2022年12月16日
築20年の木造軸組工法住宅の外部修繕メンテナンス工事の、着工前から現在までの工事の進行状況
暮らし家守りをサポートするマザーハウス石田工務店、社長の石田です。
右京区嵯峨I様邸の築20年の木造軸組工法住宅の外部修繕メンテナンス工事の、着工前から現在までの工事の進行状況をより詳しくまとめました。
バルコニー部分外壁に雨じみがあります。
その部分をバルコニー内側から見ると床デッキ上部の壁に黒いしみがあります。
南側バルコニーの床全面はデッキが敷きつめられています。
反対側の奥コーナー壁面にも黒いしみがあります。
床デッキをはずしてみると金属の骨組みと壁に囲まれたところにバルコニー屋根のトユが下りていました。
強い雨の時は雨水が排水できず、あふれていると思われます。
したがってバルコニーのデッキと骨組みを撤去して雨水の流れを良くすることになりました。
骨組みの下は色が変わり弱くなっています。
バルコニーの黒ずみ直下の和室の雨もりの被害跡です。
まず雨もりを止めないといと始まりません。
外壁と屋根メンテナンスの為に東西南北4面の足場工事が始まりました。
足場が完成し、シートが張られました。
外壁とトユの塗装、屋根の洗浄が終わりました。
南側バルコニー立上り(床すぐ上の壁)に水がまわっていました。取り替えが必要です。
2か所は曲線部分になるので難しい工事になります。
北側小バルコニー2か所も端部の防水が切れ、防水層下に水がまわっていました。
大工が下地の板を張り替えます。
白い木が張り替えた部分です。
大工工事を終えると防水工事が始まります。
見えないところは悪くなっていると気が付きにくいので要注意です。
皆様も少しでも早い対応をして下さいね。