2024年12月16日

H様邸 外構工事をご報告します

今回は先日完了しましたH様邸の外構工事をご紹介したいと思います。

工事前の様子です。庭先の緑が生い茂り、とても雰囲気のある豊かなお庭です。
一方で、植栽がすくすくと成長した分、メンテナンスも一苦労であることや、室内の日光の入り方も変わってきていたことと思われます。

この植栽を見直すと同時に、ちょっとした車寄せスペースをつくること、そして木製の塀が風雨にさらされて塗装剥げが目立ってきていたので、塀の取替工事とをさせて頂きました。

表の植栽については花壇ごと撤去いたしました。
さみしいようにも思いますが、塀の内側(家側)には変わらず豊かな緑が広がっています。特に大きなクスノキがより際立つ存在感を放ち、頼もしさすら感じます。

新しい板塀の支柱を固定するためにブロックを一段立ち上げ、また割れが起きていたコーナーのブロックもやり替えました。
既存のブロックと限りなく近いブロックを選定し積んでいきます。

花壇だった地面をならして、補強筋を入れ、

そして土間コンクリートを打設します。

塀は樹脂製でありながらも木に近いマットな質感のモクプラボードを使用しました。車寄せスペースについては数日養生をさせたら完了となります。
心機一転、整えたお庭と塀を窓越しに眺め、ゆったりとした年末年始を迎えて頂きたいものです。

2024年12月2日

北区紫竹I様邸の改修工事 完了いたしました!

北区紫竹I様邸の工事が完了いたしましたのでご報告したいと思います。


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キッチンの窓台


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キッチン
照明器具や窓台の一部の取替・補修を行いました。


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1F和室
塗り壁の補修は傷んでいる壁に限り行ったのですが、部屋全体が新しく感じられるような仕上がりとなりました。


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脱衣室
トイレや脱衣室はレトロな柄のクッションフロアから壁クロスと色味を統一させたものに変え、さわやかな雰囲気になりました。
クッションフロアがかなり傷んでいた浴室との見切り箇所も、新たに金属製の見切りで押さえをしたことで剥がれの心配もなくなりました。


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2Fトイレ


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2F洋室
家具で日焼けした壁クロスも一新してすっきりした白い壁の洋室になりました。


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2F和室

二階も一階同様に塗り壁の補修は傷んでいる壁に限り行いました。
表替えをした畳も入ってとても雰囲気のある和室となりました。

必要な補修や取替に絞った工事とさせて頂きましたが、結果的には家全体の快適性が上がるリフォームとなりました。
泊まられる方にもきっと喜んで頂ける空間となったと思います。

2024年11月26日

外部メンテナンス工事が 始まりました。

暮らし家守りをサポートするマザーハウス石田工務店 社長の石田です。

上京区 堀川下立売西入るで外部メンテナンス工事が始まりました。

屋根周辺と外部の木と金属の修繕塗装工事をしていきます。


安心できる建物再生工事は
外部メンテナンスから始めるのが基本です。

カエルさん見守っていてね
新しく生まれカエル建物を

いつカエル 
もちろん急ぎ足でカエルよ

2024年11月15日

北区紫竹I様邸の改修工事 工事の様子

北区紫竹I様邸の工事経過をお伝えいたします。


和室の左官(塗り壁)工事では、現状のままでも比較的きれいな壁は触らず、傷んでいる壁のみをやり替えることとしました。

そのため、現状の壁の色と新しい壁の色が合うように、調整をします。


傷んでいる表面の土を丁寧に落とし、薬剤での清掃、下塗りをしていきます。


足元の塗り壁が削れていた壁は塗り直し、宿泊されるお客様の足が多少当たっても問題ないように小さな巾木も入れました。


スイッチ周りの塗り壁も、手が良く触れるところで削れていましたがこの通り。


当初は雨シミがところどころ散見され、

壁上部にはエアコン配管跡も見えていましたが、、

これらもやり替えて、すっきり綺麗な仕上がりになっています。

引き続き他の部屋も仕上がるのが楽しみです。

2024年10月28日

北区紫竹I様邸の改修工事が始まりました

北区紫竹のI様邸の改修工事が始まりました。

今は住まわれていない住宅を改修をして、一等貸しの民泊にされる予定です。

一部湿気できしむ床板を補強し、その他は壁天井のクロスや、和室の塗り壁、畳の表替えなどをやり替え、主に建物全体の内装の仕上材を一新します。


こちらは一階廊下の湿気できしむ床。


今回は既存の床の上に合板を敷き、強度を増すようにしました。

枠廻りも大工さんに丁寧に施工して頂いています。この上に足に優しいクッションフロアで仕上をする予定です。

綺麗に使われてきたお家も、やはり30年以上も経つとあちらこちらにほころびがどうしても出てきてしまいます。


これらの取り換えるべきところは一新して、問題のないところはむしろ昭和レトロな雰囲気を残して工事を進めていきます。

民泊に生まれ変わる姿が今から楽しみです。

2024年10月9日

外構リフォームで可愛らしく仕上がりました

こんにちは。
暮らし家まもりをサポートする石田工務店
スタッフYです。

今回ご紹介する現場は、
戸建て住宅の外構リフォームをした様子です。

お施主様ご自身でデザインされた
アール調のフォルムが
なんとも可愛らしい仕上がりとなりましたので、
ご覧ください。

まずはコンクリートブロック積みの外壁を削り、
アール調に整えていきます。

既存のコンクリートブロックを生かしたので、
すべて解体する必要はありません。
廃棄物ロスにもつながります。

ブロックを積んだのち、
モルタルを載せ、削りながら成形していきます。

曲線デザインは細かな寸法がないため、
職人さんの間隔にゆだねます。


ブロックを削り、フォルムを確認し、
また削り、確認し… 

建築物というよりは作品制作をしているようです。

↑形が整いました。

次に塗装の為の下塗りです。

↑こちらが仕上げ塗装後の様子です。
同じものがひとつとない、
オンリーワンのデザインに仕上がりました。

次にタイルリフォームの様子をご紹介いたします。
洋風タイルの外構といえば、
テラコッタ風のタイルが主流ではありますが、
敢えて四角タイルを採用し、
こちらでもオンリーワンを目指していきます。

↓こちらがリフォーム前の玄関タイルです。

タイルの割合を計算し、
丁度良く配置されるよう、
職人さんが分配を考えながら
丁寧に配置、施工していきます。

手作業だからこそ実現できる工事ですね。
機械では到底できません。
納得のいく配置になってから、
本施工の開始です。
貼り付けてしまってからは、
後戻りはできません。

↑完成後の写真です。
かなり明るく華やかな印象になりましたね。
アクセントに加えた青色タイルが
きいています。

こちらのご自宅では、
立水栓や、ホース巻きなど、
エクステリアの一つ一つをこだわられているため、
また別記事でご紹介させてください♪

2024年9月24日

北区小山の 新築OBさんの 外部メンテナンス工事が 始まりました。

20年以上前に紫野マザーハウスで新築した
北区小山の I 邸の外部メンテナンス工事が始まりました。

雨、風、陽の当たる外部は
内部に比べ劣化が進みます。
工事は9月18日の樹脂屋根の取り外しからはじまりました。

9月20日は足場立てとアンテナ外し
9月23日は屋根面の高圧洗浄をしました。
本日24日から屋根の塗装がはじまりました。


完成の10月初め頃まで、一つひとつ作業を進めます。
足場をはずしたらきれいな姿が現れます。
きっと喜んでもらえることでしょう。


マザーハウス石田工務店は
お施主様との安心の共有を大切にします。
一つひとつ丁寧に
  こころを込めて家守り

2024年9月12日

木製の室外機目隠しルーバー 計画中

こんにちは。
暮らし家守りをサポートする石田工務店
スタッフYです。

今回は、
室外機目隠しの為のルーバー計画をご紹介いたします。

上の写真のような
情緒ある佇まいは、京都ならではの和風建築ですね。

京都市内は地域によっては特別に厳しい
景観法条例があるのはご承知の通り。

しかし京都にお住まいの方は、
景観法での規制がなくとも
ご自宅の周りをきちんと
整えていらっしゃる印象があります。

無意識に「調和」を
整えられているのではないでしょうか。

さて、
道路に面している室外機の目隠しには、
「耐久性のある無垢杉を使用したルーバー」
を計画していきます。

採寸をしていきます。
勾配を意識した採寸が必要になります。

また越境しないように注意した計画をしていきます。

室外機の目隠しルーバーは
枠組みがないものもありますが、
今回はしっかりと枠組みを作った後に、
ルーバーを据え付ける方法で製作する予定です。
熟練の大工さんならではです。

お打ち合わせが進み次第、
製作現場も追って報告いたします!!

2024年8月22日

紫野 リノベ住宅の断熱改修工事 その②

こんにちは。
マザーハウス紫野 スタッフYです。

前回に引き続いて
紫野 リノベーション済戸建て住宅の
断熱改修について お送りいたします!

前回お伝えしたように、
「天井 断熱改修」をシュミレーションし、
表面温度の測定を試みました。

表面温度とは、
主に 室内の壁・天井・床 の温度を差します。

この表面温度は、室温と同じくらい 体感温度 に影響を与えます。

たとえエアコンを効かせて室温を28℃に下げても、
外気の影響で身の回りから放出される輻射熱(表面温度から)によって、
それ以上に暑いと感じてしまうのです。

したがって
快適な住まい、省エネ住宅には
「断熱改修をしていかに表面温度を下げるか」
がポイントになります。

では、
紫野 リノベーション済戸建て住宅での
天井断熱仮施工時の
表面温度を写真でご紹介します。

ときは、8月上旬・京都市内・晴れ(時々曇)・午後3時頃。
室温は28℃です。

上の写真は屋根のトップに近い部分の測定。
表面温度38℃が測定されました。
かなり高温ですね…。

続いてトップより少し下部の天井を測定。

表面温度は34℃・33℃が測定されました。
先ほどのトップと比べると4~5度低いです。

続いて今回仮断熱施工をした天井を測定してみます。

表面温度は31℃が測定されました。
先ほど測定された部分と比べると2~3℃低い数値がでました。

ここで体感温度の計算をしてみます。

体感温度 ≒ 室温+(表面温度)/ 2

今回の紫野 リノベーション済戸建て住宅での仮断熱改修で
得た数値をあてはめていきます。

【仮断熱改修前】
体感温度≒ 28 室温 + 36 (38~34)表面温度 / 2で、
体感温度は32℃。

【仮断熱改修後】
体感温度≒ 28 室温 + 33(36~31)表面温度 / 2で、
体感温度は30℃

以上はあくまで各ポイントを抜粋して
シュミレーションしたものに過ぎません。

実際の断熱改修では、
38℃という表面温度の最高値に対しても
全面に断熱を施すことになりますので、
体感温度は実質これ以上に下がることが
予想されます。

このようなシュミレーションは
場所・日照時間・エアコン設定・外皮平均熱貫流率にも
影響してきますので、
正確な数値を出すことは困難になります。

しかし
今回の仮断熱施工の結果、
あきらかな表面温度の差を示すことができました。

お客様にとって より快適なお住まいの提供のために、
断熱改修は今後も一つの良き方法として
ご提案・提供していきたいと思います。

仮断熱改修に ご協力いただきました
紫野 リノベーション済戸建て住宅にお住まいの お客様、
快くお引き受けくださり感謝いたします。

ご協力いただき誠にありがとうございました。

2024年8月7日

紫野 リノベ住宅の断熱改修工事

こんにちは。
 マザーハウス石田工務店 スタッフYです。

夏真っ盛りですね。
石田工務店でも、木造住宅の暑さ対策、
ご相談いただいております。

今回紹介する物件は
紫野にあります古家リノベ―ション済の
断熱改修です。

2階は躯体表しの勾配天井が大和風で素敵な空間です。

ただ、近年の温暖化環境においては、
真夏の暑さ対策が必要となります。

したがって本工事では、
まず初めに 内窓(樹脂サッシ sグレード)を
取付いたしました。

業者さんによる丁寧な採寸作業を経て、
内窓が5カ所取付られました。

もちろん「窓リノベ」制度を使った工事です!

見た目をあまり変えることなく、
しっかりと断熱対策いたしました。

皆様もぜひ!!

続いては、
2階のトップライトです。

上の写真は工事前です。

こちらは木工事となります。

木枠に細い木軸を引き、
遮光用ポリカを軸に挟みます。

きれいな仕上がりとなり、
すっきりとした明り取りの出来上がりです。

続いては2階ベランダ(外部)です。


お施主様のセンスによりオーダーされた簾なのですが、
垂れてしまうのがお困り事でした。

50㎜角の金属製横架材を支柱に橋渡しし、
しっかりとした簾掛けの出来上がりです!

(簾専用フックはお施主様がご用意してくださりました。)

そして最後に、
いよいよ天井の断熱改修となります。
… が、
一体どの程度の効果が期待できるのでしょうか。

気になります。

ということで、
まずは、仮施工をし、
表面温度を計測することになりました。

上の写真は
仮に施工した様子です。

石田工務店では、
SDGSに配慮した「サーモウール」
を使用しております。

サーモウールを板材にかませ、
2、3日表面温度測定をいたします。

果たして
納得のいくデータが得られるのでしょうか??

工事を実際に行うかは未だ決まっておりません。

こうご期待を!

Webからお問い合わせ 0120-296-481