2018年10月11日
シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.2 キッチンはI型か2列型かL型か
食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・
![](https://isida.jp/contents/wp-content/uploads/2018/10/s140-01_ishida-83.jpg)
食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。
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No.2- キッチンはI型か、2列型か、L型か・・どれが良いのか
![](https://isida.jp/contents/wp-content/uploads/2018/10/cf2cf715897ae648a9e839b7934ef2e9.jpg)
これもよく受ける質問です。
キッチンスペースは4帖から6帖で設計することが多いのですが
その中に冷蔵庫や食器棚等を置くとなると(シリーズNo.1参照)
限られた空間内での設計になってきます。
結論を言うと、
私がおすすめするのはI型もしくは2列型です。
L型はどうしても角の部分が使いにくいスペースとなり
空間を有効利用しているとは言えません。
ただ、I型にしても2列型にしても
おすすめする前提条件があります。
I型は長さが3Mを越えると横移動が長くなり
使い勝手が悪くなります。
長さは3Mまでにすると良いでしょう。
2列型は近年好まれる型ですが
2列にシンクと調理器が分かれているタイプは
おすすめしません。
なぜなら、
洗った食材を調理器に運ぶ時に
通路部分を通過し、通路に水分が落ちるからです。
シンク、調理器が横一列タイプならば
食材は横移動し、通路に水分が落ちることはありません。
2列型で私がおすすめするのは、
1列に配膳スペースと
エレクトリックタワー(電気調理器設置スペース)を
設けるキッチンデザインです。
シンクが
ダイニングに向いているのか壁に向いているのかは
家族構成や使う人の好みで決めていいと思います。
ただただ流行りだからということで
大切なキッチンの配置を決めるべきではありません。