2018年4月2日
美味探求 part27 -かくし味(ぶりの照り焼き)-
天然のブリの切り身を買ったので
どう料理しようかと考えて
よく作る「照り焼き」に決めた。
いつものように塩洗いとお湯洗い(約60℃)、
水で締めてキッチンペーパーで水気を取り、
表裏に塩を振って15分置く。
次にタレ作りに取りかかる。
味の母(みりん系調味料)に少々の砂糖、めんつゆ、
薄口しょうゆ、最後に少々のバルサミコ酢を
茶こしで濾し入れ溶かす。
フライパンに菜種油少々を敷き
中火で1分焼き、
その後弱火にして5分焼きながら、
表面に浮いてきた血をキッチンペーパーで取り、
全体の7割程度火を通す。
裏返して同じように中火で1分焼き、
弱火に変えて焼く。
ほぼ火が通ったら
作っていたタレをフライパンに入れ、
中火で煮詰めながらタレをブリにかけながら焼く。
タレの量が減ってきたら
ブリを皿に盛り、
フライパンのタレをさらに煮詰める。
泡が出て焦げる少し前に火を止め、
タレをブリの上にかけて出来上がり。
この火の入れ方は「低温調理」になるので
ブリが小さくならず、ふっくら仕上がる。
バルサミコ酢がかくし味。
この酢を入れると味に奥行きが出る。
簡単なのでお試しください。