2011年9月24日

美味探究 part8 -新米編-


京都市左京区岩倉幡枝町 (正面に見える山は比叡山)
新米が出回る季節になった。
先日竣工したK邸近くでも、
ずっしりと実った稲が一面を黄金色に染めて、
秋風にザワザワと揺れている景色を目にする。
日本の美しく豊かな秋の風景だ。
米はいうまでもなく日本人の主食。
毎日食べるものだからこそ、
私は住まいと同じく、こだわりをもって安全なものを選びたいと思っている。
そこでよくお世話になっているのが、
左京区下鴨にある「はちぼく屋」さんだ。(「米」という字をよく見ると八と木だ。)

無農薬、減農薬栽培の米農家から直接仕入れている。
京都産はもちろん、日本の米どころ東北地方のものも多い。
今回の原発事故後の風評で、昨年産の米が手に入りにくく、
今年の新米が届くまでは品薄の日が続いているとのことだ。
そんな中、京都産、島根産と新米入荷の知らせを聞き、買い求めた。
こちらの店では、食べる時の米の鮮度も大事にしており、
少量ずつ小分けに買うことをすすめてくれる。
また、精米の歩合も細かく対応してくれる。

(玄米・3分づき・5分づき・7分づき・胚芽米・白米)
だから、いろんな産地の米の食べ比べはもちろん、
分つきの違いによる食べ比べもできる。
玄米で食べるなら、宮城産のササニシキが気に入っているのだが、
東北の新米入荷はまだ一ヶ月くらい先なので、
今回は、京都(丹後)産と島根(仁多)産のコシヒカリを小分けで買った。

精米で出る「米ぬか」も無料で分けてもらえる。
(無農薬の米ぬかは、ぬか床に欠かせないのでありがたい。)
玄米は一日水につけて、自家製「発芽玄米」にし、

竹炭を入れて炊き上げる。

ぬかがまるごと残っている玄米と、
ぬかで発酵させたぬか漬(自家製)は相性ばっちりだ。

漬物だけでも大満足。
今年はいろんなことがあったが、
日本に生まれたことのありがたさを感じ、
この旨味をかみしめる。