読書の秋にブックリサイクルへ
暮らし家守りをサポートする石田工務店スタッフのSです。
すっかり肌寒くなり、布団にくるまる時間が長くなりました。
読書の秋にかこつけて、たまには布団のなかでぬくぬく本でも読みたい…
ということで、石田工務店から徒歩7分ほどにある京都市北図書館へと行ってきました。
目的はこちら。
ブックリサイクルです。
図書館カードがあれば、10冊まで除籍本を持ち帰れます。
今回は4冊、我が家にお迎え。
積読を減らすコツは買ったその日に本を開くこと、といつかどこかで読んだのを思い出し、早速目を通しました。
以下、4冊それぞれのプチ感想です。
・東いづみ(2014),『子供とペットとスッキリ暮らす掃除術 東さんちのアイデア50全部見せ』KADOKAWA
子どももペットもいない一人暮らしではありますが、普段から掃除や片付け関係の本には目がなく真っ先に手に取っていました。お風呂掃除や洗濯槽掃除のルーティン化が出来ていないことが悩みですが、掃除グッズは「使う場所に収納」すべし、というポイントをこの本で再確認。お風呂用洗剤とクロスをタオルハンガーに引っ掛け、”ついで掃除”を心掛けていきます。
・バトラー後藤裕子(2021)「デジタルで変わる子どもたち―学習・言語能力の現在と未来」筑摩書房
最近、読書をするにも専らKindleなどの電子媒体で読むことが増えました。しかし紙で読むあの手触り、しっくり感も捨てきれません。これは慣れによる問題なのか、それとも本当に脳が受け取る刺激が異なるのか。また、幼い頃からSNSやスマホゲームに親しむことは将来の言語能力にどのような影響を与えるのか。デジタルで溢れる現代社会で一度は考えたことのある疑問にヒントを与えてくれます。
・ケリー・マクゴニガル(2015),「スタンフォードの自分を変える教室」大和書房
意志力の鍛え方について講義形式で書かれています。意思力とはいわば筋肉のようなもので、自分で鍛えることができるそう。ダイエットは「今の体重を知る」ところからがスタートであるように、意志力を強めるためにも「自分が誘惑に負ける瞬間を自覚する」ことから始めることにします。
・勝間和代(2008),「起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術―」ダイヤモンド社
何年生きていても、失敗は怖いです。失敗を恐れるあまり行動できなかったり、新しいことにチャレンジできなかったり。そういった心の固さは、メンタル筋力をつけることによってほぐせるとこの本はいいます。つまり、身の回りで起きたどんなことにもポジティブな意味を見出し自らの将来の肥やしになると考えることにより、失敗も成長の過程として認識することができるそう。過剰なポジティブさは身を滅ぼしますが、適度に実践したいと思います。
手軽に時間を潰せるSNSや動画アプリに意志も感情も流されてしまう今日この頃ですが、たまにはゆっくりと時間をとって読書を楽しむのもいいですね。