先日3月2日は、「モルダウ」作曲者スメタナの生誕200年でした。
先日3月2日は、「モルダウ」を含む連作交響詩「我が祖国」の作曲者であり、
「チェコ音楽の創始者」と称されるベドジフ・スメタナの生誕200年でした。
スメタナの人生には多くの困難がありました。
結婚後の三十代の頃、幼い娘三人と妻、父を相次いで病気で亡くします。
さらに晩年には感染症をきっかけに聴力を失いました。
その中で作曲されたのが「我が祖国」でした。
スメタナの生きた時代、チェコはオーストリア帝国の支配下にあったため、
チェコの国家独立を願う愛国心が込められています。
連作交響詩「我が祖国」は第一曲から第六曲の六つからなり、
モルダウは第二曲になります。
この雄大な楽曲を聴いて、一年に一度はこの国、私たちが住む日本について
深く見つめたいものです。
<参考文献:一般社団法人倫理研究所,職場の教養,3月号>