2024年4月2日

北区紫野のS様邸の1F修繕工事に入っています

4月はじめは
工事前

和室畳の撤去

和室を洋室(書斎)にするための床張り

廊下の補強床張り後

引き戸を開き戸にする為の壁下地の様子

床と敷居との納まり
ほぼ高さがそろいました。

1年前にも2Fの修繕工事をさせていただいた
北区紫野上柏野町のS様邸の1F修繕工事に入っています。

キッチンと廊下の床の劣化による沈み込みの不具合に対する補強の為、
床板材を上張りします。

廊下の存在感が出るよう、
目地巾の広い床板を選びました。

上張りにより今まで上がっていた敷居と床板の差がほとんど無くなりました。
バリアフリーに近づいたと言えるでしょう。

居室(和室から洋室へ)の入口戸は開戸(カギ付)になります。

今までの押入はハンガーパイプを取り付けたクローゼットになります。
工事は中盤にさしかかりました。

住まいは定期的な修繕工事を住まい方の変化によるリフォーム工事が必要となることが多くあります。

2024年3月19日

築約30年 京都市中京区西ノ京O様邸 室内リフォーム工事

弊社が約30年前に新築で建てたせてもらった京都市中京区西ノ京O様邸の室内リフォーム工事です。

<キッチン改修>
キッチンの左横に吊戸とカウンター棚が納まりました。

カウンター下の奥中段の手前はキャスター付のゴミ袋が2つ入ります。

天井をクロス工事とする為、ラワンベニアを木の棒で押さえながら止めていきます。

キッチンの出入口のこのコーナーに囲いをつくります。

囲いをつくり、収納棚を取り付けました。

この中に洗濯機を納めます。

<玄関、廊下のクロス張り改修>
玄関横の壁のぬり壁他に、カビが発生していたので、
その部分にはラワンベニアを切り落とし込んで取り付けます。

これを終えてからクロスを張っていきます。

2024年3月12日

京都市北区紫野南舟岡町 S様邸 築100年にもなる京町家のリフォーム工事 その3             ガラスの木建具を安全面も考え樹脂のカスミの木建具にしました。

京都市北区紫野南舟岡町 S様邸 築100年にもなる京町家のリフォーム工事 その3

玄関にあるガラスの木建具だったものを、安全面も考え樹脂のカスミの木建具に取り替えて
全ての工事が終了となりました。

工事前



工事後

工事前


工事後

今後ともS様どうぞよろしくお願いいたします。

2024年2月29日

南舟岡町 S様邸 築100年にもなる京町家のリフォーム工事 その2             1F和室床のぶかぶかの改修と塗壁工事

工事前の1F和室

既存現状 解体前の床組み

弱々しい木組み

考え中の大工

床下の深さが1m以上ありました。予想外の深さでした。


床の高さを設定するため水平器でレベルを見ています。


以前と全く違う丈夫な木の骨組み


明るく味わいのある聚楽壁で塗り直し


コンセントを左官職人が元の位置に付け直しています


大工とスタッフ2人で家財道具を元の位置に置き直しています。


流しの足元はフローリングを貼りきれないので、塗装工事をして全体の調和をとりました。


キッチンの床のぶかぶかを直した後に収納をみんなで元の位置に置き直しました。

残り工事は2ヵ所の室内建具工事だけになりました。

2024年2月8日

南舟岡町 S様邸 築100年にもなる京町家のリフォーム工事が始まりました。

紫野南舟岡町の近代的な建物の中に、S様がお住まいの京町家はあります。
なんと築100年、大正生まれです。

通り庭のおくどさんがシステムキッチンに替わるなど時代とともに変化しながら、
何代にもわたって受け継がれ、今なお戦前のおもかげを漂わせています。

現在はお一人で丁寧に暮らしておられますが、
住まわれる中で気になる部分も増えてきたとのこと。
そして2月6日から、ついにリフォーム工事が始まりました!

まずは通り庭につくられたキッチンの床から。
こちらは上を歩くと沈み込んでしまい、料理に集中できません。

さっそく張替えました。

また、4.5畳の和室も同じように床が沈み込むので、安全のためにもしっかりと直す事になりました。
直す前の状態がこちらです。

和室はベッドを置くのでフローリングに変更します。
床板をはがしてみると・・・


根太などの土台のほとんどが朽ちていました。
これは全て新しいものに交換する必要がありそうです。

また、ガラスが入った天然木の建具6枚も新調することになりました。

これらは安全のために、樹脂版を入れた天然木の建具に新調いたします。

玄関戸は門扉を兼ねた造りになっているので、
玄関戸のカギのかかりの不具合を本格的に直すには手間がかかります。
よって今回は応急的な対応となります。

気になるところは他にもありますが、
それはおいおい時期をみてということになるでしょう。
これからも末永いお付き合いをどうぞよろしくお願いいたします。

ずっと人生をともにされてきた家。
この先もあじわいある京町家に住んでいただくために。
そっと寄り添う住まいづくりのパートナーがこの京都でできることは、
まだまだたくさんあると思っています。

2024年1月18日

下鴨T様邸 イヤープレートのお渡し

昨年の暮れに工事が完了いたしましたT様に弊社のイヤープレートを進呈をいたしました。

ロイヤルコペンハーゲンの素敵な冬らしいデザインのプレートです。

お引越しされたところを訪ねさせて頂き、直接お渡しさせて頂きました。

また新しく施工したカーペット敷きの洋室で過ごされているご家族にもご挨拶できました。
新調したエアコンにより室内温度も快適で、ようやく本格的な寒さがやってきたところですが、ゆっくりと新年を迎えて頂けたことと思います。

2023年12月26日

下鴨T様邸 工事完了!

ブログにて度々お届けしておりましたT様邸の改修工事が完了いたしました!

今回は、主にキッチン、浴室、洗面室、トイレの水回りを中心とした一階の一部の工事をさせて頂きました。


キッチンダイニング改修前

キッチンダイニング改修後

洗面室と浴室は、以前は離れた位置にそれぞれにあったところ、使いやすいように洗面室から浴室に直接アクセスできるよう間取りから変えました。
ユニットバスに替えたことで、保温性も格段に上がり、広々とした浴槽となりました。

浴室改修前


洗面室改修後


浴室改修後


廊下 兼 洗面改修前


廊下改修後
以前勝手口があったところをトイレへ変え、廊下からアクセスできるようになりました。


勝手口改修前


勝手口改修後


洗面室には古建具を導入しました。


古いガラスサッシはそのまま利用し、木の新しい枠材をピッタリと納めました。


そして勝手口を塞いだ外壁には、以前の床下通気を生かすよう通気口を設置しました。


以前の面影がそのまま残る部屋、少しアップデートした部屋、しっかりリニューアルした部屋が連なる住宅となりました。
明るくなったお部屋で、気持ち良く新年を迎えて頂けたら嬉しい限りです。

2023年12月7日

下鴨T様邸 完成前

T様邸の進捗をご報告いたします。
いよいよ完成が見えてきました。

こちらは元々勝手口のあったところを、トイレに変え、スペースの有効活用をした箇所です。
戸の開口を大工さんに壁で塞いで頂き、左官屋さんに丁寧に下地を塗って頂いているところです。
最後は、塗装で既存と馴染むよう仕上げます。

こちらは新しい引戸の敷居です。
弊社としては新しい試みで、古建具を入れさせて頂きました。引手が元々ない建具でしたが、大工さんの手によって丁寧に改良されました。

引手を新しく付け替え、

灯かり採りもつけました。

温かみのある戸ですね。

キッチン横には造り付けの、電子レンジなどを置く棚を設置しています。
それぞれのお客様により使い勝手の良いキッチンとなるよう、さまざまな造り付けの家具を提案させて頂いております。

クロスの張り替えも進み、とても明るい部屋になってきました。

12月17日㈰ 11:00~16:00にて完成見学会を予定しております。
今回は、一階の水回りを中心としたリフォームです。
部分的なリフォームをご検討のお客様にはとても参考になるのではないかと思います。
ご興味がございましたら是非いらっしゃってください!

詳細はこちらより↓

12/17(日)左京区下鴨でリフォーム完成見学会を開催します!

2023年11月27日

下鴨T様邸 現場の進捗報告

T様邸の工事について、前回の解体工事に続き基礎工事、大工工事と進んでいる様子をお届けいたします。


こちらは、新しい浴室を据えるため、基礎のやり替えをした様子です。以前の浴室より大きなサイズのものを導入したいというご要望のもと、
既存の建物内に入る最大のものを工事で工夫しながら入れられるようにしました。


きれいな土間と立上りができました。


そして浴室外側も土間打ちとし、外壁を仕上げた様子です。
基礎の立上りには床下換気口を設置し、空気が流れる様計画しました。


廊下の床は、リビングのすでにリフォームされておられる無垢板張りに雰囲気をそろえて、無垢のスギを貼ります。


新しいキッチンが設置されている様子です。
お施主様とショールームに出向き、実際の設備や仕上の色や質感を確認してカスタムしたものがついに入りました!

完成が少し見えてきましたね。
次の段階では作り付けの家具や、建具枠など更に作り込んでいく様子をお届けしたいと思います。

2023年11月7日

猫との暮らしを楽しむ

皆様こんにちは。
暮らし家守りをサポートする石田工務店 スタッフYです。

今回は、
ベランダにルーバーフェンスの囲いを設置した
ご自宅の工事報告をいたします。

一匹の猫ちゃんとの暮らしを楽しむご夫妻(Sご夫妻)
からのご依頼でした。

猫ちゃんは里親制度から
お客さまのお宅へ
新しい家族として迎えられました。

どこのご家庭でも、
ペットを迎えたことによって、
ご自宅の中を少し変えて
いく必要があります。

猫ちゃんを迎えられた
Sご夫妻の場合は、
まさにそれが
 「2階のベランダから猫脱走問題」
だったのです。

ごく普通のベランダは
手摺から上がオープンになっています。

高いところが大好きで冒険心いっぱいの猫にとっては、
ベランダからちらりと見える外の風景を前に、好奇心に火がつきます。
(お隣の屋根がとても近い!京都市に良く見られる光景ですね。)

次の瞬間、
室外機上から、そのジャンプ力を見せつけ、
外の世界に飛び出してしまうことは難なく予想できます…。

ということで、
猫ちゃんを迎えられてからというもの、
ベランダで洗濯物が干せません。
そればかりか、ベランダの窓を開閉することも
やめてしまい、これでは折角のベランダスペースが
無駄になっていました。

そこで、
「猫が逃げないように囲いをつけてほしい」
とのご依頼をいただいたのです。

囲いをつける にもいろいろな条件は
譲れません。

〇「室外機、給湯器」が設置されているため、
必要な換気量に配慮しなければいけない事

〇囲いをつけたことにより、
圧迫された空間にならないようにする事

〇そうはいっても少しでも外の気配を感じたい

〇洗濯物を干したい

〇もちろん、猫ちゃんが通れないことが条件!

これらのご要望を
お客様と十分にお打ち合わせをして
設置した今回の囲いがこちらです!


(暑い中、施工業者さんに骨組みを組んでいただきました。ありがとうございます!)

ルーバーを全面に使用することに
よって、十分な換気を得られ、
半透明を設置することで
圧迫された空間という印象が
全くありません。

また、なるべく外の気配を感じさせるよう、
ルーバーを通常の逆さに設置。
外気との接触面を増やしたました。
(雨が激しいときにはベランダには雨が入ってきます。)

後日、お邪魔させていただいた時には、
ベランダで新たに植物をそだてていらっしゃいました。

地べたには、クッション材を敷かれており、
おしゃれな空間が完成されていました。


(内窓も2か所設置いたしました。白がこちらのお部屋に良く合います。)

肝心な猫ちゃんの反応はというと、
昼間はベランダに出て、
外気浴を楽しんでいるのだそう…!

この日も猫ちゃんの姿を見ることは
できなかったのが残念です…。
(きっと押し入れの隅っこに隠れているとのこと。)

また、
工事中はずっとおばあ様が
在宅してくださいました。
遠方からのご訪問、
ご協力ありがとうございました。

余談となりますが、
おばあ様は
色々なお野菜を栽培されているとのこと。
私もおばあ様の真似をして、
「紫キャベツ酢漬け」を
あれから何度か作っています。

美味しい!!

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