2019年9月10日
シリーズ「食を楽しむキッチンのつくり方」No.13 キッチンの場所について
食が生み出す心豊かで健康的な暮らしを実現するために・・・
食と料理をこよなく愛する、わたくし石田が
「食を楽しむキッチンのつくり方」についてシリーズでお伝えします。
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No.13- キッチンの場所について
人類が誕生してキッチン(食事をつくるところ)は
戸外や家のまん中、住まいの北側など、
いろいろな場所に存在してきました。
現在はというと、キッチンは大変重要にあつかわれるようになり、
住まいの中心的存在になったと言えるのではないでしょうか。
ただキッチンはもちろん単体で存在するのではなく、
ダイニングつながり、更にリビングに広がっていく場合が多くなっています。
キッチンがどこにあれば便利かというと、それは1階だと思います。
買ってきた食材を2階に運ばなくてすむのですから。
ただし、NO.11で話したように狭小敷地で明るいキッチンをつくる場合は、
2Fである方がいいでしょう。
結論を言うと、キッチンは1階、2階どちらかになりますが、
とても大事なことは、キッチン階に水まわり(洗面、洗濯、浴室、トイレ)の全てと物干しを配置することです。
このことは家事導線から考えてたいへん重要です。
水まわりが各階に分かれていれば、階段を何度も上り下りすることになり、家事の手間がはるかに増します。
ゆったりと家事ができるかは、このことを考えて住まいをつくったかどうかで決まると言っても言い過ぎではありません。