2011年8月24日
クリーンエネルギー
関西電力蹴上発電所 (明治45年完成の屋舎)
京都市内、東山のふもと南禅寺近く、ウェスティン都ホテル向かいに、
関西電力の蹴上発電所がある。
今も現役の「水力発電所」だ。
琵琶湖疏水を利用して明治期に完成した発電所。
その後、原子力発電の時代になっても、
地道に京都の真中で電気をつくり続けている。
生産量は他に劣っても、温室効果ガスを出さず、運転コストは最小限、
クリーンな自然エネルギーだ。
永年の功績と先人の偉業を今さらながら讃えたい。
すぐ近くには琵琶湖疏水記念館。(岡崎)
京都市はこの岡崎地区で、自然エネルギーによる電力自給を計画しているという。
岡崎は平安神宮を正面に美術館や動物園、京都会館などが立ち並ぶ文化ゾーンだ。
エネルギー資源や省エネルギーについての関心が高まっている昨今。
私達は何ができ、何をしなければならないのか。
住宅でも「省エネ住宅」「太陽光発電」などの普及が急速に広がっている。
お客様の意識も高い。
私はこれからも、住まいづくりの「半歩先」を歩む工務店として
社会に貢献したいと思っている。