2011年7月5日

美味探究 part3 -羊肉編-


京都市内、河原町通今出川を上がったところに
「豆餅」で有名な老舗和菓子店『ふたば』があるが、
そこからさらに30mほど北に行くと、
生のラム肉が手に入るミートショップ『マイスター』がある。
時々行く店だ。
生のラム肉1枚350円(お手頃価格)。
先日も立ち寄って、ステーキ用に3枚買った。

さて、最近ラム肉の臭み消しに重宝しているのがこれだ。

定番の「ローズマリー」と、
最近見つけたハーブ入りソルト「イタリアン・ハーブミックス」。
イタリアン向けだがラム肉にも合う。なかなか便利だ。
これらをラム肉にまんべんなくふる。

後はシンプルに焼くだけだ。
油をひき、最初はやや強火でしっかりと焼き色をつける。

私の場合、裏返した後、必ず余分な脂を拭き取る。

その後、弱火で仕上げておく。

一方、ラム肉に添えるソースも準備しておく。
赤ワインに甘味を加え、煮詰める。

(煮詰める作業はやはりIHの「タイマー」使用)
ソースとマスタードを添えてラム肉のステーキできあがり。

2011年7月1日

ヨットハーバー


先日所用で神戸に行った帰りに、
夕暮れのヨットハーバーに立ち寄った。
波はとても穏やかで、美しい風景がそこにあった。
今回の震災で恐ろしい一面をみせた海。
それが信じがたい。
結局人間は、
自然の脅威にさらされ、
また同時に、自然に守られている。
美しい風景から、そのことをしみじみと感じた。

2011年6月28日

日本人の感性の豊かさ

日本人のDNAの中には、いくつもの「赤」色がある。
英語では一口に「RED」だが、
日本人の感性が、「赤」を多様に表現させている。
茜草の根からとる「赤」
紅花からとる「紅」
茜草の根と紫草から生まれる「緋」色。
豊臣秀吉が利休に造らせた「黄金の茶室」には、
この「緋色」が使われている。

(写真はpenBOOKS茶の湯デザイン2009より抜粋)
一見、派手に思われるが、
緋色の畳、緋色の障子が金色を包み込んでいる。
色に対する意識の深さ、
日本人の感性の豊かさを感じさせる。

2011年6月24日

美味探究 part2 -実さんしょう編-


山椒の実は6月が旬だ。
蒸し暑くなるこの時期、山椒の香りとピリッとした辛さが料理を引き立てる。
やはり旬のものは旬の時期に食べるのが一番美味しいと思う。
先日店頭に並んでいた青々とした枝つきの山椒の実を山盛り買った。
枝から実をはずす地道な作業により、

大量の「実山椒」を仕上げることができた。

京都では、実山椒といえば、「ちりめん山椒」が有名だが、
やはり、旬の食材と合わせたい。
まずは、こちらも今が旬の琵琶湖産「子鮎」

これを実山椒と煮つける。

IHのタイマーは、煮詰める作業で焦がす心配がなく便利!
子鮎の山椒煮でまず一品。

ちなみに旬の子鮎はもちろんシンプルな「塩焼き」でも味わったが。

その後、
茄子と豚肉の冷製煮に使ってみたり、

定番、うな丼に粉山椒とともに使ってみたり、

ハモとみょうがの吸い物に入れてみたりした。(なかなか美味だった!)

すべて実山椒がいい感じで効いていて、
さすが「小粒でもピリリと辛い」名脇役だ。
保存用に一部は昆布と佃煮に。

だが実山椒はまだまだ残っており、
山椒三昧の日々は続く。

2011年6月22日

0.9ミリ


シャープペンシルの替芯を買いに行くと、
店頭には「直径0.5ミリ」「HB」のタイプが圧倒的にたくさん並んでいる。
ということは、世の中ではこのタイプのシャープペンシルが主流ということなのだろう。
だが、筆圧の強い私には「0.5ミリ」はどうも頼りない。
それなら鉛筆の方が書きやすい。
だが、鉛筆だと常に削らなければならない弱点がある。
そこで以前から愛用しているのが、直径0.9ミリタイプのシャープペンシルだ。
これはもともと製図用のシャープペンシルだが普通の文具店にも売っている。
(数は少ないが)
私が使っているのはペンテル PG1009 グラフ1000。
持ち心地も良いが、芯の適度な太さ、安定感は鉛筆以上で素晴らしい。
何故、すぐ折れそうな「0.5ミリ」が主流なのか不思議だ。
ちなみにマークシートのような塗りつぶし用には
「1.3ミリ」タイプの極太タイプがおすすめだ。
鉛筆を何本も用意しなくてすむ。

2011年6月18日

美味探究 -からあげ編-


私は自宅でよく料理をする。
料理では下ごしらえ、下準備を大事にしている。これでほぼ味が決まるからだ。
あとは、段取りとリズムでいっきに仕上げる。
さて、私流からあげの場合。
下ごしらえ その①
【鶏肉を塩水で洗い、10秒熱湯にくぐらし、冷水にさらして冷やす。】
 塩水
 熱湯
 冷水
これで鶏肉のぬめりや臭みがとれる。
下ごしらえ その②
【鶏肉にしっかりと味をつける】
使う香辛料はあらかじめ調合しておく

(全て使った香辛料。右端は豆板醤。)
私のいちおし香辛料は「五香粉」

これを入れると名前の通り香りが格段に良くなる。
調合した香辛料を鶏肉にふり入れ、

牛乳を加える。臭みが抑えられるだけでなく、肉がやわらかく仕上がる。

そして最後に醬油で味をつけ、ごま油で風味を出す。

手がこんでいるように見えるが、ここまでの作業で約5分。
これで下準備完了。
あとはこれを4時間ほど冷蔵庫でねかして味をしっかり浸み込ませる。
揚げる直前に小麦粉をまぶし、

よくまぜる。

(私の場合サクッとまぜるのではなく、小麦粉に粘りが出るまでまぜる。)
そして、170度設定で揚げる。

IHは温度が常時一定になるので、調理しやすい!
細かい泡になり、高い音が出てきたら、
できあがり。

2011年6月14日

Yes,we CAN DO!


Tシャツを買った。
今まで遠くに感じていた東北地方だが、
こんなに身近に感じられるようになった。
6月半ばとなり、そろそろ黒潮にのったカツオが宮城県沖に訪れる時期だ。
初カツオが、漁港に賑わいをもたらしてくれることを期待したい。

2011年6月5日

はとマーク


この赤と緑の「はとマーク」をご存知だろうか。
これは、「(社)京都府宅地建物取引業協会」のシンボルマークだ。
この協会は、名前の通り不動産売買の専門家が集まる協会で、
石田工務店も所属している。
どうしても閉鎖的なイメージがある不動産業界について、
少しでも親近感を持ってもらうための草の根運動的取り組みとして、
三年前から、北区と右京区の会員で地域のイベント「北区民春まつり」に参画している。
毎年このイベントの会場は石田工務店のすぐ近く、船岡山公園。
例年1万人超の来場者がある。
本日開催された「北区民春まつり2011」。天候に恵まれて多くの参加者で賑わった。
実行委員会会長 池坊由紀さんの挨拶

そして門川市長の挨拶でイベントが本格スタート。


我々の参画内容は、「不動産無料相談会」。
子どもたちに喜んでもらえるよう、
会員が袋詰めした500個のお菓子セットは午前中にはなくなり、大盛況だった。

安心と信頼のこの「はとマーク」、ぜひおぼえていただきたい。

本日午後からは、
弊社主催の「京都の住まい講座」を行った。
いろんな方とふれあえた充実した一日となった。

2011年5月28日

PRAY FOR JAPAN


震災の夜、避難所で20歳の大学生が、世界からのPRAY(祈り)をWebサイトに集めた。
震災発生のわずか12分後からメッセージが届き始めたのだという。
そしてそれが一冊の本にまとめられて出版されている。
日本全国、そして世界中から届いたメッセージや写真を改めて目にすると、
この国を誇りに思う気持ちが強くなる。
1冊952円(税抜)。
この本の印税は全額、復興のための寄付にあてられるのだという。
4月に第1刷が発行され、5月すでに第2刷が発行されている。
私はこの本を、ある方からいただいた。
その方は一人で1000冊を買い、全部を知り合いの方に配られた。
一人一人の行動が、
この素晴らしい日本をつくっていることを実感した。

2011年5月24日

住宅履歴

1995年の阪神淡路大震災では多くの工務店も被災し、
被災住宅の改修は遠方の業者が請け負ったという。
だが、その後のメンテナンスについては、当時の遠方の業者に頼めず
「どこに頼んでよいか分からない」というケースが目立ったようだ。
通常、住宅のメンテナンスは、その住宅を施工した業者が行う。
構造を知りつくしているからだ。
別の業者に依頼すると、調査に時間がかかるうえ費用もかかる。
いつ、どんな部材を使い、どのようにして建てられたのか。
その図面や関係書類が『住宅履歴』としてデータ化され、
長期に保存、そして容易に参照できれば
住む方、依頼される工務店、双方にメリットだ。
実は今日(5/24)の讀賣新聞朝刊「くらし面」で、
我が社の『住宅履歴』に関する取り組みが紹介されている。

我が社の住宅履歴データは、
第三者機関であるNPO法人「住宅長期保証支援センター」にて保管されている。
お施主様にもパスワードが発行され、いつでも閲覧可能だ。
これにより、維持管理や改修がしやすく、
さらには中古物件の流通を増やすことにもつながるだろう。
愛情をもってつくりあげた住まいが、
より永く使ってもらえるようになれば大変嬉しい。

Webからお問い合わせ 0120-296-481