2009年10月26日

住まいを料理する

私は家でしばしば料理をつくります。実は料理と住まいづくりはたいへん似ていると思うのです。どんなところがって、それでは比べてみましょう。住まい造りを料理に例えてみるとこうなります。
おいしい料理を作るには、3つの要素が欠かせません。
まず、新鮮な材料。
そして、正しいレシピ。
さらに、もう一つは何でしょう?
そうです。
腕の良い料理人です。
この3つがすべてそろわないと本当においしい料理はできませんよね。
もし、材料が腐ってたら?
たとえ正確なレシピで、超一流の料理人が作ったとしても食べられません。
もし、いい加減なレシピだとしたら?
3つ星レストランのシェフが新鮮な材料を使ったとしてもおいしくはないでしょう。
では、最高の材料と完璧なレシピがあれば、すばらしい料理ができますか?
答えは、もちろんNOです。
それは、料理人の腕しだいだからです。
調理する人によって味は違ってきますよね。
住まいづくりにおける食材は建築材料です。
粗悪な材料や有害な物質を含んだ材料ではなく、自然素材を使ってる。
住まいづくりにおけるレシピは設計図です。
もちろん正しく構造計算された、みなさんがそれぞれ満足いくプランです。
住まいづくりにおける料理人は施工者です。
いくら良い材料ですばらしいプランでも、施工がまずければ良い家はたちませんよね。
建築材料、設計図、職人3拍子そろうことが重要です。
厳選された材料、よく話しを聴いてくれる建築士によるプランニング、熟練の職人。
この3つが住まいづくりの重要なポイントです。
皆さん家を建てる時は、この基準ですすめて下さいね。必ず、納得できる住まいになります。

Webからお問い合わせ 0120-296-481