京都府立植物園の紅葉ライトアップ
暮らし家守りをサポートする石田工務店スタッフのSです。
11月の終わりに、京都府立植物園で開催されている紅葉ライトアップに行ってきました。
11月10日から12月3日までの期間限定開催で、日没から20:00までの間、紅葉ゾーンが美しく照らされます。
植物園付近に着いたもののまだ明るかったので、数年ぶりに植物園横にある「陶板名画の庭」をぶらぶらとしました。植物園と陶板名画の両方を訪れる場合は共通券が250円で販売しており、とても気軽に時間を過ごせる場所です。
陶板名画の庭は屋外で歩きながら鑑賞する世界初の絵画庭園であり、各国の名画をほとんど原寸大で再現したものが、安藤忠雄設計の回遊式施設に展示されています。
写真はミケランジェロ作「最後の審判」。とても大きくて圧倒されながら、細部の細かさに驚きました。
ぐるぐると歩きながら、角を曲がるたびに表れる絵画を楽しむうち30分が過ぎ、あたりが暗くなってきました。
植物園のゲートをくぐり、いざ紅葉散策へ。
と思いましたが、入ってすぐにコスモスがわんさか咲いていて、陽が沈みかけの薄暗さに映えて美しかったので写真を大量に撮ってしまいました。
そのまま方向案内に従ってずんずん奥へ進むと、見えてきました。
暗闇の中にあざやかなオレンジや赤といった明るい空間が浮かんでいます。
光の中に入ると、とても幻想的です。
池を埋め尽くす枯れた蓮と、頭上に咲く色鮮やかなカエデが対照的。
この日ばかりは一眼レフを持っている人がうらやましくなりました。
存分に楽しんだ後に、ぼんやりと照らされていた温室の方へ向かうと、温室も無料で夜間開放されており、たっぷりと別世界気分を味わえました。
秋の終わりに滑り込みで紅葉を見ておくくらいのつもりだったのですが、思いのほか紅葉以外のお楽しみ要素も多く、とても満足した夜でした。