伊勢神宮

伊勢神宮を参拝してきた。
今年は式年遷宮祭のクライマックス、
「遷御」の儀が挙行される年である。
つまり二十年間慣れ親しんだ宮々に
感謝を込めてお別れの参拝をする機会でもあり、
次の二十年への祈願も込めて感慨深い参拝となった。
慣例に従って、外宮から参拝。

時を超え古代のたたずまいを今に伝えている神聖な雰囲気に
京都の寺社仏閣でさえ近代的なものに感じられる。
遷宮の年、二十年の風雪を耐えて役目を終える姿を拝ませていただいた。

伊勢神宮の正式名称は「神宮」というそうだが、
日本の原点とも結びつく
日本人の心のふるさとでもある。
この神宮へ、毎年1月4日、
内閣総理大臣が公式参拝するのが恒例となっているそうだ。
実は私が参拝したのも4日。
総理大臣よりも先に到着していた民主党代表陣と
外宮の参拝が同時というタイミングだった。

(海江田さん、細野さん、後方に岡田さん)
そして天照大神を祀る我が国で最も尊い宮とされる「内宮」へ。
正月三が日を過ぎてもこの人出だ。(御正宮前)

内宮の参拝を終えて敷地内の他の宮々を参拝していると
今度は内宮の参拝を終えた安倍首相と参道で遭遇した。

(SPの数がすごい)
「お伊勢参り」の参詣者を昔から迎え入れてきた
内宮前のおはらい町。

江戸時代の「おかげ参り」の風情を思わせる
正月らしいにぎわいだ。
時代が変わっても、日本人の心は変わらないのだろう。


















































