2012年3月24日
実直な生き方
日経新聞朝刊の人気連載コラム、『私の履歴書』。
1ヵ月単位で著名人が自分史をつづっていくコーナーだ。
今月は大和ハウス工業会長の樋口武男さんが執筆している。
激動の時代に、大和ハウスを業界一の企業につくりあげられたのが
樋口さんだ。
実は数年前、樋口さんが京都で講演をされた折、
名刺交換をさせていただいたことがある。
その時の印象を今でも鮮明に覚えている。
大変腰が低く、丁寧な方だった。
名刺を渡すと、
「工務店の方ですか。いいですね。私どもはかなわない。」
とおっしゃった。
大社長がこんなことを言われたのには驚いた。
実直な方だと思った。
昨日(23日)付の『私の履歴書』では、
<役員や支店長に「最大のライバルは地場の工務店だ」と伝えた>
と書いてある。
工務店 vs. ハウスメーカー
よく比較されるところでもあるが、
大事なことは、家づくりに対する熱意だ。
その熱意が、
お客様の望みを叶える住まいをつくりあげる。
これからも地域の工務店として、
末永く喜んでいただける住宅づくりを
信念を持って続けていきたいと思う。