2024年12月3日
京都府立植物園の温室ライトアップを観てきました!
暮らし家守りをサポートする石田工務店スタッフSです。
京都府立植物園が、日本最古の公立植物園として開園100周年を迎えました。
その記念として現在植物園では、期間限定で温室ライトアップ「LIGHT CYCLES KYOTO」が開催されています。
普段はなかなか入る機会のない夜の植物園。
北大路通からケヤキ並木をまっすぐと歩き正門をくぐると、
夜店でうっすらと明るい花壇広場のその先に、淡く点滅するドームが見えます。
近づくとより幻想的に。
母校が植物園の隣にあるので日中の温室にはもはや新鮮さを感じないのですが、
今回の温室はまるでアトラクションです。
順番待ちの列の所々に、ライトアップの見どころを示す液晶とアナウンスが設置されており、光に浮かび上がる木々のシルエットにテンションが上がります。
温室の中は4つのゾーンに分かれており、ゾーンごとに異なる光と、そして音が入場者を迎えます。
四方八方に広がる様々な色の光線が、植物と人を部分的に照らしながら去っていき、飽きることがありません。
ある所では足を包み込むようにスモークがたかれて光がやわらかく分散し、ある所では細かい光の粒が植物を飾るなど。
そこに音が重なることにより、よりアトラクション性が増しています。
雄大な自然の広がりを感じさせる胸に響くリズムや、すぐそばの草の陰から肉食動物がこちらを狙っているような唸り声まで。
温室にある植物の、その奥に続く世界まで感じることのできる空間です。
私にとって身近な植物園で、こんな異世界を楽しめるとは思っていなかったのでとても贅沢な時間となりました。
ライトアップは今年の12月26日まで開催しているので、ぜひ温かな自然を訪れてみてください。