2018年2月19日

はるばる京都へ

こんにちは、日浦です。
あっという間に2月も半ば過ぎ・・・寒さはまだ続いていますが陽ざしには少し春を感じている京都です。
そんな京都に先日、工務店勉強会らしさネクストの皆様がマザーハウスを視察においでくださいました。私たちも今までたくさんのモデルハウスや建築現場などを見せていただく機会を多くいただいています。今回はマザーハウスをプロの目で見ていただきご意見ご感想をいただけるという、またとないチャンスをいただきました。

皆さんことのほかくつろがれ2時間近くもおられました。
工務店のありかたからお客様目線の話など尽きぬ話となりました。これからのマザーハウスモデルの考え方にはとても共感くださり嬉しく思いました。

その後は京都散策にお供しました。
マザーハウスモデルのすぐ近く大徳寺の中を散策しバスで銀閣寺へ
哲学の道を南禅寺あたりまで歩きました。

途中法然院により、社長の住まい講座の話のなかで登場する谷崎潤一郎のお墓に全員でお参りしました。その著書である陰影礼賛は、私たち建築に係るものたちには一度は手にとって読みたい本かもしれません。

若王子では有名な建築家横内敏人先生の事務所にお邪魔させていただきました。素敵なアトリエでお茶をいただいたことは今回のこの会のスペシャルサプライズとなりました。下の写真は横内先生がお建てになった若王子のゲストハウスの写真です。静かな佇まいに引き込まれそうでした。


詳しくはこちら→ http://www.yokouchi-t.com/portfolio_details.php?id=122

代表の佐藤先生そして関西関東の素敵な工務店仲間の方々には感謝感謝です。

hiroko.hiura

2018年1月27日

親の家をリノベして子が住む

昨年からご用命を受けて計画していた減築を伴うリノベーション工事がいよいよスタートしている。
解体工事が始まった。

親の家を子が自分の暮らしに合わせてリノベーションをする。
壁床天井に断熱材を施し、窓には断熱サッシをいれる。
今回は省エネリフォームの対象としても取り組んでいる。雪が舞い踊る京都を北の事務所から南に位置するこの現場に毎日通っている。


先日、奥様とショールームに同行した。
奥様とお話をすればするほど、これからの幸せがいっぱい詰め込めるいい家にしたいと心からそう思う。

hiroko.hiura

2018年1月10日

戌年に思う

あけましておめでとうございます。 日浦です。
今年も何卒よろしくお願いいたします。

年賀のご挨拶をスマートフォンで作成してみました。

実は昨年の年末にスマホの状態が悪くなりiphoneXに機種を変更しました。
こんなことも簡単にできちゃいます。写真は愛犬たちです。
写真の鮮明さには驚かされています。
あんまり技術がなくても遠近がくっきり分かる素晴らしい写真も撮れます。
普通に楽しむならカメラも必要性が薄くなってくるような気がします・・・。

様々なものが進化し私たちの置かれた環境も変わっていきます。
「温故知新」私の好きな言葉です。
前に学んだことや昔の事柄をもう一度調べたり考えたりして、新たな道理や知識を見い出し自分のものとすること。
新しくなっていくものを楽しみ取り入れながらも、古くから大切にしてきた日本そして京都の文化にもこころと目を向けながら、
今年もお仕事をさせていただきたいと思っています。

今年は、社長渾身の力を注いだモデルハウスが完成お披露目するのと、
昨年からお話を進めていた大型のリノベーション現場はじまります。
スタッフ一同力を合わせて今年もがんばっていきます。
何卒よろしくお願いいたします。

2017年12月10日

宿題

こんにちは、日浦です。
12月も後残すところ20日あまり、心なしか忙しい毎日です。
工事のほうでも今年中にやってしまいたいということが多くなってきました。
年末まで気持ちを引き締めて仕事を進めていきたいと思っています。

ところで、今日は広報担当からいただいておりました宿題を一気に片づけました。
手前味噌になりますが、広報担当の重村がとても質の良い仕事をしてくれるお陰で、見てくださる方々の評判も良く社内でもとても嬉しく思っています。
段取り良くちゃんと下準備をして順々にいろいろ宿題が廻ってきます。
ワタクシ文章を考えたりすることは嫌いではないのですが、一定の時間がないと考えがまとまらなくて・・と言い訳〔笑〕
今日はちゃんと時間を作ってやり終えることができました。

会社は人の集まりです。
その人その人の持ち味、技術、キャリアなどが活かされることによりひとつの形となっていきます。
広報や事務方は、直接皆様の前に出ることは少ないのですが、会社にとってはとても重要な存在です。
受付や広報担当者にはいつもとても感謝しております・・し尊敬もしております。

本日ワタクシが、赤ペンでいーーーぱい書いたわがままを綺麗にまとめてくれた季刊誌や暮らしのデザインブックそしてホームページは、近いうちに皆様のお目に触れる日がくると思います。
どうぞお楽しみにしていてくださいね。

宿題が済んでさっぱりしたワタクシのご報告でした。

2017年11月27日

信楽焼き体験

こんにちは、日浦です。
先日友人に誘われて信楽に行ってきました。
東インターから高速を使って1時間走っての目的は陶器作り教室です。
信楽滞在時間は3時間弱。
陶芸の先生に教わりながら手びねりを・・・。

私はこんなものを作ってみました。しかも同じものをふたつ。
私をよく知る友人には「愛犬の餌いれ?」と突っ込まれました。2匹おりますので最終的にそうなる可能性も否めませんがね。
すり鉢状にあえてしなかったんですよ。何に見えますか?
四角い小さい飾り取っ手をつけて、カレーとかシチューとかグラタンとか入れる深皿ができあがる予定なのですが、
さてどうなることか・・・笑。
この大きさの9割程度に小さくなるそうです。

土をこねたり伸ばしたりしていると、粘土をしていた幼い頃を思い出しました。
自分が作ったものの仕上がりはとても楽しみです。・・とは言っても色付けや焼きは全て先生にお任せですけどね。
何事も体験するって楽しいですね。

注:隣の青い箱は私のではありません。

2017年11月22日

言霊日記:帰省と帰郷

こんにちは、日浦弘子です。
言霊日記を書きました。

2017年11月10日

キッチンリフォーム:京都市北区I邸

奥様が待ちに待ったキッチンリフォーム。
今回奥様は、タカラのキッチンを選ばれました。
汚れがつきにくくお手入れが簡単なホーローに魅力を感じられお決めになられました。
いよいよ解体工事からです。丁寧に取り外しが行われます。

すっかり取り除かれたキッチンはお疲れ様と言いながら処分です。

キッチン取替えリフォームの際には、モノの収め方やインテリアとのマッチングが重要です。モノの要不要の選別もこの際・・・と奮起されゴミ袋5つに。
今回は床下の配管なども点検した上、新しくフローリングも張りかえることになりました。
30年前にご夫妻が結婚した時に据え付けたキッチンだったそうです。
「キッチンが新しくなってまた新婚生活に戻るみたいですね」と奥様に申し上げるととても良い笑顔が返ってきました。
明日は新しいキッチンがやってきます。

hiroko.hiura

2017年11月4日

出会いに感謝

こんにちは、日浦弘子です。
先日、映像と音楽を楽しみ行ってきました。
秋津州〔アキツシマ〕という京都上賀茂に8年の歳月をかけて作られたクラブハウスを有する会員制倶楽部の建物です。
実はこちら、わが家から徒歩圏内にあり、愛犬の散歩中に通る道にあります。
長い間工事をしていたのと、以前から日本的な石組みや大きな樹木や端正な庭造りのアプローチにとても興味がありました。
竹の塀の向こうから清流の落水が響いているのが外周の歩道にも聞こえていました。
当日、一歩踏み入れたその世界では、その水の音と四季折々の草花が楽しめました。
博物館のような建物の内部はというと、多様なデザインの各部屋に高級感のある調度品が所狭しと配置されており堪能できました。

私がこちらにご縁を頂いたのは、パリで好評を得たという映像コンサート「神々の色いろ」報告会でした。
日本の四季折々をピアニストArikoさんの即興音楽とともに楽しむという催しでした。
娘と一緒に参加したのですが、世界的に活躍しておられるギタリストの山下和仁さんの奥様、藤家渓子さんとテーブルを共にさせていただくことになったのです。「私の夫は山下和仁と申しましてギターを弾くんですよ・・」と気さくにお話くださった一瞬、山下和仁さんを存じ上げなかった私は、失礼ながら中途半端なお返事しかできませんでした。
音楽のさまざまな世界観や、ご家族みなさんのご活躍のお話など、私にはびっくりするくらいことばかりでした。
ご夫妻は現在長崎在住で、私の好きな映画「人生フルーツ」さながらのような自給自足に近い生活をされておられるとのこと。
人生フルーツの映画の話をしながらの食事はとても和やかな優しい時間でした。

後でお調べさせていただくと、夫、山下和仁さんは超一流のギタリストで、妻の藤家渓子さんは作曲家。
藤家さんはあの日の数日後にはシアトルで開催される催しに旅立たれたようです。日本からはお二人しか招待されていないとう催しのご招待を受けたのは、坂本龍一さんとその藤家渓子さんでした。
同じく同席させていただいた西陣織りの社長様は、西陣織でドレスを作っておられ、イタリアで40分で売れたというお話をされてました。
フェラーリと同じ赤のドレスのお話を楽しそうにしておられました。
私たち親子が同席させていただいたのは、サウスルーム トゥルケーゼという部屋の4人掛けのガラステーブルでした。

なんと・・・人生にはびっくりするくらいの出会いがあるものだと思った出来事でした。
素敵だなと思うことに少し勇気をもって踏み込んでいくと、そこには自分の知らない素晴らしい出会いがあると私は思っています。
これからもこころ動かされるようなことには、興味を持って突き進んでみようと思う私なのでした。
出会いに感謝いたします。

秋津州HP
http://aic-akitsushima.com/facility/

2017年10月24日

感動の音楽

こんにちは、日浦弘子です。
先日、コンサートに出かけてきました。
ルツェルン祝祭管弦楽団がやってくるということで。

まあ、素晴らしかったです。
私はクラシックは好きですが、薀蓄を語るほど精通しておるわけではありません。
家でもBGMにCDを流しながら過ごすこともありますが、気に入ったコンサートをたまに聴きに行くという程度です。
そんなワタクシ・・猫に小判。豚に真珠的にありがたみの深さがそれほど理解できない者にとっても、演奏後は掌が真っ赤になるほど拍手しました。

ルツェルン祝祭管弦楽団は今は亡きイタリアの名指揮者のクラウディオ・アバドの提唱によって優秀な音楽家たちが集まり2003年に誕生したそうです。
アバド亡き後、今回演奏の音楽監督指揮者リッカルド・シャイーが引き継いだそうです。
そのリッカルドがパンフレットに寄せた記事から
「ルツエルン祝祭管弦楽団のメンバーたちは、毎年、数週間しか終結しません。しかしおそらく、共に奏でる時間が極めて限られていることへの意識が、楽団のサウンドに類まれな個性をもたらしているのだと思います。ルツエルン祝祭管弦楽団は、ただ演奏するのみならず、音楽的に思考することができるオーケストラです。音楽的な思考とは、互いの演奏を熱心に聴き合い、自分たちの演奏がどこに向かっているのかを直感的に把握し、それについて議論することも意味します。全演奏者たちが、音楽的な意思疎通と楽団の特色はごく短時間のうちに確立されなければならないと考えています。それは、私たちの芸術家としての人生を成す濃密な「時」となるべきなのです。」

建築、家づくりという仕事にも通じるものがあるな・・と思いました。


オールスターズの演奏は圧巻でした。
いつまでも鳴り止まぬ拍手に私も共感の思いがこみ上げました。


素晴らしい演奏を聴きとても豊かな気持ちになりました。

2017年10月13日

そうだ!木のおもちゃを贈ろう

こんにちは、日浦です。
今日はおもちゃ屋さんに行ってきた時のお話です。

わが子の幼少の頃から、京都市北区上賀茂にあるトーイハウス童〔わらべ〕さんに行ってきました。
絵本や知育ゲームもありますが、その時代からずっと木のおもちゃがいっぱいです!
木のおもちゃは手触りも良く、赤ちゃんが握ったりお口に入れても安全なようにと考えられています。
そして一番良いところは、長い年月使うことができるということです。
大切に使い保管していれば、親から子へ子から孫へと引き継ぐことも可能です。
木の色は時間とともに変化していきますが、変化とともにとても味わいが出てきます。
そんな木のおもちゃを保育園や幼稚園でも置いているところも多いですよね。

実はワタクシ、今回このおもちゃを購入しました。
生後8ヶ月ごろの赤ちゃんは追視といって、左右に目を動かしてモノの動きを追う事で脳を刺激し発達を促すと聞きました。
お届け先のわが娘は、シンプルライフスタイルの住まい方が好きで、不要なモノを持つのが嫌いです。
不要なモノは要らないとはっきり言います。〔なのでモノを贈る時にはとても慎重になります・・笑〕
えーーっと、インテリア的にも邪魔にならないように・・・と配慮し、左にしました。


このおもちゃ、上のほうからコロコロと有色の木のボールが、見え隠れしながら転げ落ちてきます。最後にチーーンと音を立てて止まる。
これをどんな表情で見つめるんだろう・・最後チーンの瞬間どんな驚きの顔を見せるのだろう・・・。
果てしなき想像の先には、おばあちゃんとしての喜びがあるのです。笑

このおもちゃが色が変わっても、幼い頃に見つめた情景や小さな感動は、大きな山に降り積もった雪になり、その雪はじわじわと溶け流れ出す岩清水になり、お母さんやお父さんとともにある遠い楽しい記憶になって欲しい。
一人遊びも良いけれど、忙しい時間の合間を縫って親が子と関わりあいながら遊べるおもちゃもいい。

トーイハウス童さんには成長に合わせて親子で遊べるおもちゃがいっぱいでした。
30数年ぶりに行きましたが、相変わらずオーナーさんもお元気でした。
一貫したそのおもちゃへの姿勢に賛同した世代を超えたリピート客たちが訪れる。こうしてこのお店は続いてきたのではないでしょうか。
次回は、娘とその息子を連れて訪れたいと思いました。

Webからお問い合わせ 0120-296-481