2012年10月28日
あなたの夢は何ですか?
先日、所属する経営研究会の勉強会で
京都で活躍している詩人、きむ(木村行伸)氏の講演を聴かせていただいた。
芸大卒のきむ氏は、
「ロフト」や「イノブン」といった関西の人気雑貨店に置いてある
ポストカードでもお馴染みの作家だ。
彼が編集した書籍『1歳から100歳の夢』の最初のページにはこの文字。
この問いに対する、1歳から100歳までの100人の夢が、
この本1冊に詰まっている。
同じ時代に生きる様々な世代の人たちが語る夢を
年齢順に追って見ていくと、
それぞれのライフステージでの思いの変化が見てとれる。
ページをめくるごとに、リアルな夢も変化していく。
きむ氏が言うには、
人は「夢」を尋ねられた時、
35歳くらいまでは「夢」をテーマに語るが、
35歳〜70歳では「幸せ」をテーマに語り、
70歳を超えると「感謝」がテーマになるのだという。
また、いくつになっても夢や目標を持つことが大事で
そうすることで人はイキイキと元気になるのだという言葉をいただいた。
さて、この本の最後のページは
100歳の方の夢だ。
この方がおっしゃるに、
これまで100年生きてきて、
人生にも「春夏秋冬」の四季があることが分かったのだという。
私も「人生の四季」を味わい楽しめるほどの豊かな人間になりたいものだ。
講演後、きむ氏にこんな言葉をいただいた。
皆が夢を持っていると、世界の平和にもつながるのだという。
その言葉の力を信じたい。