2021年12月29日

年末のご挨拶

 新しい未来の始まりです。
新型コロナのむこうに新しい光が見えてきました。
蓄えてきた力を外に発揮する刻がやってきました。
 苦難は幸福の門とも言われます。
これを超えたところに全く新しい世界が広がっています。

 この二年間多くの皆様のキッチンダイニングづくりに取り組まさせていただきました。
食は私が考えるに、人と人の心が通い合うもっとも大切な営みです。
その皆様の幸せづくりに令和四年度はさらにさらに関わってまいります。
 ただ残念ながら、この二年間の行事はほぼストップいたしました。
令和四年は春から住まいの見学会を開催いたします。
本当の暮らしを見ていただきたいと思います。
これからも住まいを守り暮らしの中に幸せを見つけられる住まいを一つひとつ
つくってまいります。
 もう少しの辛抱は必要かもしれませんが、皆様とふつうにお会いできる日はもうすぐそこです。

光りあふれる日々をいっしょにすごしてまいりましょう。

                     令和三年十二月
                       株式会社石田工務店
                       代表取締役 石田泰久

2021年12月16日

代表インタビューにお答えしました。会社の沿革や私の経歴をお分かりいただけると思います。

株式会社テクニカ様の経営者インタビューに載せていただきましたのでご紹介いたします。

これまでの会社の沿革や私の経歴などをお分かりいただけると思います。

インタビュー

以下引用

美しい生き様
これを仕事で表現出来ると
最高の幸せです

Vol .代表インタビュー

石田社長は、どのような経緯で家業に入られたのでしょうか?

私のお祖父さんが、左官業をやっていたんです。その後、私の父の代では、左官業が工務店になり 、それと併せて不動産業もやるようになりました。
その頃は、戦後 で建売住宅がメチャクチャ売れた時代だったそうです。そんな父の元に私が産まれた訳ですが、幼い頃からずっと「仕事は継がなくていい 。」と言われていたんですよ。しかしながら、父も口ではそう言うものの家の中には継がないといけないような空気はずっと漂っていました。
そんな中で育った私は、建築系の大学に進んだんです。卒業後は、設計事務所に就職して設計士としての修業をはじめました。
そして、その設計事務所で3年程経った頃、父 から「そろそろ帰ってこないか?」と連絡があったんです。その連絡をキッカケに家業に入りました。


ありがとうございます。お父様の代での、工務店+不動産業とはまた現在では色が違うように思いますが、家業に戻られてからどのように現在のスタイルになったのですか?

戻って来た当時は、分譲地の建売りがメインでした。他にも、木造や鉄骨、店舗付き住宅の設計施工もやっていました。
しかし、時代の流れの中で鉄骨や分譲地を縮小していったんです。というのも、私がお客様の顔を見ながら話をして、お客様と一緒になって家を作り上げたかったからなんです。
そして、そう思いだした30年程前に、当時では画期的だった「高断熱高気密」の家と出会ったんです。かねてからの私の思いにこんな出会いが重なったので注文住宅に力を入れるようになっていきました 。
そして、更に10年程前からは、注文住宅だけでなく、リノベーションもスタートさせました。

それから、高断熱高気密の家というものが知れ渡ってきたタイミングで、さらに特徴を打ち出そうと無垢材を使うようになりました。
こんな取り組みを続けている中で、父から少しづつ事業や会社の事を任せられるようになり、ごく自然な流れの中で代表を継ぎました。


特徴や他との差別化というものはとても難しいと思うのですが、とてもうまく実行されたんですね。すごいと思います。現在、石田社長が経営者として大切にされている思いとはどのような思いでしょうか

住まいは新築にしてもリノベーションにしても、とても大きな金額をお預かりすることになります。
ですから、お客様からは信用と信頼をして頂かなければなりません。
その為には、徹底的にお客様の思いや願いをくみ取り、それを私が消化して目で見えるカタチで表現して提案する。
そして、それを元に打ち合わせをしてさらにお客様の思いや願いをくみ取り、消化して表現して提案する。
こうする過程で徐々に信用と信頼をして頂けるようになると感じています。
また、これを繰り返すことで 120%満足して頂ける家が完成すると信じています。


ありがとうございます。お客様の望む120%の家を完成させるということだけでも十分貢献だと思うのですが、その他に石田社長が考えられているお客様への貢献とはどういう事がありますか?

約30年前から弊社 が建てた家については現在でも無償で定期点検を実施させて頂いています。
この取り組みを始めてもう30年位になりますね。
この取り組みの事を私は「家守り」なんて言っています。点検に伺って、メンテナンスの必要があるところについてお伝えしています。
こういう活動を通じ、家のメンテナンスをすることで末永く快適に住み続けてもらいたいと考えています。これが、私のお客様への貢献だと考えています。


30年も前から定期点検ですか!今でこそ定期点検というのはよく聞きますが、そんなに昔からされていたんですね。石田社長が家業に戻ってこられて一番つらかった時期はどんなときでしたか?

家業に戻ってしばらくした頃の事です。当時私は、専務という役職で、父からもある程度仕事を任されていました。それ故、業績を上げることで頭がいっぱいでした。
当時は、建売りがメイン事業でしたので、土地を買って家を建てても土地の相場が下がって行くので、売れなければ ドンドン値段を下げていかなければいけないわけです。
そうなると、売れても利益はマイナスなんてことが往々にしてあるんです。
このままではいけないということで、注文住宅へシフトしてく訳ですが、当時始めた高断熱高気密の注文住宅と言っても世間の認知度がありませんから、すぐに売れることなんてありませ
んでした。
だからと言って私からアクションを起こさないと認知度なんて上がりませんから、実際にモデルハウスを建てたりしました。
このように建売りの販売から注文住宅へシフトするこの過渡期が一番つらかったです。


ありがとうございます。しかし、そんな困難もクリアされたのはすごいモチベーションですね。その源って何なんですか?それと、最後に今後の事についてもお聞かせください。

会社だけの世界で生きているとどうしても視野が狭くなってしまいます。
ですから私は、可能な限り様々な会や勉強会に参加して、様々な業界の方々と関わるようにしています。
そうすることで、様々な刺激を受けて、今よりもより良い提案をお客様にさせて頂け様に、日々勉強して行動して検証する。
これを繰り返しています。今後についてですが、「キッチン・ダイニングの設計では京都で一番」。
皆様にそう言って頂けるようになりたいですね。自然素材を使って、お客様の笑顔あふれるダイニングキッチンやリビングづくりを突き詰めていきたいと考えています。
また、私は「家庭調理 研究家」なんていう肩書も持っていますので、「料理 × 建築設計」。こんな視点でも活動をしていこうと考えています。

株式会社 石田工務店
代表取締役 石田泰久

2021年11月6日

昨日は魚伊で鯛の子と美味しそうな鰆を買い魚料理をつくりました

おはようございます。

今日は魚料理です。
私は最近たびたび紫竹のグルメシティ北山の向いにある、北山魚伊を訪れます。

昨日は魚伊で鯛の子と美味しそうな鰆を買いました。
さわらは魚へんに春と書きますが、冬に向けて脂を蓄える今の時期が、身の味が良くなります。秋さわら、
寒さわらと呼ばれます。

まず鯛の子の調理です。
子はさっと洗い、しょうがのうす切りと砂糖、味の母、水を入れ中火で煮ます。
沸騰してきたらしょうゆとさんしょの実を入れ少し煮詰めます。火を止めたら出来上がり。かんたんです。

ゆで卵は鯛の子の汁をかけていただきます。

今回は汁を鰆の焼き物のつけだしに使います。

鰆はさっと洗い、水分を拭き取って砂糖、めんつゆ、鯛の子のだし、すだちの輪切りに冷蔵庫で半日漬け込みます。

焼きは余分な水気を取り、クッキングシートに並べてグリルで15分焼きます。

鯛の子と鰆のコラボレーション。焼き魚に深みが加わりました。
 ごはんが進みます。

季刊誌マザーハウス最新号をご覧ください

2021年11月1日

銀閣寺道にある 白沙村荘 橋本関雪記念館 に行ってきました。

昨日は久しぶりに
銀閣寺道にある
白沙村荘 橋本関雪記念館
に行ってきました。

山々や草木も本格的な
秋の気配。

新しい発見もあり
静かな
いい午後のひとときをすごすことができました。

2021年10月12日

丁寧な暮らしって どんなんだろう。第二弾

暮らし家守りをサポートするマザーハウス石田工務店 社長の石田です。
前回のブログでも書きました、「丁寧な暮らしって どんなんだろう。」の第二弾です。

【食にたまに時間をかける】

<旬>梅酒をつくる。
6月になると梅酒づくりを始めます。毎年の仕込みが一年にリズムを生みます。


昨年仕込んだてんさいの氷砂糖と有機の南高梅の梅酒

<朝>ハンドドリップのコーヒーを入れる。
冷凍の豆をハンドミルでひき、コーヒーを入れます。そっとお湯を注ぎながら漂ってくるコーヒーの香りを嗅ぐとやさしい気持ちになります。


ハンドミル


ハンドドリップ

<食>出汁をとる。
鍋にこんぶと水を入れ、ほおって(1時間から一晩)おいてから火を点けます。煮たつ前にこんぶを出し、沸騰させながらあくを取ります。火を止めかつおぶしを入れてしばらくして濾すと、黄金色の香り高い出汁が出来上がります。

    

2021年9月25日

丁寧な暮らしって どんなんだろう。第一弾

【1】

<調理>
買った食材は数日以内に1度に使い切る。(小分けで残さない)酢を使った料理は日持ちします。冷蔵庫で1週間はもちます。それ以外は2~3日で食べ切りましょう。保存には少し高くてもホーローの容器を使いましょう。食材の味が変わりません。

<味>
いい調味料が味を決めます。そしてそれを使い続ける。質のいい調味料はとても濃いし、素材の味をきちんと引き立てます。

<しまつ>
調味料を一升瓶で買って小瓶に分けて使えばお得になります。

添加物が入っていないおすすめの調味料

黒酢:壺がはぐくんだこく。サラダのドレッシングにも使えます。

千鳥酢:まろやかでやわらかい。酢のものはこれで決まり。

味の母:みりんの旨味と酒の風味。何でもこれで煮るとおいしくなります。

<健康>
白砂糖を採りすぎると体内のカルシウムが失われます。砂糖はてんさい糖がおすすめです。白砂糖は体を冷やしますが、てんさい糖は体を温めます。

<キッチン>
台所とは。棚に置く、吊るすことで必要なものがすぐ取れます。カウンタースペースを複数箇所つくることで作業の手づまり感が無くなります。

【2 食に時間をかけない(かけないくふう)】

<旬>
おいしい食材であれば、手の込んだ料理は必要ありません。

<旬>
メニューを決めて買いものに行かない。まず特売品を買いメニューを決めます。特売品には旬のおいしい食材が多いし、安上りです。食材は家族の体のことを考えて国産の物を。いきつけの安心できる店があればいいですね。

おすすめのスーパー
ヘルプ(左京区一乗寺):何でもそろう安心の店。特に魚がおすすめです。
近年、高野の阪急スクエアにも出店しました。

ワンドロップ(北区小山):菜中心の良心店お買得品から売り切れます。

第二弾をお楽しみに。

2021年8月28日

菜園の夏野菜。マザー紫野の庭で採れたゴーヤ、二十日大根、きゅうりを 、使ってのシンプル料理。前菜のサラダとグリル調理。

暮らし家守りをサポートする、京都マザーハウス石田工務店社長の石田です。

菜園の夏野菜
弊社のモデルハウスであるマザー紫野の庭で採れた
ゴーヤ、二十日大根、きゅうりを使ってのシンプル料理

前菜のサラダとグリル調理

前菜は梨、二十日大根、
きゅうり、プロシュートを使いエキストラヴァージンオリーブオイルを垂らしました。トッビングは有機のブルーベリー。
甘さ、酸味、苦さ、塩味が主張しながらのハーモニー

グリルは肉無しの野菜のみ
じゃがいも、ゴーヤ、ごぼうをIH用のグリルでゆっくり焼きます。味付けは塩コショウとEVオリーブオイル。

さりげない心喜ぶ一品です。
作家さんのお皿に盛りました。

夏野菜も終盤。
次に庭で何を作るか考え中です。
何がいいでしょうか。
皆さん教えて下さい!

2021年8月21日

鮎ご飯をつくりました。いま迄あまり載せてなかった ごはんものです。

鮎ご飯をつくりました。
今日はいま迄あまり載せてなかった ごはんものです。

大阪の魚屋さんから送っていただいたのは、真空パックの生鮎の開き。

手順は粗塩で水洗いし、

水分を拭き、かるく良い塩を振って230度のオーブンで8分焼きます。

研いで水につけたお米に味の母 みりん系調味料としょうゆをたらし炊飯器で加熱します。

途中 ちょうど加熱の中間時間でオーブンで焼いた鮎を入れて炊き上げます。
鮎の骨を除いてごはんにまぜて出来上がりです。

鮎の香りとにが甘さがただよう おかずがいらない程のごはんものになりました。(笑)😋

2021年8月19日

京都マザーハウス紫野(モデルハウス)にてスタッフと料理をコラボしました。

暮らし家守りをサポートする、マザーハウス石田工務店 社長の石田です。

マザーハウス紫野で夕方からの社内交流会。
今回はスタッフと料理をコラボしました。

作ってくれたのはマグロとアボカドの和風盛り合わせ

ごま油が効いてます。
お酒は自家製梅酒サワーと合わせました。

ホタテ貝のカルパッチョにづづくごちそうは

前の畑でのとれたてのきゅうりとゴーヤ。

きゅうりは塩ふりだけでいただきます。
有機無農薬の採りたてのきゅうり、ほんま味が濃いぃです。

きっちし出汁を採った吸い物に続き

豚肉の燻製、

ゴーヤチャンプルー

締めは具だくさんそうめん

みんな満腹なようす。
料理しやすく楽しい食事ができる
マザーハウスでの会。
あっという間の2時間でした。

スタッフの皆さんいつもありがとう。
暑い夏ですが元気にしっかり
乗りきっていきましょう。

モデルハウスのご紹介はこちら

2021年7月26日

今年の最後の梅仕事は梅シロップ作り

6月の梅酒の仕込みの後 今年の最後の梅仕事は 
梅シロップ作り。


キンキンに冷凍庫で凍らした梅を密閉ビンに入れて、その上からてんさい氷砂糖を注ぎます。

保存は冷蔵庫の野菜室。
梅を凍らせると、常温の梅だと出来上がり迄1ヶ月程かかるのが、2週間で完成します。
徐々に氷砂糖が液体に変わり、梅のエキスとひとつになっていきます。出来上がりまではビンを時々揺らすだけ。
 
お盆前に炭酸水で割って梅のエキスをぐびっといただきます。
夏を乗りきるギアのひとつです。

Webからお問い合わせ 0120-296-481