2018年10月12日
洗い屋はん
こんにちは、石田工務店の日浦です。
もうすぐ完成の現場に洗い屋さんが入りました。
洗い屋さんとは完成した家の内外をすっかり綺麗にしてくれる業者さんです。
私は工務店に勤務してずっと「洗い屋さん」「洗い業者」と呼んでいます。
他の名称はなんというのでしょうか・・・ハウスクリーニングですかね。
でも私にはやっぱり洗い屋さんがしっくりきます。
京都弁では洗い屋はんです・・笑。
数奇屋のような家は、柱や軒、梁などの表し施工でした。
家中の木部白木の部分は年々日焼け、汚れで黒ずんできます。
その汚れをあく洗いするのが洗い屋さんでした。あく洗いとは木部の染み込んだ汚れをとりのぞくことです。
木の様子を確かめ「木」本来の良さを引き出せるよう、伝統的な道具を使い一つ一つ丁寧に作業を行います。
汚れを浮き上がらせて、「木」本来の良さをよみがえらせます。くすんでしまった木も見違えるように美しくなりす。
現在ではどこの住宅もあまり木を表しで施工していないので、本当の意味での洗い屋さんの仕事をお願いすることは少なくなりました。
しかし家中を綺麗にしてくれるプロ。細かいところまで気を配ります。
家の隅々まで綺麗にピカピカになりました。
すっきりしたこのリノベーション現場は今月末にはお披露目します。
後もう少し仕上げ工事が入り、調整もしたりします。
完成見学会をお楽しみに・・・。