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2012年7月18日

おもてなしの心に学ぶ


暑中お見舞い申し上げます。
受付の石田です女性
毎年7月に開催される大学の同窓会。
同じ学科専攻卒の様々な世代の方が集う会で、
参加させていただくと
諸先輩方のご活躍や波乱万丈の人生談を
聞かせていただき元気をもらっております。
今年の会場は
京都を代表する料亭、「菊乃井」。
今年政府はユネスコ無形文化遺産に
「和食;日本人の伝統的な食文化」を推薦していますが
それを後押しする事業として
菊乃井のご主人、村田吉弘氏が代表となって
「NPO法人日本料理アカデミー」という団体が数年前に発足しています。
和食の魅力を伝える様々な活動を(ほぼボランティアで)しておられますが
同窓生がこの団体の会員として村田氏と活動を共にしており、
そのご縁で今回会場に使わせていただきました。
さて、私この年齢になって初めての「菊乃井」でございます。
看板のある門から玄関まで少し距離があり、
どこか茶室に向かう「市中の山居」を思わせるような
身を清めるような緊張感を味わいました。

石畳と竹林が風情。

玄関には格式の高さを思わせる角柱。

すでにこの段階で
格の高さをひしひしと感じてしまうのですが、
でも・・
玄関に入ってまずびっくりするのは
敷台の低さ!

履物をぬぐのを忘れそうな低さでした。
高齢の方や和装の方に対応した優しいつくり。
さすが権威より機能美です。
お料理はいうまでもなくすべてため息の品々だったのですが、
サプライズの一品をご紹介☆
最初に出された「八寸」。

実はこの時京都では「夏越しの祓」の行事が終わって
間もない時期だったのですが、
最初のお料理に
厄祓いのお札がついた茅の輪をセットしてくださっていました。
ほぼ毎年のように
石田工務店近くの建勲神社で茅の輪くぐりをしていたのに、
今年は行きそびれて少し気にしていた私には感動。
「どうぞ、この夏を健康にすごせますよう縁起ようお箸をくぐらせてくださいませ。」
と女将の言葉。
なんてステキ。
センスのある心遣い。
勉強になりましたm(_ _)m
今年も思わぬところで厄払いができ
これからの暑い夏、頑張っていけそうです☆
by yumiko

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