地鎮祭
今年はじめての地鎮祭を執り行いました。
場所は北区紫野。
前日からの雨により地面がぬかるんでいましたが
当日は雨もあがり、足元には養生をはりめぐらせたので
歩ける状態になりました。
四方払いへ
土地を清めていきます。
私どももこれから気を引きしめて工事にかかります。
上棟は3月上旬の予定です。
完成まで現場見学会を3回行いますので
よろしかったら是非見に来てください。
今年はじめての地鎮祭を執り行いました。
場所は北区紫野。
前日からの雨により地面がぬかるんでいましたが
当日は雨もあがり、足元には養生をはりめぐらせたので
歩ける状態になりました。
四方払いへ
土地を清めていきます。
私どももこれから気を引きしめて工事にかかります。
上棟は3月上旬の予定です。
完成まで現場見学会を3回行いますので
よろしかったら是非見に来てください。
暖かいお風呂で新年を迎えていただきました。
昨年末より浴室、洗面脱衣室、キッチンの増改リフォームをしています。
建物は中京区の京町屋で、昭和8年の建物ですから、築83年になります。
現在2人でお住まいになられています。
その浴室を解体し、新しく浴室と洗面脱衣室を作ります。
①お風呂に入るのにも外出ないと入れません。
②室外に洗濯機があり冬期はたいへん寒い洗濯の作業になります。
③浴室を含む水まわりを解体します。
④浴室、洗面脱衣室の基礎工事が始まりました。
⑤基礎の上に檜の土台が敷かれます。
⑥檜の骨組みが組み上げられます。
⑦外部に合板が貼られ、窓と家手口が取り付けられました。
⑧住まいが長持ちする通気工法仕上げです。
⑨洗面脱衣室の壁、床、天井に断熱材が取り付けられます。
⑩浴室の断熱材取付の様子です。
丁寧な施工により一年を通して快適な入浴が可能になります。
⑪浴室が出来上がりました。
これで2015年の工事は終了しました。
お約束通り、これで正月、暖かくお風呂に入っていただけます。
工事は新年も続きます。
立秋を過ぎ、朝晩に若干秋の気配を感じるようになったが
日中の暑さはまだまだ厳しい。
今年の夏もことのほか暑い日が続いた。
熱中症による救急搬送のニュースも多かったように思う。
京都は盆地という土地環境に加え、
市内の住宅は狭小間口の住宅が密集し
それぞれの住宅から排出される冷房の排気熱で
日中市街地の気温はぐんぐん上昇する。
このような環境で、断熱性の低い家に住むことは
特に高齢の方にとっては非常に危険である。
実際、高齢の方の熱中症はほとんど家の中で発生している。
さて、先日の暑い一日、
弊社がお建てした住宅を訪問させていただく「住宅見学
バスツアー」を行なった。
すでにご入居いただいているお住まいに
お邪魔させていただくのだが
お施主様には
快く見学させていただき大変ありがたく思っている。
室内の温度が外気の温度に左右されにくい
極めて高い断熱性と気密性の住まい。
室内は心地良い。
快適に住まわれているとのお施主様のお話をいただく。ありがたい。
天然木、天然素材に囲まれた空間は優しく、
参加者も熱心にご見学されていた。
家は住む人の命を守らなくてはならないと思っている。
見た目重視のデザイン性や価格だけで
最も大切なことをないがしろにしない住まいを
これからもつくり続けていく。
8月22日(土)に
京都の住まい講座勉強会を行います。
まだ空席がありますので
「住まいづくりでもっとも大切なこと」を
ご一緒に学んでいきましょう。
新緑が美しい季節だ。
この時期、「いのち」の息吹きや勢いを自然から感じる。
「いのち」は
私たちが最も大切にしている家づくりのテーマである。
「いのちと向き合い、いのちを育む」
この思いで私たちは住まいづくりを考えている。
いのちとは
まず第一に住む人のいのち
そして
住む人を支える自然素材のいのちのこと。
「いのちを育む」とは
いのちを大切にあつかうことである。
いのちあるものは「私はここにいるよ」と
問いかけをしてしてくれる。
たとえ死んでもその存在が問いかけをしてくれている。
いのちあふれるところに豊かさがあると思う。
癒され、ぬくもりを感じ落ち着ける場所となる。
住まいとは、
いのちを育みいのちを守るところである。
そして末永く生かすところである。
今日も複数の現場で
「いのち」が輝いている。
先週、梅の名所 北野天満宮に行ってきました。
花の咲き具合はというと
こんな感じでした。ただただきれい
ほのかに甘い香りがたちこめる宮に
たくさんの咲顔があふれていました。
今はきっと満開のことでしょう
春はやはりいいものです。
雪が舞う日曜日、四条大橋の上で撮った一枚。
底冷えの京都、北に見える山々は白く冷たい。
だがこの冷たさの下で植物たちは着実に春を迎える準備をしている。
2ヵ月後には桜が満開になっているのだから。
会社近くから見える左大文字
日に日に秋が深まり、
京都は本格的な観光シーズンを迎えている。
最近は海外からの観光客が急増し、
国際観光都市となってきた。
日本の四季の美しさを間近に感じながら
今日も仕事に励む。
大徳寺高桐院
堀川通りの銀杏並木
京都の秋は心をゆるくしてくれる。
…オール・ディス・タイム/スティング
ライブ収録日: 2001年9月11日
グラミー賞の受賞歴も多い世界的ミュージシャン、スティング。
数あるヒットアルバムの中でも、
この時期、特別な思いで聴くのがこの一枚である。
このアルバムは、2001年の9月11日に行われたライブを収録している。
今から13年前、まさに同時多発テロが起こったその日である。
イタリア・トスカーナにあるスティングの家の中庭で
世界中から200人を招待して行われたライブ。
その直前に「同時多発テロ」のニュースが飛び込んだが、
聴衆の希望で中止は免れ、
スティングが急きょ一曲目に涙声で歌ったのが
「Fragile」( フラジャイル/1987発表)だった。
Fragile とは「もろさ」のこと。
この曲は、人の世の不条理や暴力の哀しさ、そして人がどれほど弱くもろい存在か
ということを切々と歌った彼の名作ナンバーだ。
暴力、テロ、戦争は今も治まらない。
世の中を見渡せば、悲しいこと不条理なことは今なお続く。
奇しくも今日、日本では
3.11東日本大震災から3年半の節目を迎えた。
人のはかなさ弱さをどこかで知りつつも、
前を向いてそれぞれが力強く生きていく。
フラジャイル歌詞ページより
生身のからだに鋼の刃が突き刺さり
流された血が夕陽に染まって乾いていく時
明日にでも雨が降れば血痕は洗い流される
だけどぼくらの心を襲ったものは
いつまでも消え去りはしない
いつまでもいつまでも雨は降り続けるだろう
まるで星が涙を流しているようだ
人というものがどれほどもろい存在か
ぼくらがどれほど儚い存在か
人がどれほどかよわいか
ぼくらがどれだけ儚いか
(フラジャイル和訳歌詞より抜粋)
歌舞伎など舞踊劇になくてはならない音曲の「常磐津節」
語りと唄の均衡がすばらしく、日本の重要無形文化財でもある。
門閥がものをいう伝統芸能の世界にあって
苦労して一代で常磐津節の芸を極め
人間国宝にまでなった人が「一巴太夫」さんであった。
親戚筋にあたる一巴太夫さんのことは
このブログでも過去に何回が紹介させていただいている。
【 正月の大阪松竹座(寿初春大歌舞伎)/師走の京都南座(吉例顔見世興行)】
今年83歳になってもなおその美声は衰えず、
先月(7月)大阪松竹座での「七月大歌舞伎」の一ヶ月公演を
無事に終えたばかりのあまりに突然の訃報だった。
次に控えた東京歌舞伎座での公演を楽しみにしておられたそうで
ご本人の無念さを思うと心が痛む。
通夜の席で最後まで仁左衛門さんが惜しむように
そばに居てくださったのが印象的だった。
会場に置かれていた一巴太夫さん愛用の唄本。
びっしりと書き込まれ、使い込まれた譜面から
芸を極めようとするその意気込みが今でも伝わってくる。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
昨日(8/3)は夏恒例の弊社イベント「大工とつくろう木工教室」を
弊社作業場にて開催した。
大工が作業している工場を一日使っていただき、
木造住宅づくりで出た端材で楽しく思い思いの作品を
作ってもらおうという企画である。
毎年好評で今年で11年目となる。
「木工教室」といっても、
木材選びから組立まで参加者の皆様がそれぞれ自主的にすすめる。
それぞれが作りたいものの完成に向けて設計図やイメージをもとに
真剣に制作に取り組まれ、会場全体がものづくりの熱気につつまれる。
大工はあくまでサポートだ。
小さいお子様が夢中になって大工道具を使っている姿はほほえましい。
親子が協力しながら一つのものを作り上げる。
家族のコミュニケーションづくりにも
お役に立っているのかもしれない。
そして、制作に夢中なお子様を優しく見守る親御さん方。
さて、今年も力作が勢揃いした。
その一部をご紹介。
椅子(背もたれに適度な角度をつけている精巧さ)
室外機カバー
スマートボール
ペット(愛猫)の餌置き
大人も子供も、「ものづくり」に夢中になった一日、
今年も大きな怪我なく無事に終了した。
自信作を手にした皆様の笑顔がとても印象的だった。