2010年11月18日

孫や子供の帰りを待っていたい家

先日こんな新聞の記事を見た。
家を探すために何十件と完成した住宅を見てまわっているご夫婦がいた。
どこの家もよく似ていた。
もうこのあたりで家を決めようとしたところ、
すぐ近くに、無垢の杉板を使い、真壁であらわしのデザイン、ぬり壁の家を偶然見つけた。
今までよりも400万円高い。
しかし、今決めようと思っていた住宅と見比べて考えた時、
奥様はあることに気づき、悲しくなったという。
「今まで見てきた住宅には、私たちはこの先一生は住み続けないだろう。」
しかし、今見たこの木の家には「一生住める。」
今は小さい子供たちだが、この子が育って独り立ちし家を出ても、
帰ってくる「実家」になるだろう。
将来お父さんと二人で少しずつ手直しをして、
ゆっくり「孫や子供の帰りを待っていたい家」が今ここにあると思えた時、
涙が出てきたという。
400万円高いなどというのは何の関係もなくなったそうだ。
 ※参照 日本住宅新聞 「ロスコ・佐藤のマーケティング交信 第6回」
そんな「木の家」を私も京都で建てたいと思う。
孫や子供をずっと待っていられる家を京都につくり、
京都の人にずっと住んでほしいと思う。