2024年4月26日

築約30年 京都市中京区西ノ京O様邸 室内リフォーム工事 完了

先月のブログの続きで、O様邸の工事が完了したのでご紹介させて頂きます。


before


after

塗り壁であった和室は、今度からダイニングとして使用されるため、出来るだけ明るい部屋になるよう白いクロスで仕上げ、隣のキッチンも一体的に感じられるよう同じクロスとしました。


玄関の方は塗り壁からカビが発生していた壁をクロス仕上でやり替え、天井や廊下に面する建具のクロスは既存のまま生かす方針としたので、現状に馴染むようにアイボリーに近いクロスを選びました。


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after

脱衣室のアコーディオン戸も、動きが悪くなっていたので、新調し、お客さまに明るい柄のアコーディオンカーテンを選んで頂きました。


また、押入の一部をパントリーとして使用するにあたり、襖から新しい製作建具に替える計画でしたが、打合せを重ねる中で、他室から取り除くガラス建具が転用できるとなり、上手く収めることが出来ました。コスト面でもお客様に嬉しい変更ですね。


こちらは七輪を置くキャスター付きワゴンです。お客さまのご希望に合わせてピッタリサイズので製作しました。
そして熱を懸念し天板はお好みのタイルにて仕上げました。

キッチン周辺を中心に、小さい工事から少しづつアップデートしたいご要望のもとさせて頂いた内容ですが、全体としてしっかり明るく、家事のしやすい空間に変える事ができました。

2024年4月2日

北区紫野のS様邸の1F修繕工事に入っています

4月はじめは
工事前

和室畳の撤去

和室を洋室(書斎)にするための床張り

廊下の補強床張り後

引き戸を開き戸にする為の壁下地の様子

床と敷居との納まり
ほぼ高さがそろいました。

1年前にも2Fの修繕工事をさせていただいた
北区紫野上柏野町のS様邸の1F修繕工事に入っています。

キッチンと廊下の床の劣化による沈み込みの不具合に対する補強の為、
床板材を上張りします。

廊下の存在感が出るよう、
目地巾の広い床板を選びました。

上張りにより今まで上がっていた敷居と床板の差がほとんど無くなりました。
バリアフリーに近づいたと言えるでしょう。

居室(和室から洋室へ)の入口戸は開戸(カギ付)になります。

今までの押入はハンガーパイプを取り付けたクローゼットになります。
工事は中盤にさしかかりました。

住まいは定期的な修繕工事を住まい方の変化によるリフォーム工事が必要となることが多くあります。

2024年3月19日

築約30年 京都市中京区西ノ京O様邸 室内リフォーム工事

弊社が約30年前に新築で建てたせてもらった京都市中京区西ノ京O様邸の室内リフォーム工事です。

<キッチン改修>
キッチンの左横に吊戸とカウンター棚が納まりました。

カウンター下の奥中段の手前はキャスター付のゴミ袋が2つ入ります。

天井をクロス工事とする為、ラワンベニアを木の棒で押さえながら止めていきます。

キッチンの出入口のこのコーナーに囲いをつくります。

囲いをつくり、収納棚を取り付けました。

この中に洗濯機を納めます。

<玄関、廊下のクロス張り改修>
玄関横の壁のぬり壁他に、カビが発生していたので、
その部分にはラワンベニアを切り落とし込んで取り付けます。

これを終えてからクロスを張っていきます。

2024年3月12日

京都市北区紫野南舟岡町 S様邸 築100年にもなる京町家のリフォーム工事 その3             ガラスの木建具を安全面も考え樹脂のカスミの木建具にしました。

京都市北区紫野南舟岡町 S様邸 築100年にもなる京町家のリフォーム工事 その3

玄関にあるガラスの木建具だったものを、安全面も考え樹脂のカスミの木建具に取り替えて
全ての工事が終了となりました。

工事前



工事後

工事前


工事後

今後ともS様どうぞよろしくお願いいたします。

2024年2月29日

南舟岡町 S様邸 築100年にもなる京町家のリフォーム工事 その2             1F和室床のぶかぶかの改修と塗壁工事

工事前の1F和室

既存現状 解体前の床組み

弱々しい木組み

考え中の大工

床下の深さが1m以上ありました。予想外の深さでした。


床の高さを設定するため水平器でレベルを見ています。


以前と全く違う丈夫な木の骨組み


明るく味わいのある聚楽壁で塗り直し


コンセントを左官職人が元の位置に付け直しています


大工とスタッフ2人で家財道具を元の位置に置き直しています。


流しの足元はフローリングを貼りきれないので、塗装工事をして全体の調和をとりました。


キッチンの床のぶかぶかを直した後に収納をみんなで元の位置に置き直しました。

残り工事は2ヵ所の室内建具工事だけになりました。

2024年2月8日

南舟岡町 S様邸 築100年にもなる京町家のリフォーム工事が始まりました。

紫野南舟岡町の近代的な建物の中に、S様がお住まいの京町家はあります。
なんと築100年、大正生まれです。

通り庭のおくどさんがシステムキッチンに替わるなど時代とともに変化しながら、
何代にもわたって受け継がれ、今なお戦前のおもかげを漂わせています。

現在はお一人で丁寧に暮らしておられますが、
住まわれる中で気になる部分も増えてきたとのこと。
そして2月6日から、ついにリフォーム工事が始まりました!

まずは通り庭につくられたキッチンの床から。
こちらは上を歩くと沈み込んでしまい、料理に集中できません。

さっそく張替えました。

また、4.5畳の和室も同じように床が沈み込むので、安全のためにもしっかりと直す事になりました。
直す前の状態がこちらです。

和室はベッドを置くのでフローリングに変更します。
床板をはがしてみると・・・


根太などの土台のほとんどが朽ちていました。
これは全て新しいものに交換する必要がありそうです。

また、ガラスが入った天然木の建具6枚も新調することになりました。

これらは安全のために、樹脂版を入れた天然木の建具に新調いたします。

玄関戸は門扉を兼ねた造りになっているので、
玄関戸のカギのかかりの不具合を本格的に直すには手間がかかります。
よって今回は応急的な対応となります。

気になるところは他にもありますが、
それはおいおい時期をみてということになるでしょう。
これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。

ずっと人生をともにされてきた家。
この先もあじわいある京町家に住んでいただくために。
そっと寄り添う住まいづくりのパートナーがこの京都でできることは、
まだまだたくさんあると思っています。

2024年1月18日

下鴨T様邸 イヤープレートのお渡し

昨年の暮れに工事が完了いたしましたT様に弊社のイヤープレートを進呈をいたしました。

ロイヤルコペンハーゲンの素敵な冬らしいデザインのプレートです。

お引越しされたところを訪ねさせて頂き、直接お渡しさせて頂きました。

また新しく施工したカーペット敷きの洋室で過ごされているご家族にもご挨拶できました。
新調したエアコンにより室内温度も快適で、ようやく本格的な寒さがやってきたところですが、ゆっくりと新年を迎えて頂けたことと思います。

Webからお問い合わせ 0120-296-481