京都市北区N邸 造作収納完成
計画から1ヶ月本日で工事が完了いたしました。
毎日朝、昼、夕と現場に通いました。
リフォームは工事の進み具合が早いので現場での確認作業も頻繁に行います。
最初は不安そうだったお施主様のお顔が少しづつ変化していきます。
どなたでもそうですが、信頼して任せて始まったのは良いが・・・
現場の業者の出入りが入れ替わり立ち代り、わが家が雑然とした工事現場になるのですから。
そんな時現場の監督の仕事は、お施主様に工事の進捗を丁寧に説明し安心していただくことです。
今回のN邸では起こりませんでしたが、
リフォームには思わぬ隠れたことが勃発することもあります。
しかし、問題点は分かりやすくご説明し対策とこれからの方向を指し示して差し上げます。
住みながらのリフォームはお施主様が一番現場に長くおられますので心配もひとしお。
私たち施工側には全く問題なく工程の過程であっても不安は募ります。
寄り添いながら工事を進めていくことが大事なんです。それが私たち現場監督の仕事とも言えます。
いよいよ終盤に近づきますとお施主さんの笑顔が一気に増えます。
思った以上のでき映えを感じていただけるようにといつも思ってはいますが、この時は一番の喜びです。
今日は造作家具の最終工事で建具の取り付けでした。
地震が来ても食器が飛び出してこないように扉は引き戸に。
家族の身長差が30センチもあるということで取っ手はどこを持っても引きやすいものを。
お手持ちのゴミ箱がちゃんと納まるように。炊飯器は移動して使えるように・・・などなど
食器の整理は少しレクチャーさせていただきましたのでこれからぼちぼちやっていかれるそうです。
これまで使っていた食器棚を思い切って処分して良かったとご満足そうに微笑まれていました。
私も本当に嬉しい最終工事の完成でした。
hiroko.hiura