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2011年9月3日

安全確保の意識


大自然の中で見ると、人間はかなり「小型動物」です・・・
こんにちは。受付の石田です女性
自然の脅威と対峙しなければならないことが多い今年。
「自然の力には勝てない」と思い知ると無力感を感じてしまいますが、
でも、「自分で自分の身を守る知恵を身につけて、自然と共に生きる」ということを知ると
心豊かに生きていけるような気もします。
少し前になりますが、
そのコンセプトに近いアドベンチャースポーツを家族で体験してきましたので、
少しご紹介・・。
ご存知の方も多いと思うのですが、日本に数ヶ所ある「フォレストアドベンチャー」。
未整備の森を利用した、フランス発祥の「自然共生型」アウトドアパークです。
私たちが向かったのは、奈良県山添村。
命綱(ハーネス)を着用して、地上10m以上の樹上を自分一人で空中移動していきます。
一度樹の上に登ってスタートすると、あとは怖くても自分の力でゴールまで
たどりつくしかありません。
大人でも子供でも、
「自分の身の安全は自分で責任をもつ」ことが最大の特徴です。
だからコースに出る前に、徹底的にハーネスの使い方の講習会があり、
試験に合格しないとコースに出れません。

↑ハーネスは常に2本。
(1本だと固定先を付け替えるその瞬間が無防備になってしまうからです)
無事、テストに合格して、出発!(娘が先に出発)

(次は私の番なので、足震えながら撮影してます。)

ハーネスを付け替えながら、ひたすら樹から樹へ。

↓怖くて吐きそうになってしまった綱渡りでの移動。

↓さらに最大の難所、ターザンスウィングで次の樹へ移動。

(娘の写真を撮る余裕なし)
無事、コースを終了すると、なんともいえない脱力感です。
地面で安心して暮らせることの幸せをしみじみ思ってしまいますが、
それと同時に、日常が「安全」に慣れてしまって、
今の自分が、「危険」について無防備だったり無知だったりすることにも
気付かされるのでした。
大昔の人間だったらもっとこのような能力は長けていたのかもしれません。
自然と慣れ親しまなくなった分、退化していく意識や能力があるのかもしれません・・。
by yumiko

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