2012年10月18日

日本の原風景


先日、岐阜県北西部、合掌造りの集落「白川郷」にも足をのばしてきた。
厳しい地形と気候風土の中で培われた生活様式。
日本における大型木造住宅の集落の典型を示す「白川郷」は
世界文化遺産にも登録されている。

茅葺の屋根が急勾配の山形をした合掌造り。

金属の釘やかすがいは使われていない。
「ねそ」がしめた屋根の骨格は風雪に強く、
年月とともに強度を増すという。
また、この規模の屋根の葺き替えとなると
村人総出の助け合いの精神がなければできない。

こちらは重要文化財となっている和田家。

今もここで生活を営みながら、内部を一部公開しておられる。
屋根裏には多くの生活用品が展示されていた。

黒光りする木材の艶が、何百年もの歳月と暮らしの重みを物語る。
展示品は、今ではほとんど見られなくなったものばかりだ。



当たり前だが、藁や木、すべて自然が作った道具だ。
昔の人々が当たり前に使っていたこれら生活用品を見ると、
なぜか懐かしさと感動がこみあげた。
外に出ると、
日本の原風景といえる景色が広がっている。


心落ち着く一日となった。