2013年10月21日
自然観察会-2013年秋-
マツムラソウ 【絶滅危惧ⅠA類の希少種】
京都府立植物園が試験的に栽培している「マツムラソウ」の開花
初公開の姿にタイムリーに出会うことができた。
先日、弊社お施主様であるT様主催の
「自然観察会」に参加させていただいた。
T様が京都府立植物園で定期的に開催している観察会だ。
この日は空に絵に描いたような雲が浮かぶ爽やかな秋晴れ。
終盤だったがコスモスもきれいだった。
穏やかな陽気に
昆虫たちも心なしか動きがおおらかに見えた。
カメラを近づけても逃げない蝶
人懐こいようなカマキリ
T様主催の自然観察会には
毎回リピーターの方も多く、皆様ほんとうに熱心だ。
昨年の秋の観察会は11月中旬だったため、
紅葉シーズン真っ最中だったが、
今年は色づく前。
だが、紅葉シーズンには見られない
植物のまさに「実りの秋」へのダイナミックな営みを改めて見ることができ、
勉強になった。
子供たちに馴染みのある「どんぐり」
今まさにそのどんぐりが大きくなろうとしている時期だ。
また、あちらこちらで見かける秋の草花はどこか可憐で心に残る。
三葉空木(ミツバウツギ)の風船状の実がめずらしい
このような機会がなければ
見過ごしてしまいがちな植物ばかりだが、
冬に向けての準備を毎年着実にこなし
一生を同じ場所にとどまりながら、
健気に生命を全うしていることに感動する。
T様の自然観察会は
次回、12月1日(日)
京都府立植物園北門前 am10:00 集合 am11:30 終了予定(申し込み不要)