2010年9月30日

あめ色が美しい

京都・上賀茂の家(年に一棟ペースの「建売住宅」)からの一コマ。
床板は杉の無垢板で、その上に自然塗料を塗ります。
これまで、「塗る前の床板」と「塗料を塗った後の床板」の違いが
比べにくかったのですが、偶然、比較ができることに。
なぜかというと、クローゼットの扉を閉めていたため、
その内部を塗り残したのです。
比べてみると、なんと自然塗料塗りの美しいこと。
あめ色のテカリが違います。
ドイツ製の、石油製品を含んでいない自然塗料が、
杉の木の板の美しさを最大限に引き出しているようです。
同じ自然素材が成せる技でしょうか。
夏の終わりのハーモニーのお話でした。

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