2010年9月6日

「聞きなし」

皆様「聞きなし」という言葉をご存知でしょうか
私もはじめて聞いたことなんですけど
 ほー法華経 (うぐいす)
 てっぺんかけたか (ほととぎす)
 特許許可局 (ほととぎす)
のように聞こえてくる音(声)を日本語に置き換えることを言います。
こんな表現けっこう多いんです。外国にくらべて日本は特に多いとか。
そうなら日本語は自然と一体になっている言語と言えるのではないでしょうか。
日本の文化の深さを感じる1コマです。

2010年9月2日

古い手水鉢


先日、会社の北側の植え込みの枝を植木屋さんに切ってもらいました。
きれいに切られた枝の下には、長らく使っていない手水鉢があります。
少しさびしい気がしたので、水を取り換え、金魚を三匹買ってきて放しました。

何か植木の空間が生き生きとした気がします。
今日から小さな心の交流がはじまります。

2010年8月10日

京都の夏に備えて

第一に京都のおもいっきり蒸し暑い夏。
京都は近頃花冷えから急に夏となる。
梅雨入りは6月10日ごろ。
祇園祭りの大きなイベント(7月17日)と共に梅雨があける。
梅雨時後半の相談事は、タタミ表面の湿気によるカビがある。
夏の陽ざしは強く、雨の日は少なく、夕立がときどき起こる。
夏の最高気温は、日本の中でも極めて高い。
39℃もたびたびである。
〜今までの京都のくらし〜
久しぶりの二人だけの休日。子供は田舎に行っている。
今日は朝早く起きて夫婦で映画を見に行く日だ。
ぐっすり眠れていないので朝起きても体がだるい。
映画を見るのは朝からが一番良い。
席もすいているし、静かにゆっくり見られる。涼しいのが何よりだ。
その後、気分良く二人で昼下がりのランチと決め込んだ。
二人で見た映画の話しをしながら車に乗り込む。
家に帰ったらゆっくり本でも読むか。そう思いながら玄関ドアを開ける。暑い。
急いで本を取りに小屋裏部屋へ向かう。
1階から2階そして小屋裏へ階段を一段づつ上がっていくにつれ、暑さが増していく。
もはや小屋裏は灼熱地獄である。
暑い2階の書斎で本を読むことはあきらめ、1階のサッシを開ける。
家のまわりのコンクリートやアスファルトを通った生暖かい風が室内に吹き込む。
さらにとなりの家のエアコンの室外器の熱風も押し寄せて来る。
こりゃたまらんとエアコンのスイッチを押す。吹付ける風で体を冷やす。
寝る前には寝室のエアコンを入れておく。
エアコンが切れた暑い部屋の中で私はいやな夢を見る。
ねむりが浅い。しかたなしに再びエアコンを付ける。
重い体を起して朝を迎える。いつものことだ。
TVが今日も暑くなると言っている。
これじゃ体がもたんわと私はつぶやく。
敷地の狭い京都で家を建てるには、高さ方向の空間の利用が重要となる。
私共の建てる住宅の半分が小屋裏利用のプランで家を建てられる。
その小屋裏部屋で夏の暑い夜もおやすみになれる家づくりを私共はしている。
そのためには1階と小屋裏の温度差を2℃以内にすることが家づくりに求められると思う。
京都の夏に備えて快適な住まいづくりのポイントは3つあると思う
1. 気密性(断熱性)
2. プランニング・・・空気の流れを意識して
3. 西、東窓の取り方とその対策
以上のことを考えれば、家じゅうを京都の夏から解放することが可能となる。
これは実感である。
〜石田工務店の家でのくらし〜
久しぶりの二人だけの休日。
映画も感動的だったし、ランチもおいしかった。
熱気に包まれた車に乗り込み、家に戻る。
玄関のドアを開けると、サラッとした冷気が体を包み込む。
いつもながら気持のいい家だ。
涼しいが風を感じない。
玄関から一番遠い小屋裏部屋でエアコンが一台静かに動いている。
階段を一段一段上がり本をさがすために小屋裏部屋に向かう。
涼しさがいつまでも体から離れない。
いつものように2階の書斎で本を読む。
充実のひとときが夕陽と共につつまれる。
この家に住んでからゆっくり寝むれるようになった。
夢を見ることも少なく、寝ざめも良くなった。
TVが今日も暑くなると言っている。
よし、今日もがんばるぞと心の中で私はつぶやく。
石田工務店の家でのくらしには、こんなドラマが繰り返されています。
京都のこの家ではどんな暮らしができるのか・・・
これが、石田工務店の高断熱高気密へのこだわりです。

2010年4月13日

グラスウールについてのお問い合わせ

石田工務店の無料メールマガジン「インターネット住宅講座」を見て頂いたお客様より昨日こういった質問がきました
「メールマガジンこれから住宅を建てる人必見! まちがいのない住宅を内緒で教えちゃいます 耐久性3 結露(3)でグラスウールなどのようにまわりの木材を腐らす心配とありました条件付きの土地を契約していまして断熱材がグラスウール10kgのところを16kgに変更していただこうと計画していたのですがグラスウールより発泡系の断熱材(ウレタンやスチレン)にした方が良いのでしょうか?」
この返信を本日お問い合わせの方にいたしました。同じように気になる方もいらっしゃるかと思いますので、返信内容をお伝えさせていただきます。
壁内結露の原因による木材の劣化を気にされているのであれば、
ウレタンやポリスチレンなどの発泡系の断熱材を使用した方が壁内結露の心配も少なく、安心です。グラスウールを10kgのやわらかなものから16kgのより密なものに変えれば
断熱性能は上がりますが、水分のため込みやすさはほとんど変わらないでしょう。
ただ、建築会社には 発泡系の断熱材を取り入れていない会社や、慣れていない会社があります。
建築条件付き土地の契約をされたということですので、その建築会社さんに変更できるか おたずねになってはいかがでしょうか。ただ、材料代としてはグラスウールに比べ高額になってくるので、当然建築費用が増加することをご承知下さい。
PS.壁内結露についてはグラスウールの取付方法や住まい手の生活の仕方により変わってきますのでこの点はご注意下さい。
今後のお幸せな生活を祈っております。」

2009年12月28日

住まいの成功・失敗・いろんな声をサポートします(8)

-お客様のいろんな声を想定してつくりましたー
○成功   玄関横の大型収納はつくって良かった。
玄関横に3畳弱の収納をつくり、外で使うものをいれてあります。長ぐつ、コートや三輪車迄何でも入れられます。扉があるので締めればすっきり。たいへん重宝しています。
設計コメント
 玄関横の収納の床の高さは玄関土間タイルと同じ高さにします。下部は重いもの、中ぐらいの高さは靴を置き、高いところは軽いものを置きます。
水分があるものを持ち込むので必ず窓か換気扇を設置して下さい。
○成功   あらゆるところに本棚をとりつけました。
本棚スペースはありがたいものです。本はもちろん小物を置いたり、カギなど仮置きしたりして使っています。壁の奥行きを使った本棚はスペースが有効に使えて大満足です。
設計からのコメント
 家のあらゆるところに本を置くことは、家族のコミュニケーションを深めることにもつながりおすすめです。構造上、強度を必要としない壁であれば、壁の奥行きを利用した本棚がつくれます。壁一面が本棚のような図書館のような部屋もおもしろいですね

2009年12月21日

住まいの成功・失敗・いろんな声をサポートします(7)

-お客様のいろんな声を想定してつくりましたー
×失敗   玄関にものが収まり切らない。部屋の広さを優先したあまり、玄関が最低限度の広さになりました。靴を入れるスペースも充分ではなくそれ以外の外で日常使うものを入れる場所は当然ありません。
設計コメント
 玄関スペースは収納スペースを含めてある程度の余裕が必要です。玄関収納は重いものを置くかっこうのスペースです、玄関スペースが狭いと家全体がどうしてもみすぼらしく見えてしまいます。
○成功   洗面脱衣室にタオル、下着、部屋着の収納をつくりました。
以前は入浴の度に部屋に下着を取りに行っていました。それが面倒だったので下着と部屋着の収納を洗面脱衣室につくりました。手間がかからず便利になりました。
設計からのコメント
 使う場所に使うものが収められていること、これが収納の基本です。このような生活スタイルを考えたくふうが生活を楽しくします。
 尚、洗面脱衣室は浴室のとなりにあり、湿気やすい場所なので換気には十分注意してください。
×失敗     奥が深い収納は使いづらい。
 収納が必要なので出来るだけ多く収納をつくったんだけれど、間口の割に深い収納ばかりで奥のものを取り出すのが大変です。
設計からコメント 
収納はスペースがあれば収納できるというものでもありません。奥行きは比較的浅く、間口が広く天井まで使える壁一面収納が理想です

2009年12月14日

住まいの成功・失敗・いろんな声をサポートします(6)

-お客様のいろんな声を想定してつくりましたー
○成功   将来仕切れる形で子供部屋をつくりました。
間仕切りの無い広い子供部屋空間で兄弟2人思いっきり走りまわっています。おもちゃ遊びも思い存分やっています。
設計からのコメント
 子供が小さいうちは、子供に個室は必要ありません。仕切った空間では親子のコミュニケーションがどうしてもとりにくくなります。
 子供が大きくなったら簡単に仕切れ、巣立ったら又、もとに戻せる将来を考えたプランづくりが重要です。
×失敗   LDKが広くて開放的なので暖房がなかなか効きません。
LDKをワンルームにして広くとったので部屋全体が思うように暖まりません。「廊下の戸を締めて」が口癖になっています。
設計からのコメント
 従来型の日本の住宅は断熱気密が充分でない為、間仕切ったその部屋だけを冷暖房することになります。そうなると部屋はなんとなく暖かいけど廊下が寒いということが起こります。
 これに対しわずかな暖房で家中が暖まる高断熱高気密住宅であれば、冷暖房の為の不必要な間仕切りをすることもなく広々とした快適なLDKがつくれます。
○成功   高い天井により居間が広々としました。
 リビングダイニングが少し狭く感じたので、梁をわざと見せて天井をできるだけ高くしました。そのことにより圧迫感がなくなり部屋が広くなったように感じます。梁がアクセントにもなり気に入っています。
設計からコメント
 思った以上に天井に空間があると部屋は広く感じられます。ほんの少しの工夫で空間にゆとりが生まれます。梁を見せる場合、梁を事前にきれいに削っておくことを忘れてはいけません。

2009年12月7日

住まいの成功・失敗・いろんな声をサポートします(5)

-お客様のいろんな声を想定してつくりましたー
○成功   キッチンから2階の子供の様子が感じられます
対面式キッチンの前には開放的な階段と吹抜けをつくりました。キッチンやリビングから2階の子供部屋の様子が伝わります。親子のコミュニケーションも前より良くなったかも。
設計コメント
 子供の生育に関しては家族の気配を感じられる空間づくりが大切です。この気配が子供の安心感を生み、優しい子供を育んでいきます。
 子供部屋の扉は開っぱなしにできるような引戸が良いでしょう。中の様子がわかるガラスやポリカ製ならベストです。
○成功   2階にもつくった洗面台が大活躍。
2階に洗面スペースをつくって大正解。2階のふき掃除の時、いちいち1階まで下りなくても済みます。朝も洗面台が2つあるので混雑せずスムーズに支度が出来ます
設計からのコメント
 場所的に余裕があるのなら2階の洗面台はおすすめです。階段を上がった階段ホールに設けるのが一般的です。
 ホールスペースを少し大きくとってその一角に洗面台を設けます。ホールスペースでするお子様の工作や絵画に重宝します。
○成功   洗面とトイレを一緒にして広い空間をつくりました。
 洗面とトイレを別々にとるスペースが無かったので思い切って一緒にしました。そうすると思ってた以上に便器まわりのスペースが広くなりました。子供も小さいので何かと助かります。
設計からコメント
 ものは考えようです。1つの空間を兼用するとスペースは広く使えます。間仕切りが少ない程、同じスペースでも広く感じることが出来ます。洗面とトイレを同じ空間につくることは加齢を考えたプランづくりの時にも考えます。介護や車いす使用の時にも使いやすいものです。

2009年12月1日

住まいの成功・失敗・いろんな声をサポートします(4)

-お客様のいろんな声を想定してつくりましたー
×失敗   吹き抜けのかっこ良さを優先してしまった
リビングに吹き抜けをつくったら冬は大変寒い。暖房をしても暖かい空気が上に上がり、足元が冷えてくる。間仕切りをもっとしっかりすれば良かった。
設計コメント
 従来型の日本の住宅に吹き抜けをつくることは大変難しいものです。冷暖房がきかない住宅が出来上がってしまいます。
 皆さんは高断熱、高気密住宅をご存知ですか。このタイプの住宅であれば反対に吹き抜けをうまく利用し、空気を行き渡せることによって、家全体を快適な空間につくり上げることができます。弊社では17年前からこのタイプの住宅に取り組んでいます。
△少し失敗   対面式キッチンにはこんな問題がありました。
対面式キッチンは子供の遊びや勉強の様子が見ていられるので、安心です。ただ、焼きもののにおいや煙りがリビングにもれてしまうのが難点です。
設計コメント
 家族、特に子供とのコミュニケーションに関して対面式キッチンは優れています。
ただ、対面式キッチンの場合プラン上フードまわりの空間が壁付けキッチンに比べ空いてしまいます。それによりにおいや煙がより広まることが考えられます。
そこで調理のにおいや煙の広まりにくいIHクッキングヒーターがおすすめです。キッチンまわりの掃除もぐっと楽になります。
○成功     リビング続きの和室が大活躍
 リビングの横に和室をもうけ、障子を開けるとつながる間取りにして大正解。畳の上で安全に遊んでいる子どもを見ながら安心して家事が出来ます。
設計からコメント
 障子などの引き戸でリビングに和室をつなげると開けた時に広々として空間にゆとりが出来ます。畳の部屋がリビングの横にあれば、ご主人が食後にゴロッと横になることができますし、(もちろん奥様でもかまいません)来客の寝室がわりにすることもできます。

2009年11月21日

11月23日 イベント満員御礼のお知らせ

弊社主催で企画致しております
2009年 秋の感謝祭
「笑」・「食」・「住」を楽しむイベント
について、
お陰様を持ちまして第1部、第2部共に、
多数のお申し込みを頂き、定員となりました。
この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げますと共に、
当日お越し頂きますお客様に楽しんで頂けますよう
万全の準備を整えていきたいと思います。
㈱石田工務店 代表取締役 石田 泰久

Webからお問い合わせ 0120-296-481