2013年2月24日
美味探究 part19 -牡蠣づくし 編-
寒い日は、あつあつの鍋料理で体をあたため、
また具材もなるべく栄養のあるもので体力をつけ乗りきりたい。
冬の味覚、牡蠣の旬もそろそろ終盤だが、
質のいい真牡蠣を少し多めに仕入れたので
定番の土手鍋を含め、5品を作った。
良い食材は少しずつでも違う味わいで楽しみたい。
牡蠣の下ごしらえで必ず使うのが
「大根おろし」だ。
これで牡蠣を洗うとぬめりや臭みがとれ、
牡蠣の身もぷっくりとする。
さて下準備一品目は「牡蠣ごはん」用。
生姜と調味料を入れた煮汁で牡蠣に火を通しておく。
基本の昆布だしも隣でスタンバイ。
煮汁とこの昆布だしでごはんを炊く。これで一品目の準備完了だ。
牡蠣はごはんが炊きあがってから軽く混ぜ合わせればよい。
二品目は「牡蠣のオイスター炒め」
「牡蠣には牡蠣を」のパターン。
三品目はシンプルな「酒蒸し」
味付けは塩と、香りの柚子のみ。
こってりした味付けとあっさりした味付け
二種類を楽しむ。
四品目は「牡蠣フライ」
これも肉厚の牡蠣を仕入れた時にははずせない一品だ。
牡蠣フライ、牡蠣ごはん、土手鍋、とあつあつを食べられるように、
すべて出来上がり時間が同じになるようにする。
今シーズンは牡蠣もこれで食べおさめだろうか。
別れを惜しむような牡蠣づくしの食卓だった。