2013年10月9日

「大切に使う」という意識


住宅の経年劣化は避けられない(写真は外壁シーリングのひび割れ)
「住宅」は持ち主様の大切な資産だ。
その資産を生み出した後、守っていくことも我々の仕事である。
弊社では以前から、新築住宅のお引き渡し後、
定期的な点検を行い、経年劣化の早期発見や早期ケアに努めている。

心を込めてお建てした住宅。職人たちの丁寧な作業と魂が細部にまで宿る。
末永く役立ってほしいと願う気持ちは強い。
現在、住宅は次々と建てては壊す消耗の時代から
「大切に使って継承する」時代へ変わってきている。
日本の住宅の寿命は欧米諸国に比べて短いといわれるが、
それには住宅メンテナンスに対する日本人の意識の低さも背景にある。
住宅の寿命をより確実に延ばすためには
やはり住まい手の「大切に使う」という意識やメンテナンスへの取り組みが欠かせない。
年を経るごとに劣化による不具合は少なからず生じてくる。
特に外部は常に紫外線や風雨にさらされているため劣化の進み具合が早く、
見過ごしていると雨水の侵入により住まいに大きなダメージを与えてしまう。
早めの対策が住宅の寿命を延ばす大切なポイントだ。

今度の日曜日(10/13)に弊社主催で開催する
住宅メンテナンス講習会
http://www.isida.jp/event/index.php?e=69
大切な我が家を末永く快適にそして安全に維持管理するために
日頃どのようなところに気を配ればよいか、
劣化しやすい場所はどこか、どのような対策があるのか、
メンテナンスのチェックポイントを分かりやすく説明する。
講師は私の友人でもある伊藤裕啓氏(一級建築士)にお願いしている。
住宅メンテナンス・維持管理のプロだ。
参加費無料(要予約)。
どなたでも参加できるのでぜひこの機会にご活用いただきたい。

Webからお問い合わせ 0120-296-481