2017年10月23日

台風の爪痕

昨夜から今朝にかけて台風が京都に近づいた。
和歌山おきを通過したということなので距離はあったが、
950ヘクトパスカルの特大の台風ということもあり、
夜中の風雨、特に風は凄まじく、久々に眠れない夜を過ごした。
9月17日に京都のほぼ上空を台風が通過した時は
目立った被害は少なかったが、
今回は違った。
今日は朝からひっきりなしに電話がかかってきた。
樋の外れ、屋根波板の割れや吹き飛び、雨漏れ等々・・
いかに台風の勢いが強かったかを思い知らされる。

車を運転していた時、大きな台風の爪痕に出くわした。
北区紫明通りの大木が根こそぎ倒れていたのだ。


道路は通行止めになっており、作業員が木の撤去を始めていた。
根と共に地面がめくり上がった状況は今まで見たこともないものだった。

車道2車線と歩道をふさいだこの木による人的被害がなかったことを祈る。

台風や地震など、自然の猛威の前では人は無力だと感じることは多いが、
建築(住まい)をつくっている私としては、
その自然の力から人を守ることが仕事である。
自然の猛威という環境に対応した住まいづくりが
近年ますます求められていると思う。
智恵を絞り技術や工夫を加えた安全な住まいづくりを
さらに加速させていきたい。

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