2024年9月12日

木製の室外機目隠しルーバー 計画中

こんにちは。
暮らし家守りをサポートする石田工務店
スタッフYです。

今回は、
室外機目隠しの為のルーバー計画をご紹介いたします。

上の写真のような
情緒ある佇まいは、京都ならではの和風建築ですね。

京都市内は地域によっては特別に厳しい
景観法条例があるのはご承知の通り。

しかし京都にお住まいの方は、
景観法での規制がなくとも
ご自宅の周りをきちんと
整えていらっしゃる印象があります。

無意識に「調和」を
整えられているのではないでしょうか。

さて、
道路に面している室外機の目隠しには、
「耐久性のある無垢杉を使用したルーバー」
を計画していきます。

採寸をしていきます。
勾配を意識した採寸が必要になります。

また越境しないように注意した計画をしていきます。

室外機の目隠しルーバーは
枠組みがないものもありますが、
今回はしっかりと枠組みを作った後に、
ルーバーを据え付ける方法で製作する予定です。
熟練の大工さんならではです。

お打ち合わせが進み次第、
製作現場も追って報告いたします!!

2024年8月22日

紫野 リノベ住宅の断熱改修工事 その②

こんにちは。
マザーハウス紫野 スタッフYです。

前回に引き続いて
紫野 リノベーション済戸建て住宅の
断熱改修について お送りいたします!

前回お伝えしたように、
「天井 断熱改修」をシュミレーションし、
表面温度の測定を試みました。

表面温度とは、
主に 室内の壁・天井・床 の温度を差します。

この表面温度は、室温と同じくらい 体感温度 に影響を与えます。

たとえエアコンを効かせて室温を28℃に下げても、
外気の影響で身の回りから放出される輻射熱(表面温度から)によって、
それ以上に暑いと感じてしまうのです。

したがって
快適な住まい、省エネ住宅には
「断熱改修をしていかに表面温度を下げるか」
がポイントになります。

では、
紫野 リノベーション済戸建て住宅での
天井断熱仮施工時の
表面温度を写真でご紹介します。

ときは、8月上旬・京都市内・晴れ(時々曇)・午後3時頃。
室温は28℃です。

上の写真は屋根のトップに近い部分の測定。
表面温度38℃が測定されました。
かなり高温ですね…。

続いてトップより少し下部の天井を測定。

表面温度は34℃・33℃が測定されました。
先ほどのトップと比べると4~5度低いです。

続いて今回仮断熱施工をした天井を測定してみます。

表面温度は31℃が測定されました。
先ほど測定された部分と比べると2~3℃低い数値がでました。

ここで体感温度の計算をしてみます。

体感温度 ≒ 室温+(表面温度)/ 2

今回の紫野 リノベーション済戸建て住宅での仮断熱改修で
得た数値をあてはめていきます。

【仮断熱改修前】
体感温度≒ 28 室温 + 36 (38~34)表面温度 / 2で、
体感温度は32℃。

【仮断熱改修後】
体感温度≒ 28 室温 + 33(36~31)表面温度 / 2で、
体感温度は30℃

以上はあくまで各ポイントを抜粋して
シュミレーションしたものに過ぎません。

実際の断熱改修では、
38℃という表面温度の最高値に対しても
全面に断熱を施すことになりますので、
体感温度は実質これ以上に下がることが
予想されます。

このようなシュミレーションは
場所・日照時間・エアコン設定・外皮平均熱貫流率にも
影響してきますので、
正確な数値を出すことは困難になります。

しかし
今回の仮断熱施工の結果、
あきらかな表面温度の差を示すことができました。

お客様にとって より快適なお住まいの提供のために、
断熱改修は今後も一つの良き方法として
ご提案・提供していきたいと思います。

仮断熱改修に ご協力いただきました
紫野 リノベーション済戸建て住宅にお住まいの お客様、
快くお引き受けくださり感謝いたします。

ご協力いただき誠にありがとうございました。

2024年8月7日

紫野 リノベ住宅の断熱改修工事

こんにちは。
 マザーハウス石田工務店 スタッフYです。

夏真っ盛りですね。
石田工務店でも、木造住宅の暑さ対策、
ご相談いただいております。

今回紹介する物件は
紫野にあります古家リノベ―ション済の
断熱改修です。

2階は躯体表しの勾配天井が大和風で素敵な空間です。

ただ、近年の温暖化環境においては、
真夏の暑さ対策が必要となります。

したがって本工事では、
まず初めに 内窓(樹脂サッシ sグレード)を
取付いたしました。

業者さんによる丁寧な採寸作業を経て、
内窓が5カ所取付られました。

もちろん「窓リノベ」制度を使った工事です!

見た目をあまり変えることなく、
しっかりと断熱対策いたしました。

皆様もぜひ!!

続いては、
2階のトップライトです。

上の写真は工事前です。

こちらは木工事となります。

木枠に細い木軸を引き、
遮光用ポリカを軸に挟みます。

きれいな仕上がりとなり、
すっきりとした明り取りの出来上がりです。

続いては2階ベランダ(外部)です。


お施主様のセンスによりオーダーされた簾なのですが、
垂れてしまうのがお困り事でした。

50㎜角の金属製横架材を支柱に橋渡しし、
しっかりとした簾掛けの出来上がりです!

(簾専用フックはお施主様がご用意してくださりました。)

そして最後に、
いよいよ天井の断熱改修となります。
… が、
一体どの程度の効果が期待できるのでしょうか。

気になります。

ということで、
まずは、仮施工をし、
表面温度を計測することになりました。

上の写真は
仮に施工した様子です。

石田工務店では、
SDGSに配慮した「サーモウール」
を使用しております。

サーモウールを板材にかませ、
2、3日表面温度測定をいたします。

果たして
納得のいくデータが得られるのでしょうか??

工事を実際に行うかは未だ決まっておりません。

こうご期待を!

2024年7月26日

右京区太秦H様邸 内部修繕工事が終了しました

フロアーを貼るにあたって
台所の床下収納は不要とのことで撤去しました。

しっかりとした木下地を組み、
厚さ12mmの構造用合板を貼ります。

フロアーを貼れば隠れてわかりませんが
見えないところにも手を抜きません。

トイレは一般的な便器より前出が少ない
パブリックコンパクト便器に取り替え
ゆとりの空間となりました。

他にはエアコン新設や設備機器交換など
毎日の生活の質を上げる快適工事をさせて頂きました。

2024年7月16日

右京区太秦のH様邸内部修繕工事が間もなく始まります

修繕工事と設備機器の交換工事が間もなく始まります。

台所のフロア表面の塗装が剥がれているので
新しいフロアを上から貼る「重ね貼り」を採用します。

便器は新しく交換するのですが
トイレの奥行きが狭いため
便器選びを工夫しました。

エアコン新設やシャワー水栓とエコジョーズに取り替え工事も行います。

弊社は補助金申請ができる事業者として登録しているため
住宅省エネキャンペーンの補助金申請も行います。

完成をお楽しみに!

2024年6月6日

大規模内外リフォーム工事の外部の変化について

マザーハウス石田工務店近くの紫野で大規模の内外リフォーム工事を4月からしています。

今回は外部の変化について写真3枚を使ってお伝えします。


<工事前写真>

玄関横の出窓はペアガラスの樹脂に取り替え、断熱性と機密性を高めます。


<工事中写真> トユを移動し、窓を出窓から樹脂ペアガラス窓に取り替えました

道路に面する塀はすべて取り去り、
曲線を多用し、柔らかに来客を受け入れていきます。

温かい色使いになる予定です。


<完成予定図> 塀には柔らかな山並みのような曲線を用います

7月になると工事の最後に外構工事をいたします。
実際にどんな姿になるのか皆様も御注目下さい。

2024年5月18日

西京区の木村整骨院の改装工事が終了しました。

西京区の木村整骨院の改装工事が終了しました。

レイアウトがかなり変わり
受付カウンターも入口近くに移動しました。

新しくなったカウンターとテーブルセットは杉の無垢継ぎ合わせ板製。
自然素材の木材には自然塗料。相性バッチリです。
素材を最大に引き立てます。

塗ったところはいい艶が出ています。
匂いもかぐわしい。

引き渡しの時、院長先生に
にこっと笑っていただきました。
御客様の喜びが
私たちの喜びです。

2024年4月26日

築約30年 京都市中京区西ノ京O様邸 室内リフォーム工事 完了

先月のブログの続きで、O様邸の工事が完了したのでご紹介させて頂きます。


before


after

塗り壁であった和室は、今度からダイニングとして使用されるため、出来るだけ明るい部屋になるよう白いクロスで仕上げ、隣のキッチンも一体的に感じられるよう同じクロスとしました。


玄関の方は塗り壁からカビが発生していた壁をクロス仕上でやり替え、天井や廊下に面する建具のクロスは既存のまま生かす方針としたので、現状に馴染むようにアイボリーに近いクロスを選びました。


before


after

脱衣室のアコーディオン戸も、動きが悪くなっていたので、新調し、お客さまに明るい柄のアコーディオンカーテンを選んで頂きました。


また、押入の一部をパントリーとして使用するにあたり、襖から新しい製作建具に替える計画でしたが、打合せを重ねる中で、他室から取り除くガラス建具が転用できるとなり、上手く収めることが出来ました。コスト面でもお客様に嬉しい変更ですね。


こちらは七輪を置くキャスター付きワゴンです。お客さまのご希望に合わせてピッタリサイズで製作しました。
そして熱を懸念し天板はお好みのタイルにて仕上げました。

キッチン周辺を中心に、小さい工事から少しづつアップデートしたいご要望のもとさせて頂いた内容ですが、全体としてしっかり明るく、家事のしやすい空間に変える事ができました。

2024年4月2日

北区紫野のS様邸の1F修繕工事に入っています

4月はじめは
工事前

和室畳の撤去

和室を洋室(書斎)にするための床張り

廊下の補強床張り後

引き戸を開き戸にする為の壁下地の様子

床と敷居との納まり
ほぼ高さがそろいました。

1年前にも2Fの修繕工事をさせていただいた
北区紫野上柏野町のS様邸の1F修繕工事に入っています。

キッチンと廊下の床の劣化による沈み込みの不具合に対する補強の為、
床板材を上張りします。

廊下の存在感が出るよう、
目地巾の広い床板を選びました。

上張りにより今まで上がっていた敷居と床板の差がほとんど無くなりました。
バリアフリーに近づいたと言えるでしょう。

居室(和室から洋室へ)の入口戸は開戸(カギ付)になります。

今までの押入はハンガーパイプを取り付けたクローゼットになります。
工事は中盤にさしかかりました。

住まいは定期的な修繕工事を住まい方の変化によるリフォーム工事が必要となることが多くあります。

2024年3月19日

築約30年 京都市中京区西ノ京O様邸 室内リフォーム工事

弊社が約30年前に新築で建てたせてもらった京都市中京区西ノ京O様邸の室内リフォーム工事です。

<キッチン改修>
キッチンの左横に吊戸とカウンター棚が納まりました。

カウンター下の奥中段の手前はキャスター付のゴミ袋が2つ入ります。

天井をクロス工事とする為、ラワンベニアを木の棒で押さえながら止めていきます。

キッチンの出入口のこのコーナーに囲いをつくります。

囲いをつくり、収納棚を取り付けました。

この中に洗濯機を納めます。

<玄関、廊下のクロス張り改修>
玄関横の壁のぬり壁他に、カビが発生していたので、
その部分にはラワンベニアを切り落とし込んで取り付けます。

これを終えてからクロスを張っていきます。

Webからお問い合わせ 0120-296-481