故死より多い家庭内の事故死

日本で、交通事故で亡くなった人の数は、1995年には約1万5千人だったのが、年々減少し、2012年には、半分以下の約6千人となりました。それに対して、火災や転倒など家庭内での何らかの事故で亡くなった人は1995年には1万人強だったのが、2012年には約1万5千人に達しています。交通事故で亡くなる人の数より、家庭内の事故で亡くなる人の数の方がはるかに多くなっています。

最も死亡リスクの大きい季節は「冬」

「家のつくりやうは夏をむねとすべし」。「徒然草」でそう書き残した兼好法師の教えは今も通用するのでしょうか。
昨今、日本の夏は過酷で、夏になると「熱中症で搬送された」という報道が目立ちます。総務省消防庁の「平成29年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況」によると、熱中症で救急搬送された人は全国で5万2984人で、救急搬送された人のうち熱中症が原因で亡くなった人は48人でした。
明治時代までは、新鮮な食材が調達しにくく、食が原因で命を落とす人が多いことから、1年のうちで最も死亡者数が多いのは夏でしたが、現在、最も死亡者数が多いのは冬。
平成28年では12月が最多、ついで1月で、最も少ない月は6月でした(厚生労働省人口動態統計より)。

さらに、住宅内での死亡者数を疾患別で見てみると、心疾患や脳血管疾患など循環器疾患で亡くなる方が、悪性新生物(ガン)よりも多いことが分かります。循環器疾患が発生する主な要因となるのは、高血圧。特に被害が集中しているのが65歳以上の高齢者です。
これからますます高齢化が進み、2025年には65歳以上の人口が総人口の3割以上となると言われます。
イギリスの住宅の健康・安全性評価システム(HHSRS)の報告では「室温が16℃以下では高齢者に関しては呼吸器疾患や血管疾患などの大きな健康リスクがあり、10℃以下では心臓発作、脳卒中などの心血管疾患による冬季の死亡率が50%上昇する。年齢別に室温と血圧の関係を調べたところ、高齢者ほど室温低下によって血圧上昇を起こしやすいことがわかってきた」としています。

住宅内の「温度差」こそ要注意

大きな「温度差」を急激な血圧変動をもたらし、血管へのダメージを大きくするのが「ヒートショック」です。
冬の寒い晩、暖かい寝具の中から起き出し、冷えた室内や廊下を歩き、トイレで用を足す間の温度差は、20℃近くになることがあります。トイレで立ちくらみを覚えたり、ひどい時には意識を失ってしまうこともあります。暖かいリビングから移動し、洗面室で洋服を脱ぎ、浴室に入って冷たいタイルに触れると、温度差は10℃以上になることもあります。その結果、ヒートショックなどにより意識を失い、溺死など風呂場で起きる事故が後を絶ちません。

平成29年1月に消費者庁が発表した「冬季に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください」によると、家庭の浴槽での溺死者数は11年間で約1.7倍になり、平成27年に4804人となりました。このうち約9割を65歳以上の高齢者が占めています。
これらは、救急車の到着時点で風呂場で亡くなった人の数字なので、風呂場で倒れて搬送された後に亡くなった人を含めるとさらに増えると思われます。死亡を免れたとしても、脳血管疾患等による後遺症で介護が必要となる場合もあります。
寒冷地では、寒冷地仕様の建築工法や建材で住宅が作られていますが、比較的温暖な地域の方が住宅の寒さ対策が遅れていることが多く、実は健康面でのリスクが高くなります。今は「冬の家のつくりよう」が問われているのです。

住宅の断熱性と気密性の向上が鍵

低温や温度差の観点から健康面へのリスクがある住宅は、断熱と気密に問題があります。
住まいの断熱性が低いと、寒い季節には結露が起きやすくなります。結露が原因で木が腐る、鉄がさびるなど家が傷み、弱くなりますし、カビが発生したりダニが増えたりして、アレルギー疾患を持つ人には酷な環境になります。
住まいの断熱化は重要なのですが、日本ではなかなか進んでいません。しかし、ここまで冬に健康を害するアクシデントが多いことを考えれば、寒さを解消し、健康的な住空間にすることは必ずすべきなのです。
住宅の断熱性を上げると、外気の影響を受けにくくなり、暖房している部屋としていない部屋の温度ムラが小さくなります。さらに、暖房をつけた後に早く暖房効果が現れるだけでなく、暖房を消した後の温度低下を小さくする効果もあるので、光熱費を節約できます。また、断熱施工と適切な換気システムを活用すると結露しにくく、カビやダニの発生も抑えることができます。
また、断熱性能と同じくらい住宅の気密性能は大切です。気密性能が高まると、すき間風が入りにくくなり、冬場足元が寒いなどの現象がなくなります。

住まいの温度の観点から住み替えを

まずは、住まい選びの時に、間取りやデザイン、収納だけでなく、冬の低温や温度差をどう防ぐ家かという観点を忘れてはいけません。QOL(生活の質)の向上のために、新築の際には断熱や気密のことを一度考えてみてください。
マザーハウスでは25年間ずっと高気密・高断熱住宅をつくり続けてきました。
最新の東舟岡町の家ももうすぐ完成。2月に完成見学会を開きます。

※参考文献「あたらしい家づくりの教科書」(新建新聞社)/「HEAT20設計ガイドブック」(建築技術)/すこやかに住まう すこやかに生きる(慶応義塾大学出版会)/岩前篤(近畿大学建築学部長 教授)住まいのガイドブックあんじゅ
2017年12月25日

mother house モデルハウス 東舟岡町の家~暮らし設計(6)~

政府の地震調査委員会は12月19日、北海道東部の十勝沖から
択捉島沖の太平洋に横たわる千島海溝で、
マグニチュード(M)9級の超巨大地震が今後30年以内に
7~40%の確率で起きるとの予測を公表した。
一方で、今後30年以内にM8~9級が70%程度の確率で
発生することが予測されている「南海トラフ巨大地震」も気がかりである。
京都でも、左京区を通る花折断層などの直下型の地震の可能性が
取りざたされている。

木造住宅の場合、
壁や柱の数や強さ、バランスのよい配置などが
耐震性を決める要素となる。
実際、阪神大震災、東日本大震災、熊本地震など、
大地震が起きるたびに住宅の地震対応力に注目が集まった。

この地震に対応する方法として
「耐震」「制震」「免震」の3つがある。
「耐震」とは簡単に言うと、建物を強くすること。
すなわち真正面から地震の力を受け止める方法である。
「制震」とは、地震の力を吸収すること。
「免震」とは、力を逃がすこと。
これは建物全体を動かす方法で大掛かりな装置となる。

私たちマザーハウスでは、
耐震を越える方法であるこの2つ目の「制震」に注目してきた。
来年2月に完成するモデルハウス東舟岡町の家には、
家全体で12個の制震装置が取り付けられている。

この仕組みは、
金属の摩擦を利用し、地震の揺れを80%低減するもの。
繰り返しの地震に対しても有効である。
すなわち大地震に遭遇しても大きなダメージを受けることなく
かつ余震からも建物を守ることができる。
夏冬の気温の変化に対しても安定した性能を発揮するところが
ゴム式の制震装置に比べて優れているところである。

いずれにしても、
いざという時に大きな効果を発揮する制震装置。
費用は少しかかるが、今後の新築工事の時には
採用を検討してみてはいかがだろうか。
私たちは、
住まいは住む人に安心を与え、安全に守る大事な家族であると
思っている。

 

2017年12月10日

宿題

こんにちは、日浦です。
12月も後残すところ20日あまり、心なしか忙しい毎日です。
工事のほうでも今年中にやってしまいたいということが多くなってきました。
年末まで気持ちを引き締めて仕事を進めていきたいと思っています。

ところで、今日は広報担当からいただいておりました宿題を一気に片づけました。
手前味噌になりますが、広報担当の重村がとても質の良い仕事をしてくれるお陰で、見てくださる方々の評判も良く社内でもとても嬉しく思っています。
段取り良くちゃんと下準備をして順々にいろいろ宿題が廻ってきます。
ワタクシ文章を考えたりすることは嫌いではないのですが、一定の時間がないと考えがまとまらなくて・・と言い訳〔笑〕
今日はちゃんと時間を作ってやり終えることができました。

会社は人の集まりです。
その人その人の持ち味、技術、キャリアなどが活かされることによりひとつの形となっていきます。
広報や事務方は、直接皆様の前に出ることは少ないのですが、会社にとってはとても重要な存在です。
受付や広報担当者にはいつもとても感謝しております・・し尊敬もしております。

本日ワタクシが、赤ペンでいーーーぱい書いたわがままを綺麗にまとめてくれた季刊誌や暮らしのデザインブックそしてホームページは、近いうちに皆様のお目に触れる日がくると思います。
どうぞお楽しみにしていてくださいね。

宿題が済んでさっぱりしたワタクシのご報告でした。

2017年11月27日

信楽焼き体験

こんにちは、日浦です。
先日友人に誘われて信楽に行ってきました。
東インターから高速を使って1時間走っての目的は陶器作り教室です。
信楽滞在時間は3時間弱。
陶芸の先生に教わりながら手びねりを・・・。

私はこんなものを作ってみました。しかも同じものをふたつ。
私をよく知る友人には「愛犬の餌いれ?」と突っ込まれました。2匹おりますので最終的にそうなる可能性も否めませんがね。
すり鉢状にあえてしなかったんですよ。何に見えますか?
四角い小さい飾り取っ手をつけて、カレーとかシチューとかグラタンとか入れる深皿ができあがる予定なのですが、
さてどうなることか・・・笑。
この大きさの9割程度に小さくなるそうです。

土をこねたり伸ばしたりしていると、粘土をしていた幼い頃を思い出しました。
自分が作ったものの仕上がりはとても楽しみです。・・とは言っても色付けや焼きは全て先生にお任せですけどね。
何事も体験するって楽しいですね。

注:隣の青い箱は私のではありません。

2017年11月22日

言霊日記:帰省と帰郷

こんにちは、日浦弘子です。
言霊日記を書きました。

2017年11月15日

mother house モデルハウス 東舟岡町の家~暮らし設計(5)~

自然素材に囲まれた家に住みたかった理由

私たちは化学石油製品や工業製品(工場で作られた人工材料)に囲まれた暮らしに疑問を持つようになりました。
これらは、はじめはきれいですが、時と共に色あせていくように思います。
これに対して自然素材は時と共に深みを帯びていき、私たちの心を落ち着かせるように感じます。
私たちは自然素材の中で暮らしたいと思いました。
自然の中で自然と共に暮らすような生活がしたいのです。
家を建てるにあたり天然素材選びを始めました。
床は杉無垢板に天然原料塗料を塗ります。
壁は檜板とホタテ貝の塗り壁。
天井は木曽の杉板とホタテの塗り壁です。
建具はパインの無垢材でつくられています。
家を支える構造材の柱は檜の無垢材です。
2階のLDKには松の無垢の梁が天井面を走ります。
2階の勾配天井は杉板貼りです。
2階を照らすトップライトは松材組みです。

徐々に自然素材で型づくられていく我が家。
来年2月が楽しみです。

2017年11月4日

出会いに感謝

こんにちは、日浦弘子です。
先日、映像と音楽を楽しみ行ってきました。
秋津州〔アキツシマ〕という京都上賀茂に8年の歳月をかけて作られたクラブハウスを有する会員制倶楽部の建物です。
実はこちら、わが家から徒歩圏内にあり、愛犬の散歩中に通る道にあります。
長い間工事をしていたのと、以前から日本的な石組みや大きな樹木や端正な庭造りのアプローチにとても興味がありました。
竹の塀の向こうから清流の落水が響いているのが外周の歩道にも聞こえていました。
当日、一歩踏み入れたその世界では、その水の音と四季折々の草花が楽しめました。
博物館のような建物の内部はというと、多様なデザインの各部屋に高級感のある調度品が所狭しと配置されており堪能できました。

私がこちらにご縁を頂いたのは、パリで好評を得たという映像コンサート「神々の色いろ」報告会でした。
日本の四季折々をピアニストArikoさんの即興音楽とともに楽しむという催しでした。
娘と一緒に参加したのですが、世界的に活躍しておられるギタリストの山下和仁さんの奥様、藤家渓子さんとテーブルを共にさせていただくことになったのです。「私の夫は山下和仁と申しましてギターを弾くんですよ・・」と気さくにお話くださった一瞬、山下和仁さんを存じ上げなかった私は、失礼ながら中途半端なお返事しかできませんでした。
音楽のさまざまな世界観や、ご家族みなさんのご活躍のお話など、私にはびっくりするくらいことばかりでした。
ご夫妻は現在長崎在住で、私の好きな映画「人生フルーツ」さながらのような自給自足に近い生活をされておられるとのこと。
人生フルーツの映画の話をしながらの食事はとても和やかな優しい時間でした。

後でお調べさせていただくと、夫、山下和仁さんは超一流のギタリストで、妻の藤家渓子さんは作曲家。
藤家さんはあの日の数日後にはシアトルで開催される催しに旅立たれたようです。日本からはお二人しか招待されていないとう催しのご招待を受けたのは、坂本龍一さんとその藤家渓子さんでした。
同じく同席させていただいた西陣織りの社長様は、西陣織でドレスを作っておられ、イタリアで40分で売れたというお話をされてました。
フェラーリと同じ赤のドレスのお話を楽しそうにしておられました。
私たち親子が同席させていただいたのは、サウスルーム トゥルケーゼという部屋の4人掛けのガラステーブルでした。

なんと・・・人生にはびっくりするくらいの出会いがあるものだと思った出来事でした。
素敵だなと思うことに少し勇気をもって踏み込んでいくと、そこには自分の知らない素晴らしい出会いがあると私は思っています。
これからもこころ動かされるようなことには、興味を持って突き進んでみようと思う私なのでした。
出会いに感謝いたします。

秋津州HP
http://aic-akitsushima.com/facility/

2017年10月24日

感動の音楽

こんにちは、日浦弘子です。
先日、コンサートに出かけてきました。
ルツェルン祝祭管弦楽団がやってくるということで。

まあ、素晴らしかったです。
私はクラシックは好きですが、薀蓄を語るほど精通しておるわけではありません。
家でもBGMにCDを流しながら過ごすこともありますが、気に入ったコンサートをたまに聴きに行くという程度です。
そんなワタクシ・・猫に小判。豚に真珠的にありがたみの深さがそれほど理解できない者にとっても、演奏後は掌が真っ赤になるほど拍手しました。

ルツェルン祝祭管弦楽団は今は亡きイタリアの名指揮者のクラウディオ・アバドの提唱によって優秀な音楽家たちが集まり2003年に誕生したそうです。
アバド亡き後、今回演奏の音楽監督指揮者リッカルド・シャイーが引き継いだそうです。
そのリッカルドがパンフレットに寄せた記事から
「ルツエルン祝祭管弦楽団のメンバーたちは、毎年、数週間しか終結しません。しかしおそらく、共に奏でる時間が極めて限られていることへの意識が、楽団のサウンドに類まれな個性をもたらしているのだと思います。ルツエルン祝祭管弦楽団は、ただ演奏するのみならず、音楽的に思考することができるオーケストラです。音楽的な思考とは、互いの演奏を熱心に聴き合い、自分たちの演奏がどこに向かっているのかを直感的に把握し、それについて議論することも意味します。全演奏者たちが、音楽的な意思疎通と楽団の特色はごく短時間のうちに確立されなければならないと考えています。それは、私たちの芸術家としての人生を成す濃密な「時」となるべきなのです。」

建築、家づくりという仕事にも通じるものがあるな・・と思いました。


オールスターズの演奏は圧巻でした。
いつまでも鳴り止まぬ拍手に私も共感の思いがこみ上げました。


素晴らしい演奏を聴きとても豊かな気持ちになりました。

Webからお問い合わせ 0120-296-481