2011年12月16日

ボーイング787


(画像:ANA SKY WEB より)
今年、日本の航空会社にも導入され話題になった、
次世代中型ジェット旅客機 『ボーイング787』

「乗り心地の良さ」「静かさ」「省エネ」が注目され、
ニュースでも大きく取り上げられた。
従来機との大きな違いに、機体外部の「素材」がある。
これまでの主要素材が「アルミニウム」なのに対し、
新型787は、「炭素繊維」を使っているのだ。
この開発には日本のメーカーが大きく関わっている。
まさにMade with Japanの旅客機だ。
上空を長時間飛行する旅客機にとっての大敵は、
機体の腐食である。
従来機の機内湿度は5%以内に設定され、
内外の温度差による結露を抑えている。
(金属は極めて熱を伝えやすいため、内外の温度差があると
空気中の水蒸気が水滴に変わり金属を腐食する)
これまで機内の「乾燥」は、快適性においては欠点であった。
しかし、787機キャビン内の湿度は20〜30%にまで設定可能という。
炭素繊維が結露しにくい素材だからだ。
住宅においても、結露しにくく、腐食しにくい素材を使うことが大切だ。
そのためには、構造体に金属などの熱を伝えやすい材料ではなく、
木材など熱を伝えにくい材料を使うことが重要であることを示している。

787はエンジン後端のギザギザ型も特徴。
この形は、周囲の空気と排気を混ぜて
エンジン音を抑える効果があるのだという。
翼のしなりも、炭素繊維ならではだ。
「安全」「快適」「省エネ」
居住性における三大要素が
住宅だけでなくいろんな分野で進化している。
住宅の進化は、寒い冬こそ実感できる。
弊社1月の住宅見学会でそれを味わってもらえればありがたい。
https://isida.jp/event/index.php?e=32